RAINBOWシーカヤック:ブログ

RAINBOW・三河湾シーカヤックスクールのブログです。

三河湾でのシーカヤック事故

2016年12月24日 | Weblog
三河湾でシーカヤックでの死亡事故がありました。
2名の方が亡くなるという重大事故です。

第4管区海上保安部のサイト
http://www.kaiho.mlit.go.jp/04kanku/safety/boat/002275.html

我々カヤッカーができることは、再発防止に向けて事故から学ぶことだと思います。
気象の確認と予見、自分と仲間のスキルの適正な評価、適切なウェアとその他の装備携帯、緊急時の通信手段携帯とその方法など、海に出るためには基本的なことですが、基本は重要です。
もちろんツーリングでもフィッシングでも全く同じ、何ら変わるところはありません。

自分が漕ぎ出す海にはどんな危険があるのか、それらを想定してそれに備えること
小さな危機を感じたら、その時々の状況に対し、危機を拡大させないよう、素早い判断で危機の芽を摘むこと

それらについて、風が防げて暖かいお家の中で、先ずは考えてみましょう。
僕もそうします(RAINBOWの中は暖かくはないですが・・)。

三河海上保安部作成の資料です↓


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3 コメント

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シーカヤックの事故について (カヤッカー)
2016-12-25 14:22:59
私もシーカヤックをしています。
今回の事故の犠牲にななられた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます。
私の考えを書きます。
1,天候の判断ミスの可能性
これは今回の可能性の大きな原因の一つだと推定します。
当時の風速、海象、前日の予報等のデーターが無いので海上保安庁の報告を待ちたいと思います。

2,技術的な能力が足りなかった可能性
どちらかが沈してロール、又は最乗艇が出来なかったかもしれません。それを助ける為にもう一人も沈をしたと言う事が推定出来ます。
カヤックが見つかっているので浮力体は入っていると推定します。
もし仮に最乗艇してもカヤックの中の水が完全に無くならないので風が強い時に漕ぎ続けられる物でしょうか?
フリーウオタートレック(たぶん)は漕いで無いときは安定性が他のカヤックよりも低いような気がしています。
もう一艇は木?自作のカヤックでしょうか?
私、ロールはホワイトウオーターで時々しているがシーカヤックでは最近はしていないので果たして突然の沈で出来る物なんだろうか?
私も川ではフィッティングをしっかりするが海ではリバーカヤックのようなきついフィッティングはしていない。
川では沈脱しても岸が近いので良いのだが海では確実にロール出来るようにフィッティング、練習した方がいいかもしれない。2艇で風が強いとき出艇してもう一方が沈脱したとき助けられるのだろうか?助けられる性能があるカヤックだろうか?パドルフロート、ビルジポンプを持っていても役に立つのだろうか?
  
3,その他
気象海象の判断ミスがあった事はたぶんすぐに推定出来ると思います
やはり余裕を持って風が弱い時だけに限定して出艇すべきなのでしょうか?
荒れてくる予測は出来る時ばかりではないと思います。
年齢が40歳代と60歳代では60歳代の方に体力的、判断能力的に問題があったのでしょうか?もちろん個人差があります。
2人で助け合って出て行くのは時と場合によって考えなくては行けないと思います。レベルが低い方は足を引っ張る事もあります。
今回は木?のカヤックの性能が解りません。
海の風が吹いている波が強い時に携帯電話を118にかけて会話が可能なんだろうか?時々海上保安庁の方に海の上で「携帯電話を持っていますか?」言われるのですが風が強くなれば無理でしょう。電話は防水バックに入れていても海が荒れてきたら周りの音は半端ではないと思います。それよりPLBの方が確実だと思います。でも価格が高いので買っていません。
追い風の豊橋方面へ漕げなかったのでしょうか?これも目の前に見える蒲郡をあきらめる事は難しかったかもしれません。でもそれを解っていれば結果は違っていたかもしれません。
ボート免許のようにシーカヤックは気象海象に左右される事が多いので漕ぎ方と一緒に気象海象を教えるか、それを勉強する様に伝えるのが事故防止になるかもしれません。
考えられる事を書いたのですがこれからのシーカヤックの安全につなげるようにしようと思います。是非これからの事故防止に役立てるためにも詳細な報告を保安庁でないシーカヤックをする人の立場からお願いします。<(_ _)>
コメントありがとございます (なかたに)
2017-01-19 14:34:16
カヤッカーさま

コメントありがとうございます。

今回の事故について、私見を掲載・公表することを控えています。
理由は2つあります。

1つは、重大事故ですので、海保の検証は慎重になされており、現在も継続中とのことです。
そのため、立場上私の見解を出すことで、読んで下さる皆さんの見解・推測に誘導するような方向性を加えてしまうことは、避けたいと考えていること。

もう1つは、全てが推論となるため、お二方のご家族や近しい方々の目に触れ、「そうではなかった」と思われる部分があってはならない、と考えているからです。
ご家族の方々や、親しかった方々のお気持ちを考えると、私としてはどうしてもできません。

カヤッカーさんのように、一人一人がこの事故について考え、教訓とすることが最も重要と考えています。

また、その「考える」機会を設けるために、2月19日に蒲郡市西浦で「事故から学ぶリスクマネジメント」講習会をJSCA主催で行うことが決定しました。
講習会というカタチですが、今回は参加料は保険代だけで開催します。
ぜひご参加を検討下さい。
みんなで考えてみましょう。
Unknown (カヤッカー)
2017-01-21 13:10:40
なかたに様
レス、ありがとうございました。
文章、行間から理解をしまました。
これ以上は自分の頭の中っだけで試行錯誤をします。
ありがとうございました。

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