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バイク好きオヤジのひとりごと

カブ50 スプロケット交換&チェーン整備

2014年12月13日 | カブ
カブ50の整備、とりあえず完了しているのですがちょっと気になる部分があり
チェーン周りの整備をやっておくことにしました。

まずは

メインスタンドを立て、玄関前で作業を始めます。

整備するには

チェーンを覆っているカバー類を全て外します。
エンジン側のスプロケットは この状態でリアブレーキを踏んで
リアホイールが回らない状態にして緩めておきます。

先にチェーンを外すと緩めることが出来なくなります。


気になっていた部分

チェーンのジョイントが2つ付いています。
向きは合っているのですがジョイントは1個だけというのが整備のルール
外れる部分が2個あると トラブルのリスクも2倍になります。
見たところ、チェーン自体は新品みたいです。

自分で乗るなら自分でトラブル解決できるので構いませんが
他の人に渡すのでここはしっかり整備しておくことにしました。

タイヤを外し

チェーンとエンジン側のスプロケットを外したところ
カブはリアハブが車体に残った状態でリアホイールが外れます。

外したリアハブとこれから付けるリアハブを比較します

左が車体に付いていたほう、古いタイプのリアハブに40Tのスプロケットです
右がこれから付けるほう、新しいタイプ(セルフロックナット)のハブに
37Tのスプロケットが付いています。
新品ではありませんが、減っていないのでこれを使います。

リアスプロケットの歯数を40T→37Tに変更したので
エンジン側のスプロケットも13T→12Tに変更します。

カブ50の標準サイズはフロント13T、リア40Tでチェーンのリンク数は98
カブ70の純正チェーンは96リンクなので
手元にあった70用のチェーンを取り付けるためにジョイントを2個にしたのでしょう
思い切り「素人のやっつけ仕事」ですが、個人売買の中古車なんてこんなものです。

自分で ある程度の整備が出来ないなら手を出すのは止めた方が良いと思います。

これが外した部品

フロントのスプロケットを止めるネジに「スプリングワッシャー」が付いてました
本来は付いていないので 緩み止めのために付けた「玄人整備」に見えますが
スプロケットの回転方向を考えると、走行中ネジには締まる方向の力が加わるので
ちゃんと締めてあれば緩むことはありません。

こういう、知識が無い事を見てもやっぱり「素人のやっつけ仕事」ですね。


リアハブ、エンジン側スプロケット、チェーンを取り付けます

カブはこの状態でチェーンの張りの調整が出来ます。
50年以上前ながら トラブル対処を考えた素晴らしい設計です。

この後リアホイールを取り付けますが

国内生産型のカブシリーズ(50、70、90、リトル)は
リアアクスル左右のチェーンアジャスターの目盛を信じて取り付けると
リアタイヤ前側が少し左に振れた状態になります。

カブが最初に設計された時代を考えると 道の状態も悪く釘も落ちていたはず
パンクの原因は フロントタイヤで跳ね上げた釘をリアタイヤで踏むことです。
標準状態で取り付けて走行するとフロントとリアのタイヤが
ちょうどタイヤ1本分左右にずれ、路肩の白線の上を走ると確認できます。
フロントタイヤで跳ね上げた釘を踏まなくするような設計だと思います。

最近は釘も少ないので 私はなるべくタイヤをまっすぐ付けるようにしています。
タイヤの向きはチェーンアジャスターではなく
フレームのフェンダー前側とタイヤの隙間を左右見ながら向きを調整しました。

エンジン側とリアスプロケットの歯数の合計が4T少なくなると
使用するチェーンのリンク数はその半分、2リンク少なくなります。

無事ジョイントが1個になり、付いていたチェーンがそのまま使えました。

全ての部品を元に戻して

朝からのカブ整備は完了です。
 
自賠責を移すため 一旦横浜ナンバーで登録したのですが
先週、女房にナンバー返納を頼んだので現在はナンバー無しになっています。
書類を渡したので、新しい所有者がナンバー登録するまで走れません。

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