sean's cinema

seanの映画の部屋へようこそ。

「ムーンライト」

2017-03-31 | 2017年に観た映画(ま行)
あのすったもんだ授賞式!?にて作品賞に輝いた作品なのだが、 エ、これが?と思うほど静謐で穏やかな流れに驚いた。決して 一つの感性では語れないような作品。好き嫌いはありそうだし、 テーマは受け取り方で幾辺に流れてゆく感じはするが、LGBTに 加えてドラッグ、貧困、暴力、いじめが描かれていても優しく、 それこそ月光に照らされたような気分になる。日本映画も最近 同じようなテーマで描かれた作品があったが( . . . 本文を読む

「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」

2017-03-31 | 2017年に観た映画(さ行)
この人ほど身内に急逝される波乱万丈な人生を歩んだ人も珍しいが、 さすが名家という立ち居振舞いや他人に対する口調ひとつひとつを 見るにつけて、ナタリーはかなり憑依度の高い演技を披露している。 ヘビースモーカーでたばこを離さず、また夫を失ってからの毅然と 振舞う強さなども凄いとしかいいようがないのだが、とにかく既に ファーストレディでなくなった直後の不安定な精神状態が徹底して 描かれていく。インタビュ . . . 本文を読む

「キングコング:髑髏島の巨神」

2017-03-25 | 2017年に観た映画(か行)
なんて面白い怪獣映画!という表現がピッタリくる作品。 そもそもコング自体モンスターなんだから、相手も怪獣 あるいはサミュエルぐらいじゃないと…(^^;ですよねぇ。 二人がガン飛ばし合う終盤なんて同種にしか見えないし、 主役も脇に飛ばされてるし。純粋に怪獣バトルを楽しむ 意味では大正解な作品。冒頭から「地獄の黙示録」ばり に多数のヘリが奇襲をかけて落とされる光景なんてもう あれ?これはあの戦争ですか . . . 本文を読む

「パッセンジャー」

2017-03-24 | 2017年に観た映画(は行)
いやいや、こういう話だったとはねぇ(^^;と誰もが思う予想との差。 確かに目覚めたのには理由があったけどさ、それってどうなのよ? と思ってしまいますね。特にオーロラの立場であったらたまらない。 しかしこの無理難題をSF(じゃなくても良かったような気はする) ラブロマンスに持っていって終わらせるという強引な手段には拍手。 確かにこれが普通男女でなかったら正統なホラーが成立してしまう ところでした。し . . . 本文を読む

「わたしは、ダニエル・ブレイク」

2017-03-18 | 2017年に観た映画(わ行)
以前イーストウッド卿が撮った作品のジジイ(ゴメンね)にも やや通じるところがあるな…なんて最初のやり取りで思った。 偏屈親父とは言わないまでも正義感が強く真正直なダニエル、 それは違うだろう、酷い扱いだと思ったらすぐに断固猛抗議。 弱者とはいえ、意見をハッキリと伝えるので周囲の方が戦々 恐々となり面倒だと放棄する。きちんと血税を払って働いて きたのに、いざ自分が困ったときには何もしてもらえない… . . . 本文を読む

「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」

2017-03-18 | 2017年に観た映画(は行)
想像していた雰囲気とは全く違う方向を描いた物語だと いうのを観てから気がついた(^^;あー機械系自動車系の 話だったのね。監督の世界観を熟知していればもう少し 入り込めたのかなぁといった印象だったので勉強不足か。 とはいえ、親子関係や母娘問題に触れるシーンが後半で 謎解きのように展開されるので、見ていた夢はそういう ことだったのかと感動はできる。夢と現実を行ったり来 たり、入り込んだり混じり合った . . . 本文を読む

「3月のライオン 前編」

2017-03-18 | 2017年に観た映画(さ行)
やっと「るろう~」以来の大友啓史を観た思いがするくらい感動 した。原作もTVアニメも見ていない状態だったが、あまり影響 なく素直に入り込める。主人公桐山零が於かれた状況を把握する までのややミステリータッチな家族関係は、ヒール役の義姉にも 感情移入できる設定で、親子の絆以前に師弟関係のような、愛情 を勝負でしか量れない哀しみが浮かび上がる。有村架純はひょっ としたらこういう役の方が合うんじゃないか . . . 本文を読む

「SING/シング」

2017-03-17 | 2017年に観た映画(さ行)
字幕版も吹替版もかなりのヒットを記録しているらしいが、 (自分は字幕版で鑑賞)これはミュージカルなのか?と思う 部分が多々あって、どちらかというとのど自慢大会に近い。 ストーリーも構成もキャラも新味がなく、前半はほとんど 単調な会話が続くので飽きてくる。其々のキャラクターが 朗々と歌い始める後半でグッと観客を引き寄せるが、まぁ 皆さん歌が上手いこと!!分かってはいるが、往年の名曲 から最近のヒット . . . 本文を読む

「チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」

2017-03-11 | 2017年に観た映画(た行)
そもそも、チアリーディングとチアダンスの違いを知らなかった。 チアリーダーが競技するスポーツにはダンス部門があったわけね。 アクロバティック演技は含まれないものの、ダンスや振り付けの 技術・構成・一体感が審査対象になるそうだ。そしてその大会で なんと日本の女子高生が全米を制覇してしまった実話をベースに 彼女たちの青春物語が描かれる。所謂スポ魂ものの厳しさはなく 大変だけど笑いも友情もふんだんに描か . . . 本文を読む

「モアナと伝説の海」

2017-03-10 | 2017年に観た映画(ま行)
ラ・ラ・ランドのファンの方には申し訳ないが、もしミュージカルを 観るなら是非こちらをお選びください!と胸を張ってお薦めできる 作品。これぞ待ち望んだミュージカルだと思う素晴らしい仕上がり。 ディズニーだからというのはもちろん、名監督コンビが組んだこと も大きいだろうが、南太平洋を舞台に少女モアナの成長をしっかり 見つめつつアドベンチャー満載に描いた王子様の出ない快作なのだ。 最近やたらと恋愛要素を . . . 本文を読む

「アサシン クリード」

2017-03-03 | 2017年に観た映画(あ行)
元のゲームを全く知らないで観る人も意外と多いことにホッ(^^;と したくらい何やら複雑意味不明な展開に思えたあらすじは、解説を 読んでやっとスッキリした感じ。どうあれ、話がつまらない。主演の ファスベンダーがノリノリで製作まで乗り出した意欲作らしいのだが 映像やパルクールの美学を語るハナシなの?これ?と思ったくらい。 テンプル騎士団とアサシン教団の戦いのシーンは目を見張るも、現代 のシーンが長いの . . . 本文を読む

「ラビング 愛という名前のふたり」

2017-03-03 | 2017年に観た映画(ら行)
実話というのでラビング夫妻の記事を探して少し勉強した。 名前からして「愛」とはすごい偶然と思いながらも、映画 で描かれた物語に登場する夫妻も本当に自然体、やれ国を 動かそうだの世界を変えようだのそういう類の運動家では なく、ただ家族揃って地元で暮らしたいというだけだった。 当時の法律は当たり前の結婚生活さえ許さなかったのかと だったらずっとワシントンで暮らしたほうが安全じゃない かと思う第三者側の . . . 本文を読む

「バック・トゥ・ザ・フューチャー シリーズ」

2017-02-28 | 2017年に観た映画(名画座・他)
何回観ても楽しめる傑作を劇場で観られるのはやはり嬉しい。 あんなに観たのにまだ新発見があったぞ!なんていう喜びと うら若きキャスト陣の(ドクはほぼ変わってない)演技なども、 未だに全く色褪せていない。隅々まで行き届いた伏線の回収 でその後の二作品へと紡がれる物語は、まさかと思いつつも 当時は本当に2015年には車が空を飛んでいるかも!!なんて ワクワクさせてくれた。マーティを演じたマイケルが未だに . . . 本文を読む

「旅情」

2017-02-28 | 2017年に観た映画(名画座・他)
何度も観たはずの作品なんだけど、劇場にて改めて観てみると エ?こんな感じだったっけ、と思った。当時は38歳でオールド ミス扱いの時代、潔癖症なのにドジな行き遅れ女を演じた女優 ヘップバーンの魅力が満載、彼女ならではの名演技が楽しめる。 美しい景色に負けないコメディセンスも健在で、運河にドボン! なんてドリフみたいなことまでやってのける。一夜限りの関係 を美しく描く不倫劇にはもってこいの色男ブラッツ . . . 本文を読む

「人生は狂詩曲(ラプソディ)」

2017-02-28 | 2017年に観た映画(名画座・他)
同国民なのに言語も文化も違う二つの吹奏楽団が鬩ぎ合う物語。 日本でいうと東と西?なんて思ったけれど、ま~子供みたいに 貶し合うおバカな展開に呆然とする。民族対立物語中心なので ある意味勉強にはなるが、ミュージカルコメディだから笑って 観られる軽さのある不思議な作品。とはいえ皮肉はびっしり!! ★★★ 公式サイトはこちら . . . 本文を読む