PTA活動6年の軌跡

中学校のPTA活動において、前例なき事に挑戦し続けた6年間の記録

プロローグ

2015-05-03 13:22:34 | 日記
事の始まりは、役員になってすぐに起きた。

ちなみに、最初に言っておくが、役職は、

平成21年4月~平成23年4月  書記

平成23年4月~平成26年4月  副会長

平成26年4月~平成27年4月  会 長

である。4月のPTA総会にて役員交代となる。


平成21年4月に初めて、仲間入りし、書記として過去の議事録を調べる所から始めたら

重大な事実に直面した。


お金が無い 


PTAの資金は、使途に応じて通帳を分けてあるのだが、その中の「部活動後援会費」という

子供達の部活動に対し、援助するお金が底をついていた・・・・


この経緯について、簡単に言うと、昔々、郵便局の簡易保険(かんぽ)という団体保険があって

生徒、先生で加入していた時に、割戻金?のようなバックマージンがあって、このお金を

へそくり的に貯めていた。 部活動後援会費も必要な時は、このお金を使っていた。

しかし、郵政民営化により、簡易保険の加入も無くなり、へそくりも入ってこなくなった

にもかかわらず、今まで通りの支出をしていた。

これが、1年交代の役員の悪い癖で、とりあえず今年は、まだお金があるから使ちゃおう・・・みたいな。


今後は、会員(保護者のみ)の会費収入だけでまかなわなければならないのだが・・到底無理な話だ。

当時、会員からの会費は、毎月650円であった。

内訳は、一般会計費350円、教育環境整備援助費100円、部活動後援会費200円である。

まずは、会費の値上げに取り組んだ。部活動後援会費200円を、550円に引き上げる作戦

経験者または、学校に毎月会費を払っている方なら、分かると思うが・・・

月額350円の値上げは、そう簡単に皆さんの理解は得られない提案だ・・・


当然、1年後のPTA総会での決議事項なので、この年は1年かけて、いかにお金が無いかを理解

してもらい、また役員が先頭に立ち、色々な資金調達に動く事を目標として活動を始めた。


過去に前例が何も無いので、まさしくゼロからのスタートで、ここから伝説が始まる・・・・

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