気楽にいきましょう!

バイク好きオヤジのひとりごと

雨の合間にチェーンをメンテしました

2013年04月06日 | オイル
今日は午後から雨の予報なので家でおとなしくしていますが
まだ雨が落ちてこないので 軽く洗車してチェーンのメンテナンスをします。

これは、先週ナップスで買ったホイールローラー
元値は16000円くらいだったけど その値段じゃ誰も買わないでしょ?
4000円で売っていたので買いました。

中は結構良い造りです、元値は結構高いけど妥当のような気もします。

こんなふうに使います

メインスタンドが無いバイクで 洗車の後ホイール回して汚れを拭き取ったり
チェーンのメンテナンスのとき重宝しそうです。

洗車したのでホイールを拭き取った後チェーンにグリースを給脂しておきます。

エーゼット製の小さなグリースガンを使って チェーンの内側シールリング部に
グリースを1粒ずつ置いていきます。

こんな感じです



これをぐるっと1周、根気良くやりました。

グリースを置き終わったら 粒を指でならして

こんな状態にしておけば大丈夫です。
走れば遠心力で外側に回るので チェーンの外側には塗る必要はありません。

この状態でも 手で回すと軽くなったのが実感できます。
少し暖かくなってきたので 今回は少し固めのグリース
固さを示す「ちょう度」は「2」のものを使いました。

もちろん

フロント側にも使えます。
ホイールのブレーキダストを除去しておきました。
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グリースについて 2

2013年04月04日 | オイル
小さなグリースガンに使うためジャバラグリス買いました。
このサイズのジャバラグリースが本来このガンに対応する最大サイズだそうです。

近くのホームセンターで200円くらい

リチウムグリースにしました。
80g入りなので エーゼットの小さなグリースガンと比べると この大きさです。

もう一つの 標準サイズ(400g)グリースのジャバラと比べると

こんなに大きさが違います。
これでも左の大きい方は中身が半分くらいに減ったものです。
大きい方は 一般的に「シャーシグリース」と呼ばれているもので
ホームセンターで400g入りのジャバラに入って130円程度で売っています。

400gのより80gの方が何故か値段が高いのですが・・・
これに黒いモリブデングリスを加えて一般的なものが3種類揃いました。

用途に応じて使い分けます。
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グリースについて

2013年04月02日 | オイル
オイルもですが、グリースも間違った認識を持っている人が多いので
少し書いておきます。
高いオイル=安いオイルより全ての面で優れていると思っている人も多いですが
そもそも その考え自体が間違いで、グリースについても同じ事が言えます。

グリースも用途に応じた選択が必要です。
一般の人がいちばん使う機会があるのはチェーングリースで
シールチェーンに使えるグリースが何であるかというのも感心の一つだと思います。

シールチェーンにはゴム製のシールリングが使用されており
ゴムを侵さないシリコングリースしか使えないと思っている人も多いですが
「ゴムを侵さない」というのは全てのゴムを侵さないという意味で
ゴムの種類によっては鉱物油でも膨潤して駄目になるものもあります。
でも、チェーンのシールリングに使われているシールリングはNBRという材質で
「耐油性ゴム」なので 鉱物油であれば膨潤して駄目になることはありません。

市販のスプレー式チェーングリースは白いものが多いので
シリコーングリースだと勘違いしますが、鉱物油のベースとしたグリースに
テフロンの成分が混ぜてあるものは白いグリースになります。

白い色と「ゴムを侵さない」という事で
シールチェーンにはシリコングリースしか使えないと勘違いするみたいですね。

これは以前私が使っていた スプレー式のチェーングリース

鉱物油をベースにテフロンを配合してあるので白い色をしていますが
成分表示ではシリコングリースではありません。

普通のスプレーグリースがシールチェーンに使えない理由は
含まれるグリースそのものではなく、流動性を持たせるための溶剤に
ゴムを侵す成分が使用されているための場合がほとんどです。

最近の逆輸入車の取説にはどう書いてあるか確認していませんが
ちょっと前までの取説(もちろん英語でしたが)には
チェーンには固めのエンジンオイルをまめに挿すように書いてありました。
当時はほとんど合成油が無い時代だったので問題無かったのですが
合成油はOリングの材質「NBR」を膨潤させるので使えません。

グリースはベースになる基油に増ちょう剤と添加剤を加えたものです。
シールチェーンにはNBR製のOリングを侵さない鉱物油が基油であれば使えます。
高いグリースは、モーターを高速で使用することを考えて耐熱性を上げるため
基油に合成油を使ったものがあります、合成油はNBRを侵すので使えません。

合成油は鉱物油より値段が高いので
グリースも鉱物油を基油にしたものより合成油を基油にした物のほうが
値段が高くなってしまいます。
つまり、安いグリースの方が安心して使えるものが多いということです。

増ちょう剤のや添加剤の種類によって 固さ(ちょう度)、耐熱性が変わってくるので
自分が使用する条件に合わせて選べば良いと思います。

また、モリブデンが配合されたグリースは
モリブデンを入れる理由が金属同士の摩擦を軽減するためです。
シールチェーンに使う油分は金属接触部を潤滑するためではないので
モリブデンが配合されているメリットはありません。
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グリスガン アストロ・プロダクト製

2013年04月01日 | オイル
バイク屋さんが使っているというコンパクトなグリスガンを買いました
教えてもらったとおりアストロ・プロダクト製で値段は720円。

本体はこんな形です

下のボトル部分の中にグリースを直接入れて使うように出来ています。

1回のポンピングで出る量はエーゼット製の小さなグリスガンより少ないので
こちらのグリスガンには

モリブデングリスを入れました。
ネジの焼き付き防止などに少量だけ塗るときに使います。

一般的なジャバラグリースと比べるとこの大きさ

手のひらサイズで使いやすそうです。

バイク整備には いろんな種類の油を使うので
私も その用途に応じて何種類かのグリースを揃えています。
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