世川行介放浪日記

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転載 観光立国化政策から目を離さない方がいい。

2017年08月13日 22時13分50秒 | 自選 時々への発言


   転載 
  観光立国化政策から目を離さない方がいい。




  
 今朝の日経新聞に以下のような記事が出ていた。
 ちょっと長いが、引用する。


       (日経新聞記事、引用開始~抜粋)


  訪日消費、主役は欧州客 「爆買い」より体験


  訪日外国人の消費が新しいステージに入ってきた。
  これまで日本でお金を使う外国人といえば中国人が中心だったが、
  英国など欧州勢も1人あたりの消費額を伸ばし、存在感を高め始めた。
  地方での訪日消費も息長く続き、
  いずれ地方経済のけん引役は公共投資から観光消費にかわるとの期待も出ている。

  観光庁によると、
  4~6月期の1人あたり旅行消費額は、
  首位の英国が25万円、2位のイタリアが23万円。
  近年トップだった中国は22万円で3位。
  フランスやスペインも20万~21万円台で肉薄する。
  消費の主役はいまや欧州勢だ。

  観光目的の滞在は延びている。
  今年4~6月と2年前の同期の水準を比べると、
  英国は12.3日から14.5日へ、
  イタリアは11.5日から12日へそれぞれ延びた。
  ドイツとフランスは2年前より短いが、
  それでも今年は14日と12.9日。中国(5.9日)の倍以上だ。
  1~6月期の訪日客消費額は2兆456億円で過去最高。
  みずほ総合研究所は、下期もこの勢いを保つなら、
  年間の付加価値誘発額は4兆円になると試算。
  名目国内総生産(GDP)で0.8%の上昇が期待できる。

  政府は20年に訪日客消費を現状2倍の8兆円の目標を掲げる。
  みずほ総研の宮嶋貴之氏は
  「消費を伸ばすには客数に加え支出の底上げが重要。
   コト消費の取り込みが欠かせない」
  と話す。

  16年の訪日客は中国が600万人超で英国は30万人弱。
  8割以上をアジアが占める構図からの脱却は急務だ。


            (引用終わり)
   

 僕は、数年前から、政府の観光立国化政策を評価し、
 「元株や」さんあたりに、「訪日外国人の落とす利益なんて。」と笑われたが、
 そうした意見は無視して、
 観光立国化政策の意義を言い続けてきた。


 6~7年前、
 政権を取っていた民主党が、政権維持を本気で考えるなら、
 官僚が計画した政策かもしれないが、
 そんなことには構わずに、
 こうした新しい国家創り策に、積極的に乗るべきだった。
 それを、身内の阿呆な理念紛争に明け暮れてばかりで、
 全部、安倍政権に取って行かれた。
 馬鹿としか言いようがない。


 例えば、僕が、僕の株式の弟子たちに、
「東武鉄道の株を買っておきなさいよ。
 浅草寺とスカイツリーが並立する浅草地区は、観光立国化政策の象徴だ。」
 と言い続けたのは、
 根拠に、この観光立国化政策の成功を見ていたからだ。

 僕は、あの界隈に、スカイツリーが出来上がる半年ほど前から暮らしたので、
 あの界隈の変貌の著しさの理由が、よくわかる。


 どんな「XXブーム」も、
 それが本物の動きの時は、
 最初の急伸の後、
 必ずいったん、休憩に向かい、
 しばらくしてホンマものになっていく。
 過大な期待の反動、というやつだ。
 これはごく自然な流れだ。
 それを知らない人たちが、
 中国からの観光客の動向だけを見て、
 昨年から今年にかけて、
「日本の観光ブームはもう終わった。」
 と騒いでいて、
 僕を苦笑させてきた。


 昨年の正月、金沢で過ごしている時、
 タクシーの運転手さんが、
「西欧からの観光客が急増しているんですけど、
 西欧の人はタクシーを使わないから、うちらは儲からなくて…、」
 と話しているのを聴き、
 運転手さんのぼやきはこっちに置き、
「今に、日本全国の観光地が、東西を問わず、外国人であふれるようになるぞ。」
 と確信した。


 高齢化が進む日本社会において、
 地方各地の観光事業が伸びることは、
「老人の雇用」という意味合いにおいても、
 とてもありがたいことだ。
 観光資源を持っている全国の都市や町村は、
 今後、観光資源の整備に走ることだろう。


 先日、
 細野豪志が民進党を離党した際、
 僕は、
 「ニュートラルな保守層」という観点から、彼の離党を支持した。
 そうした僕の立場から言わせてもらうと、
 細野豪志たち若い政治家たちが、「ニュートラルな保守層」に向かった新党を結成するとしたら、
 もう、すでにガラクタになっているくだらない理念談義など脇に置いて、
 この観光立国化政策と外国人の大量流入、という点を押さえた独自の政策を出さなくてはいけないだろう。
 と僕は思っている。
 庶民にとっては、こういうことの方が生活と密着しているから、大切なのだ。


 だが、
 理念談義に慣れ切った若い政治家たちに、そこまでの思考の幅があるかどうか、
 それは、今の僕には、わからない。



            (「世川行介備忘録」から転載。)






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