Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

駅前ラーメン@千葉駅前 実は実力派?!屋台から生まれた面白いお店!

はい。

久しぶりに、『駅前ラーメン』に戻ってきました!

2011年12月以来、3年ぶりの再訪です

このお店、すごい魅力的なんですよね。なんだろ、博多にいるような?!

屋台のような、店舗のような。再開発がすすむ千葉駅前で唯一残された昭和な場所?!

あるいは、新宿の思い出横丁のような?!?!

なかなか若い子たちには敷居が高いお店だと思いますが。。。

でも、このお店のラーメンが、なかなか渋いんですよねー。

音楽的には、SIONの香りのするお店的な?!?

さて、メニューです。

変わりないですねー。全然、変わってない。

値段も変わってない。もちろん雰囲気や世界観も全然変わってない。

きっと、これからも変わらない。良くも悪くも、ずっと変わらないお店。

でも、それでいいお店。

今回は、チャーシューメン+ネギ増しを注文しました。

 

見てください! このヴィジュアル。

そそるでしょ?! そそるでしょ!?

美しいでしょ?! 

お店自体は、この界隈では間違いなく「きたなシュラン」レベルなんですけど、、、

ここのラーメン、何気に、すごい個性的ですよ。

たっぷりの背脂をスープになじませた甘みのあるストレートな醤油ラーメン。

あっさりとしたラーメンなんだけど、甘みがあって、どこか攻撃的。でも、優しい味わいで。

屋台時代を含めると、もう20年以上のキャリアをもつ店主さん。

だから、全くのブレも迷いも感じられません。

「これが、俺のラーメンだからさ」、という声が聞こえてきそうです。

そして、特記すべきはメンマ。この界隈では最高レベルに美味しいです。

チャーシューはぼそぼそとしたタイプ。スープのダシで煮込んだお肉かな、と。

今のラーメン店のチャーシューとは異なる、昭和なチャーシューになっています。

麺のゆで加減も抜群で、どこか「匠」な感じさえします。

そして、こちらが、とんこつラーメン。

こちらも、本当に美しいですよね!!!!

味は、、、ふふふ、食べてみて、実際に感じてください。

***

駅前ラーメン。

きっと、ラーメンフリークや若い人からすれば、最も縁の遠いお店のように思います。

でも、ここには、間違いなく「伝統」があります。

否定できない歴史の重さがあります。そして、人間の生きる悲哀があります。

暗い悲哀じゃないんです。なんか、力のある悲哀がこのお店にはあるんです。

千葉には、もうこういうお店はほとんど残っていないんじゃないかな?!

食べ物って、どの食べ物にも、それぞれの長い歴史があるんですよね。

そういうのを、ダイレクトに感じられるのが、このお店かな、と。

イマドキのラーメンに疑問を持ち始めたフリークさんなんかにおススメのお店かな、と。

流行りのお店やら、美食家に絶賛されるお店やらは、たしかに美味しい。

でも、それだけが、食べ物の全てじゃない。

僕らは、食べて生きている。食べないことは、すなわち死を意味する。

僕らは食べる存在であり、食べる以上、動物なんです。

その、動物的な存在である「自分」を感じるような瞬間もまた大切じゃないかな、と。

人間も、所詮は動物。食べて生きるしかない。

そういうベーシックなものが、このお店にはあるのかな、と。

コメント一覧

kei
都賀人さん

こんにちは。いつも貴重なコメントをありがとうございます!

交通事故ですか、、、涙 御無事であればよいのですが、、、

僕も、このお店の再開については注視したいと思います。で、再開したら、行ってみたいと思います!

ありがとうございました!
都賀人
駅前ラーメン
ずーと、休みなく働いていた店主ですが、シャッターに張り紙が。
「交通事故の為しばらく休みます。」
再開願います。
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