アメリカのスパイ映画とくれば、カーアクション、銃撃戦、追いつ追われつのスリルだ。
そしてヒーローは余裕たっぷりのいい男。
ヒロインは美女。
そして、事件解決でハッピーエンド。
なぜなら、それはエンターテインメントだから。
毎度のことだけど、娯楽映画は私たち観客をとことん楽しませてくれなければならないという大きな重い宿命を持って制作される。
だから、それがたっぷり満たされると、帰り道のドライブは、自分がシークレットエージェントになった気分よさでハンドルを切っている。
さてさて、この「ナイトアンドデイ」。
最大の魅力は、彼らロイ(トム・クルーズ)とジューン(キャメロン・ディアス)のしゃれっ気たっぷりの会話だ。
スパイ映画で、これだけ会話の魅力的な映画も珍しい。
冒頭、ジェット機内でジューンがロイにつぶやく。
「いつか、ケープ・ホーンまでドライブしてみたいわ」
ロイは返す。
「いつか、というのは、永遠に叶わないってことなんだよ」
ジューンのがっかりした表情。
そして、ラスト。
目覚めたロイがジューンに聞く。
「今日は何日だい?」
「”いつか”よ」
そうだ。
彼らは、ジューンのGTOでケープ・ホーンに向かっている旅の途中だった。
この映画。
なるべく朝一番に見たほうがいい。
なぜなら、その後、その日一日、たっぷり幸せな気持ちになれるから。
そしてヒーローは余裕たっぷりのいい男。
ヒロインは美女。
そして、事件解決でハッピーエンド。
なぜなら、それはエンターテインメントだから。
毎度のことだけど、娯楽映画は私たち観客をとことん楽しませてくれなければならないという大きな重い宿命を持って制作される。
だから、それがたっぷり満たされると、帰り道のドライブは、自分がシークレットエージェントになった気分よさでハンドルを切っている。
さてさて、この「ナイトアンドデイ」。
最大の魅力は、彼らロイ(トム・クルーズ)とジューン(キャメロン・ディアス)のしゃれっ気たっぷりの会話だ。
スパイ映画で、これだけ会話の魅力的な映画も珍しい。
冒頭、ジェット機内でジューンがロイにつぶやく。
「いつか、ケープ・ホーンまでドライブしてみたいわ」
ロイは返す。
「いつか、というのは、永遠に叶わないってことなんだよ」
ジューンのがっかりした表情。
そして、ラスト。
目覚めたロイがジューンに聞く。
「今日は何日だい?」
「”いつか”よ」
そうだ。
彼らは、ジューンのGTOでケープ・ホーンに向かっている旅の途中だった。
この映画。
なるべく朝一番に見たほうがいい。
なぜなら、その後、その日一日、たっぷり幸せな気持ちになれるから。