世川行介放浪日記

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昔の名前で出ています。

2016年10月13日 00時10分02秒 | 小沢一郎と政局篇


      昔の名前で出ています。




 昼から、『五右衛門奇伝』の作文に没頭して、いささか疲れたので、
 午後7時から、3時間だけマージャンを打って帰ってきた。


 「闇米トンビ」が、必ず、
「結果はどうだったんだよ。書いてないじゃないか。」
 と言って来るので、書くと、
 今夜は、彦根タクシーの往復分のタクシー代3600円とゲーム代2400円、合わせて6000円をもらって帰ってきた。
 しかし、
 全部支払ったので、僕の財布には1円も入って来なかった。
 これは、「闇米トンビ」チャンチャコリン言うところの、
 「富の配分」ということで、
 この結果は、あいつを十分に喜ばせるだろう。


 僕という男は、
 構想がまとまると、それに没頭してしまう男で、
 他のことが、まったく心に入って来なくなる。
 今日でマージャンはいったんさよならして、作文三昧の生活に入る。
 気分直しの日記書きも増えて来ると思うので、
 よろしく。


 小沢一郎が、寿限無寿限無の政党名を変えて、
 昔懐かしい「自由党」に戻すそうだ。


 これで、
 或る時期を小沢一郎と共に歩いた僕たちの心の中に、
 「戦後日本に唯一存在した政策政党」と記憶されて来た、
 「小沢自由党」という輝かしい政党は、
 今度のガラクタ自由党とゴッチャになって、
 あの感動的ですらあった数々の記憶が消失していくのかと思うと、
 心の底から、残念だ。


 星野哲郎の作詞で小林旭がうたった歌に、
 『昔の名前で出ています』
 という歌があったが、 
 その歌詞は、


    京都にいる時ゃ 忍と呼ばれたの
    神戸じゃ 渚と名乗ったの
    横浜(ハマ)の酒場に戻ったその日から
    あなたが探してくれるの待つわ
    昔の名前で出ています


 というものだった。

 昔惚れた男に、昔の名前で出ている自分を探してもらいたい女ごころだが、
 この未練たらしい歌詞こそ、今回の党名変更にピッタリの歌だ。

 この「自由党」という党名に戻るのだったら、
 今ではなく、
 民主党を飛び出した時にやるべきだった。
 あの時だったら、
 自由党の鮮明な記憶の効果はあった。


    流れ女の最後の止まり木に
    あなた止まってくれるの待つわ
    昔の名前で出ています


 の歌詞が示すように、
 彼女は昔の彼女ならず。
 転変を繰り返した傷跡は、名前を昔のものに変えたくらいでは、元通りにはならないし、
 男は戻ってこない。
 そんな悲しい女であるわけで、
 「自由党」という党名に変えたというニュースを眼にした時の侘しさは、
 言葉では言いようのないものが、あった。


 僕は、この数年間、ずっと、
「ニュートラルな保守層の支持を獲得し得ないいかなる政党も政権を取れない。」
 言い続けてきた。
 しかし、
 小沢一郎は、そんな僕たちの意見には耳を貸すこともなく、
 亡霊左翼たちと歩調を合わせた強硬路線をひた走りに走って来て、
 みっともない惨敗を繰り返した。


 今頃になって、「保守の自民党以外の浮動票を取らないと政権を取れない。」と言い出したが、
 彼は、党名を変えたら、この4年間の強硬路線の記憶を人々が消失させかと思っているのだろうか?


 とんでもない話だ。
 
 政策は、<亡霊左翼>と変わらぬことを主張しながら保守層の支持が大量に得られたら、
 僕は、彦根市を逆立ちして歩いてやる。
 これは、
 今の男のキスマークを首筋につけながら、前の男に、「戻って来て!」と懇願する女の姿だ。
 

 ニュートラルな保守層の支持が欲しかったら、
 政策をこそ、あの時期の自由党の場所に戻すべきなのだ。
 名前だけ戻して何になるのだ。


 僕は、平成政治現場を、小沢一郎を媒介にしてしか見て来なかった。
 それほどに、彼の存在を高く評価して来た。
 だから、彼のための行動も、買ってでもしてきた。
 しかし、
 小沢一郎が、3・11に、飛んででも東北に帰らなかったのを見た時、
「すべては終わったな。」
 と観念して、
 <政治の季節>の終焉を、認めた。
 それ以降の日本の政治現場には、関心を失ったままだ。


 僕が予測したとおり、
 小沢一郎は、転落の坂を転げ落ち続けた。
 誰が悪いのでもない。
 すべては、
 あの時に東北に飛んで帰らなかった小沢一郎の行動に起因する。


 何を考えての党名変更なのか知らないが、
 名前だけ変えたくらいじゃ、
 誰も戻ってきやしない。


 『昔の名前で出ています』大ヒットの後の、星野・小林の第二弾は、
 『もう一度一から出なおします』
 という歌だった。
 結構いい歌詞で、昔はよくカラオケでうたったものだ。

 
    伊勢崎あたりで酔いしれて
    あなたにもらった首飾り
    ちぎって投げ捨てて
    あき子はもう一度
    一から出なおします


 これくらいの「再生への覚悟」が見たいものだ。




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