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花粉症の薬

2006年03月10日 09時42分11秒 | Weblog
すでに花粉症歴22年のベテランであるが、花粉症の飲み薬と言えばやはり市販の鼻炎当の薬を飲む人が多いのではないか。耳鼻咽喉科などに行くと別のタイプの薬をくれるが、やはり副作用(眠気やのどの渇き)などのせいで薬を飲まないで我慢する人も多いようだ。
風邪薬や鼻炎薬、さらに花粉症用の目薬などにかなり高い確率で含まれているのが”マレイン酸クロルフェニラミン”という抗ヒスタミン剤に分類される成分だ。この成分は確かに鼻炎等には効き目があるのだが、副作用(特に眠気)が強いので注意が必要だ。以前この成分について詳しく知りたかったので、医学部に行っている友達の家に遊びにいって医学書を見せてもらったが、薬の説明書に書いてある内容とほとんど一緒だった。やはり薬は薬学部の方が詳しそうだ。例えば医院で処方される薬では”ポララミン”という薬などに含まれている。どのくらい強烈かというと睡眠薬として使えるほどである。以前出張でアメリカに行ったときであるが、狭い機内では疲れていてもなかなか眠れない。そこでためしに”ポララミン”を飲んだところ強烈な眠気がやってきて、2回の機内食以外は爆睡状態で気分的にはあっという間にシカゴに着いてしまった。しかしこんな強烈なものは使いづらいところがある。
昔あまり眠くならない薬ということで処方してもらったのが”ジルテック”である。確かにポララミン等よりは眠くならないが、やはり眠気は襲ってくる。しかし、それなりの効果があって効き目はある方だ。
一方眠くならないで有名なのは”アレグラ”である。確かにほとんど眠くなることはないが、症状が重くなったときにはほとんど効かない。
昨年は尋常ではないほど花粉の量が多かった。ちょうど花粉が最も多い時期に引っ越しをしたので、花粉&ほこり&疲れで引っ越し当日は大変重い症状になった。こうなるともはや”ポララミン”でも効かない。そんなときには”セレスタン”ぐらいでないと効かないのではないだろうか。これはマレイン酸クロルフェニラミンとステロイドの混合剤であり、普通に医院で処方してもらえる薬では最強の部類に入る。強い薬なのでひどい症状のときのみに使用される。
地元の医院で花粉症の予防接種?をしているという話を聞いたので調べてみたら、ステロイドを大量に筋肉注射するのだという。そんな危険なことをしないで、症状に合わせて飲み薬でコントロールした方が良いと思うのだが。詳しくはこちらを参照のこと。
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