琴棋詩酒

いろいろ

クルマと電子デバイス その1

2013-09-10 05:54:54 | 
 こんにちは。最近のクルマって色々な装備がありますよね。メジャーなところではカーナビですが、オプションで注文すれば色々つける事が出来たりして購入の際に迷ってしまうこともありますね。

 いわゆる電子デバイスと呼ばれるモノですが、あると凄く便利なモノもあれば、正直言ってそこまで必要かな?と思えるモノもあったりします。新車で買ったとしても、必要の無い装備がついてきたりして、中々自分の思い通りのセッティングにはならないですよね。

 メーカーの宣伝では無く、ユーザー目線で電子デバイスの価値や要不要を考えてみたいと思います。まぁ私の個人的な意見ですが。

●衝突回避装置
 スバルのアイサイトに代表される安全装置です。

 先日、たまたま仕事先で、公道でアイサイトの実演をしていました。直線をアクセルを踏んだまま障害物に接近し、クルマの電子デバイスによる自動制動力だけで止めるというもの。

 初めて見ましたが、ビックリしますね。無意識にドライバーがアクセルを緩めてしまうので、その点が実験する上で難しいのだとか。ネットで体験者のレポートを読むとクルーズコントロールや低価格など、ベタ褒めですね。

 しかし、私は、ことクルマに関しては頑固オヤジなので、現時点では自分には不要と言い切れます。メーカー側も、100%安全では無いので通常のブレーキを推奨していますし。私のクルマもクルーズコントロールって使った事が無いので(←単に使い方が良く分からないだけという話もあり)

 ブレーキって、走る凶器になり得るクルマの一番大事な機能だし、ドライバーの止まる意志と直結していると思う。そこに電子デバイスが介入してしまうと、私には邪魔に思える。操る楽しさとも密接に関係してるし。

 もし、ブレーキ操作に不安があるならクルマを運転してはいけないし、長距離ドライブで眠くなりそうなら、仮眠をとるなど体調を管理する必要がある。

 考え過ぎかもしれませんが、そうしたドライバーの自己管理というか自己責任が軽視される恐れを思い浮かべますね。まぁ、保守的な頑固オヤジの変なコダワリかも…多分使いこなせないし。

 あ、でも衝突事故が減って嫌なニュースを聞かされる機会が減ったり、さらに技術が進歩してコストが下がって装備が義務化され、車間距離をつめてアオリ運転する等の危険な行為が出来なくなったりするといいなと思います。世の中、優良ドライバーばかりでは無いので。

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●バックモニター

 これは良い。大変助かる。頑固オヤジも納得です。ウチの軽自動車に装備されてるのですが、軽の小回りと相まって駐車場での車庫入れタイムが一気に短縮されました。白線の枠の中にピタリと入る。

 本当は目視で確認すべき所なのでしょうが、ちょっと頼り過ぎちゃってます。後方の死角をカバーするために使えば良いと思うのですが、段々当てにしてしまっていけませんね。

 以前、クルマ雑誌などで評論家連中は、クルマのデザインがスタイル重視で流線型になったり、後方がキックアップしたりして、後方視界が悪くなり、バックモニターを買わせるのは変だと言っていた。

 まぁ、これも頑固オヤジ的な思考なのでしょうが、共感出来る部分はあります。でも、電子デバイスに頼らなくても運転し易い保守的なデザインのクルマって、その価値が分かるには相当年季がいるものでしょう。
 
 釣りで言うと、フナに始まりフナに終わる。私が最初に手にしたクルマは初代プリメーラのマニュアル車でした。クルマで言うと、セダンに始まり、セダンに終わるのかな?

 
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