sean's cinema

seanの映画の部屋へようこそ。

「ちょっと今から仕事やめてくる」

2017-05-27 | 2017年に観た映画(た行)
このタイトルはあるシーンで主人公がいう台詞だったのだが、 あ~なるほどね~という感じだった。ちょっと今から会社を 辞めてくるほど簡単にはいかないのが現実だが(通常はねぇ) ある意味後半はファンタジーと捉えればいいのかもしれない。 悲しいことに今の企業は狂っている気がしてならない。なぜ 前途有望な新人をそんな風にイビリ倒して殺してしまうのか。 人材がいなくなればアンタたちの老後や未来にも響くんだよ? . . . 本文を読む

「家族はつらいよ2」

2017-05-27 | 2017年に観た映画(か行)
我が家も高齢者を抱えているので非常に身に沁みる題材。 前回の熟年離婚には笑えたが、さすがに今回はゲラゲラ 笑いっぱなしというわけにはいかず。何しろ高齢者問題 が目白押しで運転免許返上、独居老人、無縁仏、と不安 要素がテンコ盛り。これらを笑いに転換する山田洋次の 腕前はお見事だけど、長男の嫁や末っ子夫婦の苦労など けっこうリアルで深刻だ。何かあればすぐに家族会議と 一斉に集まれるほど近くにいるのは幸 . . . 本文を読む

「光」

2017-05-27 | 2017年に観た映画(は行)
音声ガイドという仕事を詳細に描いているのが興味深かった。 普段聞き慣れない説明調の言葉をどう感じるか。これは見て 語る立場と見ず理解する立場ではかなりの大差があると思う。 ヒロインは白黒つけたがる若き美人女性、実生活では苦労を 抱えているが果敢に仕事に挑んでいる。カメラマンは弱視で いよいよ見えなくなる日が近づいている。ヒロインのガイド に堂々と文句をつけ突き放すが、二人は反撥しているようで 実は . . . 本文を読む

「光をくれた人」

2017-05-26 | 2017年に観た映画(は行)
登場人物のどの立場にも共感枠があり正義云々で語り切れない 感情の渦に巻き込まれる作品。タイトルにある、光をくれた人 というのは人物それぞれに生きる力を与えてくれた人のことを いっているのだと思う。一概に娘が可哀相だとは言い切れない 難しさがある。流産死産を経験して自暴自棄になっていた妻を 宥めるために仕方なく通報をためらった夫の行動、その後実母 に対してとった行動、正しい行動をすれば報われる訳では . . . 本文を読む

「美しい星」

2017-05-26 | 2017年に観た映画(あ行)
原作は未読。三島由紀夫の異色SF小説らしいのだが、だいぶ 脚色はなされている模様。しかしあのリリーのポーズが未だに 脳裏に浮かんでしまう(^^;何なんだ~アレは。何度も出てくる うちに、スタジオシーンで「あ、今くるぞ、やるぞ!」なんて 待ちかねてしまったじゃないか。金星人の橋本愛が繰りなす技 も奇妙なのだが、如何せん本人達は大真面目でやっているので 笑うのが阻まれる。何だろうな…この感覚。映画を観 . . . 本文を読む

「たたら侍」

2017-05-20 | 2017年に観た映画(た行)
丁寧に作られた時代劇だとは思うが、いかんせん地味というか、 テーマがぼやけて浮き上がってこない。そもそもたたら吹きと いう製鉄技術がどういうものなのかよく分かっていない観客に 対する説明が足りず。村下の技を伝承すべく生きるはずの若者 が戦乱から村を守るために武士になろうと旅に出るまでの苦渋 が伝わらないのが勿体ない。演技面では脇が充実しているので 若手の拙さはカバーされているものの、主演の青柳より . . . 本文を読む

「メッセージ」

2017-05-19 | 2017年に観た映画(ま行)
原作が短編小説で「あなたの人生の物語」そして今作は「メッセージ」 という邦題が鑑賞後ピッタリくるというのがミソ。よく考えたなぁ~。 とにかく冒頭からゆっくり観ていくと「ん?」と思う映像がいくつも 登場する。これが何を意味しているのか。普通に観ていく過程で誰も がそうとは思わない仕掛けが後半で登場する。あーなるほど!と思う 瞬間にはそこはかとない感動が待つ…という異色かつ崇高なSF映画。 言語学者ル . . . 本文を読む

「夜明け告げるルーのうた」

2017-05-19 | 2017年に観た映画(や行)
独特の絵面と色合いでポップな動きが面白い作品だったが、 監督の完全オリジナルというには既視感の多い作品だった。 ファンタジーは悪くないしルーという人魚も可愛いけれど、 これジブリだよねぇ?と思わせる箇所が多くて後半が長い。 キャラクターの動きに反して話が失速していくような感じ で少々飽きてしまった。斉藤和義の楽曲はどれも大好きで 歌うたいのバラッドもいいのだが、かなりしつこく流れる ので他の楽曲も . . . 本文を読む

「あの日、兄貴が灯した光」

2017-05-19 | 2017年に観た映画(あ行)
ベタな感動ドラマ。弟役EXOのD.O.がアイドル顔で可愛いけれど、 演技では圧倒的に兄役チョ・ジョンソクが巧い。泣き笑いさせる 技を全てこなしている。兄弟の積年の恨みや嫉妬が溶解していく 清々しさとスポーツ、それもパラリンピック!に難病まで重ねて もうテンコ盛りとしかいいようのない展開。ストレートに泣ける ファンには向いているかもしれないが都合よすぎる感は拭えない。 ★★★ 公式サイトはこちら . . . 本文を読む

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

2017-05-13 | 2017年に観た映画(ま行)
主人公役がマットでなくケイシーに代わって良かったと思った。 知的で頑丈なマットではこの味わいは出せなかっただろうから。 彼が過去に負った傷とは何なのか、それが判明する中盤以降は 正視できないほどの悲しみが襲う。もし私だったらと彼と妻の 双方に例えてしまった。こんな悲劇を背負った人はその後どう やって生きていくのかとニュースを見て思ったこともあったが、 後半で偶然再会した元妻との会話では更に胸を締め . . . 本文を読む

「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」

2017-05-13 | 2017年に観た映画(や行)
最果タヒの詩は読んだことがない。しかし凄い名前だな(^^; タイトルが冒頭の詩の中に出てくる。ヒロインが語る台詞が 詩調だったのはそういうことかと観てから気がついたのだが、 映画初主演という石橋静河の演技は骨太で、詩を映像化した 監督のチャレンジはほぼ成功している。ただ東京で生きるだ 死ぬだの考え方には閉塞感が強く憂鬱に苛まれる部分が多い。 中高年日雇い労働者の現実、とりわけ田中哲司の腰痛は自分 . . . 本文を読む

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」

2017-05-12 | 2017年に観た映画(か行)
疑似家族とかファミリーとか最近そんな作品が多い中で、これも よく似た内容なんだけど、一作目同様ダラダラユルユル、ここぞ の場面でギャグを言う余裕は変わらず。愛らしいグルートが踊る 冒頭のバックでボコボコにされる彼らの雄姿に今回は父子ものを 絡めて泣ける?展開に持っていくつもりだが、ハッセルホフ推し には中高年が益々大喜びv悪役顔の面子を前面に配し見せつける 腕前もお見事でハゲ率も上々、ゲストに大物 . . . 本文を読む

「スプリット」

2017-05-12 | 2017年に観た映画(さ行)
宣伝で煽って観たら何じゃコリャ!?が得意なシャマランなので 今回も全く期待はしていなかったが、マカヴォイの頑張りがもう 空回りするくらいの珍作。主演の女の子もよく頑張っているので 最後までどうなるんだ?感は引っ張るけれど長すぎ。更にあの〆 で、あーまたこれかよとシャマラン復活!を喜ぶファンと呆れる ファンに分かれそう。してやったり!なドヤ顔の彼が思い浮かぶ。 ★★☆ 公式サイトはこちら . . . 本文を読む

「パーソナル・ショッパー」

2017-05-12 | 2017年に観た映画(は行)
タイトルからして彼女の仕事が何かヒントを与えるのかと思わせぶり な期待を見事に裏切り、深層心理を描きながら解答は各自考えてねと いう終わり方。なんて不親切な!と思う人、いや面白かったと思う人、 それぞれに分かれそうなところが興味深い作品。自身は後者のほうで 見知らぬ相手との交信(霊でありメールであり)の気味の悪さが十分 に感じられた。肝心の彼氏ですら遠い彼方でスカイプ交信。兄の急逝 から立ち直れな . . . 本文を読む

「追憶」

2017-05-06 | 2017年に観た映画(た行)
犯人捜しの結果がまるで辻褄合わせのように描かれ呆然とするが、 そこまでの過程で見所は全て把握できるのでそれほど落胆はない。 作り手の名匠たちが描く映画としての臨場感は素晴らしいのだが、 これを現代版で描いてしまうと時代錯誤で古さが目立ってしまう。 設定を昭和にして浪花節人情サスペンスで良かったんじゃないか。 役得は何といっても小栗旬でこんな男はカッコ良すぎて仕方ない! 全てを背負う必要はないのにそ . . . 本文を読む