以前は業者から PC パーツを買い求めて、自分達で数十台ほど組み立てて、自作のクラスタ計算機を造って運営していた。メーカーで完成品を購入する場合と比較して、2倍ぐらいのノード数にできるのが魅力だった。ただし普通の PC では、1年365日24時間通電したまま稼働させて、計算負荷をかけるという任務には向いていないので、実際に使用するとトラブル続きだった。規模が数十台なので、Linpack 測定も 1 時間以内で終わるのだが、これが規模が大きくなって Linpack 測定に 1 日ぐらいかかるようになると全台で完走させるのは結構難しい。その後でグリッド計算用の資源として用いたので、8、9割稼働していれば十分ということになった。
このような経緯から、現在ではクラスタを構築するにしても重厚なサーバ仕様のマシンを購入することにした。台数は少なくても性能は出るし、管理の手間よりもソフトウェア開発の方に労力を使いたいので。
このような経緯から、現在ではクラスタを構築するにしても重厚なサーバ仕様のマシンを購入することにした。台数は少なくても性能は出るし、管理の手間よりもソフトウェア開発の方に労力を使いたいので。