最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

近づきつつある大災害

2006年08月21日 20時38分29秒 | Weblog
ビッグコミックスピリッツに連載されている日本沈没だが、他の映画、TV版、漫画などと比較しても単に現代を舞台にリメイクしたのではなく、新しい理論や技術なども加えて秀逸な別の作品になっている(今のところは。現在公開中の映画とは別の結末にしてい欲しいが)。この感性、柔軟性、先進性が日本の漫画(アニメ)が世界で評価が高い理由の一つであると思う。
また人気の背景には、これから起こる自然災害に対する大きな不安があることは間違いないだろう。1973年に発売された小説は高度経済成長の曲がり角を迎えた日本がこれから没落していくのではないかと言った警告でもあり、本当に日本が沈むと思っていわけではなく日本沈没が一種の隠喩として使われていた。しかし現在は、東海、東南海、南海の三連動巨大地震や超巨大台風の襲来、豪雨や旱魃など自然災害で日本が壊滅するのではないかという不安が増大しつつある。次の東海地震は三連動である可能性が高まって来た以上、単に漫画や映画の世界だけの話ではない。

<ゆっくり地震>今年1月から、三重・志摩半島付近で発生か

 東海地震の想定震源域から約100キロ西の三重県志摩半島付近で、今年1月から、ゆっくり地震が起きている可能性があることが国土地理院の観測で分かった。21日の地震予知連絡会(大竹政和会長)で報告した。
 ゆっくり地震は、陸側のプレート(岩板)と、その下に沈みこむフィリピン海プレートとの間で起きるゆっくりとした滑り。東海地震との関連が注目されている。
 浜名湖周辺で00年からゆっくり地震が起きていたが、05年までに停止した。今回のゆっくり地震はそのすぐ南西隣で起きた可能性があり、陸側プレートが今年1月からの半年間で南東方向に約1センチずれたと見られる。
 国土地理院の熊木洋太・地理地殻活動研究センター長は「今後も観測を続け、東海地震などへの影響を評価したい」と話している。
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