最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

GeForce と SLI

2007年01月04日 03時43分41秒 | Weblog
業者の方に安い GeForce のカードを SLI で2枚挿しにするよりも、高いカードを1枚使った方が速い場合が多いと言われたが、一度 SLI をやってみようということで、Core2Duo 6600 (2.4GHz → クロックアップ 2.88GHz) + メモリ(DDR2-800) 2GB + ASUS P5N32-SLI SE DeluxeEN7600GS SILENT/HTD Series × 2枚 + Windows Media Center Edition 2005 という構成にしてみた。
もう FF XI ベンチマークなんて古いのかなと思ったが、ビデオカードの能力が相対的に余っているのだろう。この場合2枚用いてもほとんど結果は変わらない。さすがに 3DMark05 ではかなりの効果(1.85倍)がある。、

FF XI ベンチマーク Ver. 2
ビデオカード1枚
Low 9938
High 8343
ビデオカード2枚 SLI
Low 10055
High 8413

FF XI ベンチマーク Ver. 3
ビデオカード1枚
Low 10451
High 7576
ビデオカード2枚 SLI
Low 10598
High 7764

3DMark05
ビデオカード1枚
4262
ビデオカード2枚 SLI
7880

よく古いマシンのビデオカードを新しい物に交換して復活させるといった記事も見るが、これも程度の問題であろう。 Celeron 600MHz マシンに GeForce 6600 (AGP)を用いてみた。BitBlt などの通常の Windows での処理は確かに速くなるが、上記のベンチマークなどは惨敗である。全ての処理をビデオカードで行うわけではなく、CPUの担当部分も多いので、CPU が遅すぎるとどうにもならない。
コメント
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