桜が咲く頃までには

家族と歩む、ちょっと病気の主婦の日記です

周知

2017-06-09 03:05:14 | 病気
私の場合、病気のことを知られたくないと思うことはそう多くありません。

一方で、特に積極的に話す必要があるとも思えません。
他人の体調なんて、お付き合いして行く上でどーでもいいからです。

なので、隠してるわけではありませんが、知っている人はわずかです。


しかし、話すかどうかは常に迷います。
隠してるわけではないけれど、話すのは少し気が引けます。
なんでだろう。
そのまま受け取られることがないからかなあ。

話してホッとすることもあります。
がっかりすることもあります。
その結果がわからないのが、嫌なのかな。

うん、そうかも。

心が揺らいで、それを受け止めたりいなしたりするだけの余裕が今の私にはないんですよね。

それで、あんまり話したくなくなっちゃうのかもしれません。


時に、すっと話せる人がいます。
すごくありがたい。
逆剥けた心が落ち着くように、力が抜けて安心感が広がるのです。
なんでさーっと話して、すっーと受け入れてくれるのかわからないけれど、勝手にそれだけ苦労してきた人なんだろうと思ったりしています。

そんな人の優しさや温かさに触れる時、私もこの病気の経験で、人として厚みが出たらいいなあと思います。

病気の人間は、心がよく動きます。
そして、温かい人にいっぱい支えてもらいながら生きています。
何か何か恩返しができたら。
今の私でもできることを考えながら生きたいと思います。