最適化問題に対する超高速&安定計算

クラスタ計算機やスーパーコンピュータ上での大規模最適化問題やグラフ探索などの研究のお話が中心

Atom 対 Celeron (Coppermine)

2009年03月29日 01時18分20秒 | Weblog
Celeron (Coppermine) は当時(2000年ごろ)の Pentium III の L2 キャッシュ 256KB の半分だけ使えるようにした CPU なので、中身的には Pentium III とほとんど一緒である。当時は結構速いマシンだと思っていたが、さすがに Ubuntu 8.10 などの最新 Linux をインストールすると動きはかなり重い。それでもビデオカードを GeForce 6600 に変更したので、Windows 2000 と Ubuntu はそこそこの速さで動く。当時の SDPA は Ver. 5.x の時代だが、開発においてはアルゴリズム的な工夫がメインであって現在のような実装面での工夫はほとんど行わなかった。
速度は CPU だけではなく、メモリや周辺機器などの性能にも影響を受けるのだが、さすがに Atom でも Celeron (Coppermine) には圧勝する。しかし、この Celeron でも SDPA Ver.1.x の開発に用いた SONY NEWS-5000WI(CPU MIPS R4400 133MHz) よりは比較にならないほど速いし、博士論文時に用いた Pentium II 300MHz よりも相当速い。

○実行マシン1:Intel Atom 330 (1.6GHz) : メモリ 2GB : Fedora 10 for x86_64 ; 2008年
○実行マシン2:Intel Celeron (Coppermine) (600MHz ; クロックアップして 675MHz) : メモリ 512MB : Ubuntu 8.10 for X86 ; 2000年

GotoBLAS 1.30b9 make 時間
1: マシン1 : 2 コア 9m15.232s; (1 コア 18m49.992s)
2: マシン2 : 1 コア 63m12.299s

問題1: mcp500-1.dat-s
1: マシン1 : 17.533s
2: マシン2 : 1m30.785s

問題2: theta3.dat-s
1: マシン1 : 9.103s
2: マシン2 : 37.323s
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