ボージョボー人形

昨日、世界仰天ニュースという番組でこの人形のことをやっていた。なんでも幸運の人形だそうで、サイパンに行ったお土産にと渡されたものを部屋に飾っていたら次々と持ち主が結婚していくというすごいものなのだ。

もちろん結婚だけじゃなくて、強運なども叶ったというから日本では大反響。
そしてもともとお土産として売られていた人形だからとても安く、５ドル程度であったものが２５ドルまで大反響のため値段が跳ね上がってしまったという。

サイパンのお土産屋さんの店長はボージョボー人形作りに大忙しだという。
この人形は飾っておくだけではなく、目的に応じて多少使い方が異なるようで。

言い伝えとしては・・・・・
私の名前はボー ジョー ボー。
私はマリアナ諸島サイパンの小さな村サンロケから来たの。
長い間、森に隠れているのだけどボー ジョー ボーの木からちょっと出てきたの。
かわいくて、裕福で、たくましい私。
もしあなたが私の強さや愛やお金を必要とするなら、すべて持つことができるけど、
でも強さを得るためには、あなたのは私の腕を組み合わせ、
愛を得るにはためには、私の足を交差させる必要があるの。
お金を得るためには、私の背中にまわして縛るといいわ。
そして、最後にあなたがしなければいけないことは、
私をあなたから見えるどこかにつるして、私を信じること。

憶えていて、私の愛は、私の目の種から、私の富は、私の腕と足のココナッツ繊維から、
私の力はボー ジョー ボーの木の実から出るのよ。

願掛けのやり方

*紐の結び方は、その家の伝統により、諸説あるようです。こちらでは、サイパンで最も一般的な言い伝えのものをご紹介しております。（キサ・マドゥク家伝統のものとは、少し異なります）


【愛を得るためには・・・素敵な恋人に出会える方法】
男の子の右足と女の子の左足を結びます。



【富を得るためには・・・お金が入ってくる方法】
人形の両手を背中で結びます。


【幸せになりますように・・・幸運を呼ぶ方法】
人形の左手を頭部の上の紐と結びます。


【その他】
病気をしないように・・・
→男の子の右手と女の子の左手を結び、 男の子の左手と女の子の右手を結びます。

浮気をされないように・・・
→男性に対して願う時は男の子の右足と右手を、左足と左手をそれぞれ結びます。女性に対しては、女の子の方に同様に結びます。

強さを得たい時は・・・
→男性なら男の子の腕を女性なら女の子の腕組させる。

などなど地方によって多少は違うものの、飾ってみる価値があるのではないかとも思えてきます。