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バイク好きオヤジのひとりごと

カブ70 メンテナンス

2017年11月17日 | カブ
私の青いカブ70、ツーリング専用だったのですが
転職してからは ほぼ通勤専用車と化しています。

先月末からメカノイズが気になってきて・・・
考えられる原因は エンジンオイルの劣化によるエンジン内の音と
チェーンが伸びたことによる音

今回は両方っぽいので、どっちも整備します。

まずはオイル交換ですが

100円ショップで売っているボウルに レジ袋を敷き
中にトイレットペーパーをほぐしたものを入れ 直接これに受けて
可燃ゴミの日に他のゴミと一緒に出します。

エンジン下のオイルドレンボルトを抜くと

予想通り、かなり汚れたオイルが出てきました。

オイルが抜けている間にチェーンの整備です

下側のチェーンカバーは この2本のM6ボルトで固定されています。
10mmレンチを使って緩め、カバーを外します。

カバーを取ると

見ただけで ダラダラに伸びたのが判るほどの状態

当然、グリースも劣化しているわけで

まずは、古いグリースを除去することから

グリースは

エーゼット社製の脱脂洗浄剤 これを使って落とします。
オートバイのシールチェーンにも使えるとの表記があります。

チェーンに洗浄剤をスプレーして

ウエス(ボロ布)で拭き取ったところ

これに、市販のリチウムグリースを

小さなグリースガンで左右のプレートの間に入るよう乗せていき
指で伸ばしてチェーンに馴染ませます。

これが私が使っているリチウムグリースとグリスガン

グリースは 何処のホームセンターでも200~300円程度で売っています
グリスガンを手に入れる前は 直接指に取ってチェーンに塗り込んでいました。

グリースを乗せるのはチェーンが輪になったとき内側になる部分
外側には遠心力で広がるので大丈夫です。

ここまでやったところで チェーンの張りの調整

リアアクスルボルト用のナットは、年式により17mmと19mmがあり
自分の車体にあったサイズのレンチを使い1/6~1/4回転ほど緩め
ハブの固定ナットは年式に関係なく23mmのレンチで同じくらい緩め
チェーン引きのナットを必要なだけ締めこんで チェーンを張ります。

チェーンの張りを調整する前



から

調整後



見た目はわずかですが
実際に手で触ると、見た目以上に張りが強くなったのが判ります。

チェーンの調整が終わったら

チェーンカバーを元通りにもどしておきます。

この間に充分オイルが抜けたので

オイルドレンボルトを取り付けて
いつもの(安い)オイルを これくらい入れます。

この安いオイルをずっと使っていて トラブルは一度もありません。
私が使っているオイルの銘柄を公表すると困る人もいるので止めておきます。

抜いたオイルは

レジ袋の口を閉じて
明日、土曜日の可燃ゴミの日に出すことにします。

自分自身の記録として

メーターの写真を・・・

カブの場合、私は約1500kmでオイル交換をしています。
普通に考えると3000kmごとですが、私が持っているタイプのカブだと
オイル消費がかなり多く、3000kmも走るとオイルが全部無くなります。
いろいろ考えて、1500kmというのがベターだと思っています。

今付いているチェーンは、走行約6万kmを超えた時交換したノンシール強化チェーン
その前の交換がメーター読み1万kmくらいだったので
前のチェーンは、私のメンテナンス方法で5万km以上使えたことになります。
今付いているチェーン、5万kmは無理としても あと1万キロちょっと
メーター読み10万kmくらいまで使えたらいいなぁ・・・

この、私のチェーンメンテナンス方法が間違っているかどうか?は
個人の考えで判断して頂ければよろしいかと思います。
もし間違っていると指摘されるなら
カブのノンシールチェーンを実際に5万km以上使った実績がある
他の正しいメンテナンス方法があったら教えて頂きたいものです。

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2 コメント

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Unknown (つくつくぼうし)
2019-08-17 17:59:01
はじめまして。
ひとつのものを長く大切に使ってらっしゃるようで、興味深く拝見しております。

記事にあったカブのチェーンのメンテナンスについてですが、私の乗っているカブ90のチェーンは、前回交換してからおよそ46000キロメートル走行している現在まで、まだ調整幅が相当残っています。チェーンと同時交換した前後スプロケットもまだまだ交換は不要な状態です。
もっとも、当初は30000キロメートル程度で交換を想定していたので、交換用部品は準備してありますが。

その運用は通勤で片道約10キロメートルを約30分、年間5000キロメートル程度の走行です。ちなみに、後輪タイヤは14000キロメートル程度で交換しており、チェーンだけがここまで消耗しないのが不思議です。

メンテナンスは、1500キロメートル程度でダイドーのチェーンオイルをたっぷり吹き付け、タイヤ交換時のみ灯油で洗浄しています。ですので、チェーンカバーは飛散したオイルで結構汚れています。調整はそれらの際、必要に応じて行います。

チェーンオイルは、これまで4本2000ミリリットル程度使用しておりますので、コスト面では、短期間でチェーンなどを交換するのもありだと思います。そもそも正しいメンテナンスかどうかは言えないですが、長期間無交換で運用する場合の参考になればと思います。

廃オイルの処理方法は私も取り入れさせていただきました。
これからもブログを楽しみにしてます。
コストだけ考えれば (お気楽オヤジ)
2019-08-30 14:07:22
ケミカルの値段がどれくらいか判りませんが
1万キロあたりどれくらいのコストが必要か?と考えるのも有りかと思います。

機械は ちゃんと手入れをすれば 長持ちするのは当然ですが
どの程度で妥協するかも 人それぞれかもしれません。

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