世川行介放浪日記

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新潟県知事選の結果に。

2016年10月18日 18時59分02秒 | 自選 時々への発言


     新潟県知事選の結果に。  




 新潟県知事選が、野党共同候補の勝利で終わった。
 仕掛け人の小沢一郎たちは、さぞ満足感いっぱいの笑顔でいることだろう。


 数日遅れの言及になるが、
 少し書き残しておくことにする。



 僕は、早い時期に、自民党筋の選挙実動体の幹部から、
「間違いなく、こっちが勝ちますよ。」
 と聞かされていたので、
 自民候補の敗北には、正直、ちょっと驚いた。


 結果が出てから、その彼に、敗北の原因をあれこれ聞いた。
 その内容をここにいちいち書く気はないが、
 なるどな、と思うことがいろいろあった。


 この新潟県知事選の結果によって、
 これから、
 自民に勝ちたい弱小野党陣営は、
 保革白昼時代の公明党。という意味合いにおいて、
 反自民陣営内で、共産党の<公明党化>を許すのだな、
 と思った。


 言葉面だけに気をつかう民進党の頭空っぽ幹部たちは、
 共産党との政策協定、などいう言葉を使うが、 
 こんな発言は、カマトトの発言にすぎない。


 選挙で票が欲しく、
 だけど、共産党の協力なくして選挙に勝てない、
 と自覚した候補者は、
 表向きの政策協定などする前に、
 実質的には、共産党の政策を是認せざるを得ない。
 もっと言うと、
 共産党が反対する政策は口にできない。
 つまり、共産党に選挙協力を仰いだ時点で、「政策協定」は出来上がっている。

 こんなことは、子供でも分かる理屈だ。


 安倍政権が、強烈な大多数を取るまで、
 自民党が公明党へ配慮して来たのは周知の事実で、
 公明党の大好きな、阿呆極まりない「地域何とか券」というのを、何度かばら撒いたものだ。

 いま、
 いつでも棄てられかねない場所に追いやられた公明党は、
 それまでの、「俺たちがいないと困るだろう路線」から、「自民を理解しよう路線」に路線修正し始めている。
 その姿は、見ていて滑稽なくらいだ。


 しかし、
 野党陣営では、逆に、共産党の<公明党化>が始まる。
 皮肉な話だ。


 かつて、
 正確に言うと、1994年、
 自社さきがけ政権という、戦後日本で一番愚劣な政権が誕生した時、
 小沢一郎を思想的に徹底擁護していた江藤淳という優れた文学者が、


   「(旧)社会党が保守(=自民党)化したのではない。
    自民党が社会党化し始めたのだ。」


 と看破して、
 僕たちを、ハッとさせた。
 江藤淳に教えられて政界を見つめ直した僕などには、
 当時の野中広務という政治家の言動こそが、「自民党の社会党化」の象徴と見えた


 江藤淳の顰(ひそみ)に倣(なら)って言うと、
 今後、野党陣営は、
 共産党が民進党化するのではなく、
 反自民諸政党が<共産党化>していく、
 そんな日が来るだろうな、
 と、
 僕には思える。


 保守票の獲得のために党名まで変更した。と言った小沢一郎は、
 野党陣営の<共産党化>の立役者になった自分に、
 いま、何を思っているのだろう?

 一度聞いてみたいものだ。





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