2007年01月24日スピードパーティー解説

アンゲワノーウルは2007年01月24日、PlayForumの攻略板にてスピードパーティーについて解説した。GMの解説より詳しい。

より早くてより易しいパーティーシステム

既存パーティーシステムの欠点を補って易しくしたのがスピードパーティーです。略して即パとかスパとか呼ばれるようです。 画面左上のスピードパーティーボタンか、 画面下メニューのスピードパーティーボタンか、 Alt+Pキーをおせばスピードパーティー画面が開きます。 パーティー一覧リストは自分が加入可能なパーティーだけ表示されます。パーティーリーダーとレベルが合わないとか人数がいっぱいとかでは表示されません。同一セレクトしか表示されません。 1.未実装機能：押しまくっても指が痛いだけです。（左からパーティーサーチ、人サーチ、ギルド戦） 2.パーティー番号：上から順に番号がつきます。 3.パーティータイトル：これをダブルクリックすると加入申し込みになります。誰かが加入申し込みしている状態ならば待機中と出て他の人が加入申し込みできなくなります。そのときは少し待ってください。 4.パーティーリーダー：パーティーリーダーのキャラクタニックネームです。（編注：単純なキャラクタ名なのかアイテムモールのニックネームなのかはよくわかりません。画像の欄にはパーティーリーダーとだけ書いてあります） 5.パーティーリーダーの性別：パーティーリーダーの性別です。この性別はキャラクタの男女によって区別されるものではなく、アカウント個人情報に登録された住民登録番号による情報が表示されます。（編注：韓国版では国民番号登録なのでほぼ正確な表示に…） 6.位置：現在パーティーリーダーがいるマップです。 7.人員：現在人数／最大人数の表示です。カッコ内はパーティーの種類が均等か各自かを表示しています。 8.パーティー作成：パーティーを作成するメニューです。加入できるパーティーがなければ作ってみましょう。 9.パーティー参加：3のパーティータイトルを押してからこのパーティー参加ボタンを押せば加入申し込みになります。パーティータイトルのダブルクリックのほうが簡単ですが。 10.ページリスト：パーティーが多くて1ページ(8PT)に入りきらない場合は次のページにリストが移動します。三角ボタンを押すと前後のページに移動します。 11.更新：リストを最新の情報に更新します。 12.パーティー即加入：自分と似たレベルのパーティーに即座に加入します。（編注：加入するのか加入申し込みをするのかはよくわかりません） パーティーを作るときはこのようにします。スピードパーティーはパーティースキルを取得していなくてもパーティーを作成できます。加入時と同じくスピードパーティーアイコンを押し、パーティー作成ボタンを押します。 このウィンドウでパーティータイトル、人数制限、経験値分配方式を設定し、OKすればパーティーが作成されます。タイトルに何も入力しなかった場合はランダムな語句が入力されます。ほとんどの人は6人各自にする場合が多いようですね。 誰かが加入申し込みをするとこのような表示になります。パーティリーダーが申込者の加入承諾あるいは拒否をします。30秒間放置すると自動的に拒否になります。スピードパーティーから加入する以外に、既存のようにリーダーが右クリックして勧誘することもできます。 スピードパーティーにはどのような利点があるでしょうか？　最大の目的は一人で狩りをするより経験値をたくさん得られ、レベルアップが早くなるということのようです。パーティーの人数が増えると自分だけで狩りをするよりボーナスがたくさんもらえます。自分が狩りをしていなくてもボーナスが入るかもしれません。特定地域の場合、パーティーリーダーが召還機能を使うことでワープ費用を抑えるとか移動時間を抑えるとかいった長所もあります。   既存PT方式 変更された一般PT スピードパーティー 経験値獲得範囲 視界範囲 同一マップ内 同一マップ内 リーダー委譲可否 不可 可能 可能 加入方法 リーダー招待 リーダー招待 招待・加入申込 メンバー召還 不可 可能 可能 遠征隊 可能 可能 不可 スピードパーティ以外にも一般パーティーも以前と比べ多くの機能が追加されました。スピードパーティーで追加された視界範囲外でも同一マップならば追加ボーナス経験値を得ることができるようになり、パーティーリーダーが脱退しても2番目のメンバーにリーダーが委譲されるようになっています。召還機能も一般パーティーでも可能となっています。すなわち一般パーティーとスピードパーティーはほとんど一緒ということになりますが、若干の差異があります。まず、一般パーティーの場合はスピードパーティーウィンドウに表示されないのでパーティー加入申し込みが不可能で、リーダーの招待による加入のみとなります。しかしスピードパーティーの場合には無条件で「パーティー」としての加入となるので、遠征隊を組むことができません。エステロンダンジョンの遠征隊クエストを目的とする場合には一般パーティーでやって遠征隊にしてから行かなければなりません。 パーティーリーダーにはパーティー員を自分の位置に召還できる能力があります。召還される位置は召還機能を発動した箇所であり、召還発動したあとにリーダーが移動したとしても、メンバーが召還される位置は召還発動した場所になります。 パーティーウィンドウを開いて召還したいパーティー員の名前にマウスをあわせて右クリックすると出てくるサブメニューの下側にパーティー員召還というメニューがあります。これを押せば該当パーティー員に召還の同意可否を問うウィンドウが現れて、OKすれば召還されます。 ここでOKを押せば該当マップに召還されます。しかし全てのマップが召還可能ではありません。ダンジョンは全て召還不可能です。レインボーゾーンもクエストが必要なので召還できません。一般マップでもクエスト区域を含むところでは召還が不可能です。十字森、グラシス川上流、ポイブス山北部、そして建物内部などのマップは召還不可能です。 多くの点で便利になったパーティーシステムのおかげで狩りが便利になりましたが、いくつかの副作用が目立ちます。まずパーティーリーダーの召還機能の問題でヘルカスの森のパーティーゾーン吊り橋はLv70～89しかは入れなかったのですが、召還機能によりLv200超えた人でも入場が可能になってしまいました。実際に実装初日に入っている人がいるSSが出ました。 それ以外には、便利のように思えるけれども、パーティーリーダーが脱退をして2人目のメンバーにリーダーが委譲されることを逆に利用すれば、現在の最大レベルのLv251の人とLv1の人とのパーティーが可能になりました。以前ならば絶対不可能でしたが、現在は可能です。ただレベルが高い人がパーティーにいるとレベルが低い人はほとんど経験値をもらえないという欠点はあります。でもレベル差で組めないために損をしていたことも考えると、これで楽な狩りができるようになりました。 それ以外にもパーティー経験値が等しいマップにいるだけで入ってくることを利用して安全なところに放置してボーナスだけもらう人も発生しました。 いくつかの欠点がありますが、スピードパーティーにより特定地域でしか効率が良くなかったパーティー狩りが、より活性化されました。ユーザーのレベルアップがあまり早くなる恐れがあるけれども、否定的であるよりは肯定的に見て、もっと大きな影響を及ぼすスピードパーティーシステムになるように祈ってみます。

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