老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

3ヶ月ごとの会合  「七夕編」 テーマ:「グリーン革命」

2009-07-07 10:41:23 | 勉強
3ヶ月ごとの会合(通称:杉田会) 「七夕編」が土曜日にありましたが、
白鳥会(大阪府大看護学部同窓会)役員会の仕事に入り、終わりかけからの
参加となりました。

前回の3ヵ月ごとの会合 「ゴールデンウイーク編」:

今回のテーマは、「グリーン革命」でした。聞きたかったテーマで、やむを得ず
講師の杉田定大大臣官房審議官(貿易経済協力局担当)の用意された資料
「我が国の環境・エネルギー政策について」を今読んでいるところです。

コピー資料の今井賢一京都府特別参与の「クリエイティブ京都M&T」の
エッセイ「グリーンカラーのちから」は非常に参考になりました。この人の
エッセイでは以前も勉強させていただきました。

産業構造の「ボーン・アゲイン」 地域の視点から

「グリーンカラーのちから」の気になるメモ:
・グリーン革命 温暖化、フラット化、人口過密化する世界(トーマス・
 フリードマン著) の2つの提案
①スマートグリッド化(インターネット型のエネルギープラットホーム作り)
 ITとET(情報技術とエネルギー技術)とを新結合することによって、
 世界レベルで取り組むべきこと
②グリーンカラージョブ創出 
 企業で働く人の用語の「ホワイトカラー」「ブルーカラー」に環境問題を
 取り組む人々を「グリーンカラー」という層で括り直し、その層の仕事
 となる「グリーンジョブ」を作る重要性を強調するため生まれた言葉。

・「グリーン戦略」が再活性化に有効であるためには、エリートやミドル
 だけでなく、経済の梯子の最も下の段にいる人々にも仕事を与え、
 彼らのエネルギーを引き出し、彼らの協力を得なければならない。
・「レトロフィット」 既存の設備やデバイスを新規のものに交換する
           改修工事のこと
・建設関係の仕事でいうと、単純な建設労働から技術職まで10層に
 なっていて、努力次第で梯子を上がっていくことが出来る。

・「スマートグリッド」の計画は、過去の「マンハッタン」や「アポロ」の
 ような政府が招集したエリート技術集団によって設計された計画
 ではなく、市場の力をうまく利用し、社会の底辺にいる貧しい人々をも
 巻き込んで成功させようという斬新な構想です。

・フリードマンの前作「フラット化する世界」は、世界を平らにするITの力
 と、同じITが「新しいミドルクラス」を作り出すという2つの論点であった。
 しかし強いミドルクラスが登場した反面、ミドルクラスから脱落する層が
 生まれ、いわゆる格差問題が深刻になってきた。

「エネルギー政策」「貧困の解消」という2つの困難な問題を同時に解く
ことは可能でしょうか。

勉強することがまだ一杯あります。ありがとう。


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