世川行介放浪日記

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詐欺被害者にならないための心得 3

2017年06月28日 12時57分19秒 | 港区詐欺集団の解明


   詐欺被害者にならないための心得 3




 僕のところに、詐欺師青山俊夫こと青山敏夫に「やられた」人たちから、
 たまにメールが来るが、
 そのやられ方を読むと、
「やっぱりね。」 
 と、納得させられる。


 どれもこれも、法スレスレで、「犯罪!」と断定できない手口なので、
 いちいちの事例はどうでもいいことだが、
 その根底に流れている、詐欺師特有の話術は、詐欺犯罪研究に値する。


 
     詐欺被害に遭わないための心得3


     詐欺師は、人の一番の夢を煽る。




 人は誰しも、「夢」と呼ぶものを持っている。
 その夢が、見果てぬ夢に近いものであればあるほど、
 心の奥底での実現願望の思いは強い。


 たとえば、
 自分たちがつくった農産物の東京での販売網拡張を夢見る地方の生産者グループなどは、そうだ。

 そうした弱小の生産者グループに、
 「富裕層のための情報誌」発行会社の社長が、
「うちの雑誌で、あなたのつくった農作物を富裕層に宣伝して、
 東京の販売網拡大に協力しましょう。」
 などと言ってきたら、どんな光景になるだろう。
 まあ、その光景の想像は、それほど難しくはないだろう。


 そうして生きて来て、どれもうまくやって来た男が、
 たった一つ誤算をやった。

 
 何かを書き残したい一心で、無一文で平成を流れている放浪者を見て、
「こいつの欲しがっているものは、お金と出版の機会だ。」
 そう思い込んだ。


 それだけなら、その放浪者は、男にとって、ただのカスだったが、
 カスのはずのその放浪者が、
 何故か、株式売買の腕だけは一級品だった。
 カネに執着するその男にとって、
「カス放浪者」が「カネを産む男」に変わった。
 男は「カス放浪者」の取り込みに躍起になった。


「ここは俺の雑誌にも紹介した一流レストランで、
 本当にいい肉を食べさせるんだ。
 遠慮せずに食べてくれよ。
 あんたは味のわかる男だから、
 あちこちの店を歩いて、感想文をうちの雑誌に掲載してみないか。」
「1億円の23%なら、2300万円はあんたのものだよ。
 それだけあったら、少しはいい暮らしができるだろう。
 俺があんたを助けるよ。」
「吾妻橋みたいな下町なんか早く出て、
 青山か麻布に移って来いよ。
 東京は港区だよ。俺が部屋を探してやる。」
「20億円集めるから、仕手戦やってくれよ。
 あんたの腕で大儲けしようよ。
 この世の中は、カネだよ。カネがすべてだよ。
 カネさえあったら、何でもできる。
 元手は俺が用意するから、二人でカネを稼ごうぜ。」


 この「カス放浪者」は、これでコロリとまいるはずだった。
「そうですね。」
「まあ。」
「ええ。」
 ムニャムニャ返事する「カス放浪者」の言動を見ていて、
 男は、自分の手法が成功したものと思い込んでいた。


 男は知らなかった。

 その「カス放浪者」が、41歳の時に、
「カネは所詮はカネに過ぎない。カネで生きるのは、もうやめた。
 もし、自分に、人よりも優れた才能があったとしたら、
 これから先の人生、
 自分のその才能は、自分のためには使わない。
 自分以外の誰かのためにしか使わない。」
 そう決心して、
 それだけは頑なに守って生きてきたことを知らなかった。
 男の言葉が、何一つ「カス放浪者」の心を打っていないことを知らなかった。


 ある日男が、「カス放浪者」に言った。
「あの福田智子という女は、おれの女だ。
 あんたのブログにあの女の悪口を書いて、あの女を怒らせないでくれ。」
「はあ。」
「それだけは頼むよ。
 あの女を怒らせないでくれ。」

 しかし、「カス放浪者」は、また、
 売買報酬金支払い役の福田智子の仕事のルーズさを批判した文章をブログに書いた。


 その明くる朝、
 「カス放浪者」が代行していた松井証券のネット口座のパスワードが変更になり、
 「カス放浪者」は、株式売買ができなくなった。


「ちょうどいい別れ時か。」
 「カス放浪者」は、苦笑して、
 放ったらかしにして、男と縁を切った。


 「カス放浪者」を誤読していた男は、
 きっと、貧乏な「カス放浪者」が、
 カネ欲しさに、土下座でもして謝りにくる、
 と思っていたのだろう。


 しかし、
 それはなかった。
 そして、そのなかったことが、男を怒らせ、
 アベノミクス相場であの「カス放浪者」が儲けている光景を想像してか、
 2年も経ってから、
 275万円なんてはした金での、目下係争中の「二枚証文詐欺」になった。
 だが、
 「カス放浪者」が、それにも毅然と立ち向かい、
 実は、男の売買代行をしている3か月で4000万円以上の利益をあげていて、
 逆に、その未払報酬金を請求されそうになったのを知った男は、
 今度は、詐欺仲間の弁護士事務所「篠崎・進士法律事務所」と組んで、
 「カス放浪者」がその日を待ち受けていたのも知らずに、
 それをやっちゃあお仕舞いよの「500万円二重取り詐欺」をやった。


 この世の中には、
 甘い言葉に心を動かされない男も存在することを知らなかったばっかりに、
 いま、こんな戦いになっているわけだ。

 
    詐欺師は、人の一番の夢を煽る


 そして、
 人の一番不足してものを、「俺が補ってやろう。」と誘いかけてくる。


 感謝しながら騙される詐欺被害。
 気をつけなさい。





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