sean's cinema

seanの映画の部屋へようこそ。

「ザ・ウォーク」

2016-06-30 | 過去に観た映画
何が楽しくてこんなことするのかサッパリ分からない という高所恐怖症の私にとっては、恐怖絶叫ホラーに 値する作品に間違いないため公開時はもちろんスルー。 名画座フリーパスなので観に行った。が、案の定!手 に汗握るどころか掌びっしょり!その手を置いていた 膝まで手形の汗!いやいやいや…非常に怖かったけど、 さすがはゼメキス。見せ場は綱渡りだけとなる物語を 見事にエンタメ化。最後まで全く飽きない見事な作 . . . 本文を読む
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「セデック・バレ 第一部 太陽旗/第二部 虹の橋」

2016-06-30 | 過去に観た映画
セデック族による武装蜂起「霧社事件」を描いている。 現在の日本と台湾の関係を思うと不思議なくらいで 日本統治時代はセデック族に恨まれたことが分かる。 一部で襲撃までを一気に観せ、二部で日本軍の反撃 を描いていくが、長さを感じさせないさすがの迫力。 日本人キャストも好演。次々と殺され首を狩られる (女子供まで)の悲惨がセデックには伝統であっても 日本人には観ていられない惨劇に映るがこれも現実。 誇り . . . 本文を読む
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「共犯」

2016-06-30 | 過去に観た映画
構成や流れに纏まりがないのはワザとだろうか。 ミステリーというより青春残酷物語が延々続き、 現代の若者が抱える心の闇が次々と見えてくる。 昨今のテロまがいの大量殺人など、中高年には 理解できない若者の苦しみが今作でも語られる。 引き換え水を用いた瑞々しい映像や沼の異様感 が昭和の学校風景のようで懐かしい。人間関係 が希薄になれば繋がりを追い求め、他人を騙す ことで自己満足を得る愚かさが痛切に語られ . . . 本文を読む
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「猫なんかよんでもこない。」

2016-06-30 | 過去に観た映画
私も犬派なので、どこがそんなに可愛いんだろう的な 猫好きがキュンキュンする猫の愛らしさが満載な作品 なんだろうと思っていた。ボクサー志望と侍ボス猫と いうかけ方は巧いと思うが、後半が若干長い。主人公 と猫が同じベクトルで成長していき、しかし猫は先に 逝ってしまう運命の儚さが切ないが、この二匹は本当 に幸せだったと思う。大家さんが猫好きで良かったね。 ★★★☆ 公式サイトはこちら . . . 本文を読む
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「アクトレス~女たちの舞台~」

2016-06-30 | 過去に観た映画
映画というより舞台を観ている感覚で説明は一切ない。 今や大女優となった女性が20年後同じ舞台の中年役を 依頼されたことでとことん苦悩しづづける葛藤を描く。 まさに大女優のビノシュが演じたことで真実味が増し、 お相手に若手新進女優のクロエを宛がったのも面白い。 可哀想なのがマネージャー役を務めたクリステン嬢で 彼女に同情することしきり。いやはや難しい職業だな。 ★★★ 公式サイトはこちら . . . 本文を読む
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「あの頃、君を追いかけた」

2016-06-30 | 過去に観た映画
男女七人と聞くと日本ではお馴染みのあのドラマが 浮かんでしまうが、もっとうら若き学生時代のお話。 初恋や純愛に下ネタ話まで男の子のアレコレが回想 シーンであちこちに見受けられて楽しいがやや長い。 結局初恋は実らないと連想させるラストは上手いが、 私的にはお相手のオッサンぶりが面白くてずいぶん 実用的な男を選んだな~と笑った。好みは変わるね。 ★★★ 公式サイトはこちら . . . 本文を読む
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「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」

2016-06-25 | 過去に観た映画
公開前に運悪く事故が起こって公開が延期になった本作。 相変わらずのハチャメチャな脱線ネタや舞台演劇らしい 演出のオンパレードで、楽しい映像には事欠かないけど、 コレ映画なのか?といつもながらに思ってしまう中弛み 感もハンパない。青年は冒頭間もなく地獄に堕ちるので あとは輪廻転生の繰り返し、さらに地獄と現世を10年と いう隔たりが時を進める…あっという間に、オバサン➝ おばあさん…となっていくヒロイ . . . 本文を読む
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「日本で一番悪い奴ら」

2016-06-25 | 過去に観た映画
いや~面白かった!怖い題材内容なんだけどかなり面白い。 まさに「愚直」ってこういうことなのかと思うくらい綾野剛 演じる主人公がバカ素直で泣ける。彼が悪事に手を染める のは、先輩に指示されたから。上司がやれ!と言ったから。 オイオイ…お前、バカなの?と聞いて呆れるほどのこれらが 忠誠心はもちろん、正義感からくる行動だったという有様。 道警の方々これを観てどう思う?先日も確か不祥事がねぇ。 日本の警察 . . . 本文を読む
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「ダーク・プレイス」

2016-06-24 | 過去に観た映画
原作を全く知らないので内容に興味津々で観に行ったが 予想に反して意外な展開、テーマは犯人探しというより 主人公の自立問題だった。実兄が終身刑、しかも自分の 証言が唯一の証拠。ってこんなトラウマ抱えたら誰もが 人生狂わせるに違いないと思うのだがもちろんセロンも その一人。莫大な信託財産も底をつき、金目当てで過去 に近づいていく…っていう、けっこうリアルな導入部に あららら…と思ってしまったが、ここか . . . 本文を読む
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「WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ」

2016-06-24 | 過去に観た映画
私が若い頃にDJと呼んでいたのは主にラジオ番組の司会者 の方だったもんで、今のDJブームはまったく分からない。 いわゆる選曲者の方なのね。だからEDMの略称で呼ばれている エレクトロニック・ダンス・ミュージックも本作でお勉強^^; アイドルだった?ザックは今回もしっかり役にハマっている。 田舎町(そうでもないと思うが)から抜け出して大儲けしたい 若者はそこらじゅうにいるだろうが、一歩抜きん出た才能 . . . 本文を読む
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「クリーピー 偽りの隣人」

2016-06-18 | 過去に観た映画
鑑賞後に嫌な気分になることこの上ないクリーピーな作品。 あぁ気持ち悪いな(今思い出しても)香川照之だけじゃない、 あんな造りの家、ある?名作を持ち出して申し訳ないけど、 ある意味これも「ルーム」じゃないのと身が縮む思いがした。 冒頭から気味の悪い隣人男が登場するので何かあることは すぐ分かるし、その未解決事件の真相もコイツが握ってる んだろうと察しはつく。が、証拠がない。遺された娘の話 もどうも曖 . . . 本文を読む
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「10 クローバーフィールド・レーン」

2016-06-17 | 過去に観た映画
結局これが続編といえるのかどうか、が論議されてるみたい だけど、ある意味続編でしょう。だって外では同じことが… っていう大きな意味でそうなるわけだから。はてさて、中が 恐怖か、外が恐怖か、どっちも恐怖か?っていうのが映画の ミソ。ジョン演じる親父が謎だらけで本当に分からん~^^;と いうのをドーンと最後まで引っ張ります。さぁどっちだろう! 緊張感と、エェ!?な驚きを巧みに配し、飽きないように~、 . . . 本文を読む
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「帰ってきたヒトラー」

2016-06-17 | 過去に観た映画
ヒトラーのソックリ芸人として捉えれば単なるコメディ、 でも本人だったらゾゾーッというのがよく描かれている。 私にしても実際の戦争を知らない世代がヒトラーの残虐 ぶりの真実を知る筈がない。老女が見抜くのはさすがで 経験した人間にしか分からない恐ろしさが伝わってくる。 突撃インタビューの形で国民の意見や表情を映していき、 ドイツの今を如実に映し出している。彼が次々と人々を 洗脳(魅了)していく様子には . . . 本文を読む
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「64−ロクヨン−後編」

2016-06-11 | 過去に観た映画
待ちに待った後編。原作もドラマも未見だったため、 さぁどうなるかと思ってはいたのだが…。前編最後 に流れた予告がほぼ答えを握っていたかなぁという 印象がどうも残る。64真犯人が誰なのかは早々に 分かるのだが、彼がなんで少女を殺してしまったか 最後まで疑問が残る。誰もが自分の子供に対し抱く 感情を様々な人間に当てはめて示すことは成功する がその心中まで深く入っていかないのが理解できず。 どうも中途半 . . . 本文を読む
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「教授のおかしな妄想殺人」

2016-06-11 | 過去に観た映画
もっとコメディに趣をおいた話と思っていたので若干 薄味な笑いと、既視感ありありな展開と、哲学だらけ の前半の講釈に(初めて)眠気を感じたりしたのだが… なんでホアキン?と思った違和感がするすると解ける 中盤からの展開には、なるほどと思えた。似合ってる。 彼のような善悪こなせる顔に鬱と妄想癖がありそうな 性格をプラスして考えると(失礼)この物語に合ってた。 最後に仕掛けるアレに、あ~それってここで使 . . . 本文を読む
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