原宿美容室 DEEN、樹林伸とのコラボ「すごく革命的な作品になった」

5月30日（水）、DEENのニューシングル「心から君が好き～マリアージュ～」楽曲完成記念イベントが、東京 原宿のリストランテ ベニーレベニーレで実施された。

このイベントには、漫画「神の雫」原作者で、新曲「心から君が好き～マリアージュ～」の作詞を手掛ける樹林伸氏も登場した。まずは、以前より「神の雫」の大ファンだった池森が、いつかコラボをしてみたいと思っていたと告白。知人を介して樹林氏を招待した2012年1月の全国ツアーファイナル終演後の楽屋で、新曲の共作詞のオファーをしたところ、樹林氏も、DEENの楽曲をカラオケで歌うなど共感していたこともあってその場で快諾した、と今回のコラボの経緯を明かした。

池森は、樹林氏から歌詞を受け取った時を振り返り、「（神の雫の漫画同様）ページをめくっていくかのような歌詞で、一語一語にドラマが込められていた」と絶賛。それに対して樹林氏も「池森さんの甘い歌声を思い浮かべて書きました。長く歌いたい曲にしたいということで、長い恋愛が結婚という形でまとまる瞬間を描き出せたら」と制作テーマを語った。また、当初はイントロから始まる楽曲構成だったが、「生まれ変わった歌詞を、よりドラマティックに表現しよう」と、アカペラ始まりに変更したという制作秘話も池森によって語られた。

さらに樹林氏からサプライズが。「「神の雫」というタイトルの楽曲を作りました」と、新たな共作楽曲が生まれたことを発表した。池森が、「次のアルバムに入る曲です。（漫画「神の雫」の）アナザーストーリーと思えるような、すごく革命的な作品になったので楽しみにしてください」と告げると、100名のファンで埋め尽くされた会場からは拍手が巻き起こった。

DEENメンバーと樹林氏のトークに続いて、DEENのアコースティックライブへ。ステージは、ニューシングル「心から君が好き～マリアージュ～」カップリング曲の「雨がいつか上がるように」からスタートした。優しいアコースティックサウンドに、樹林氏の作詞による、メッセージ性が高く力強い言葉が重なっていく。続けて、2012年にデビュー20周年を迎えたDEENの1stシングル「このまま君だけを奪い去りたい」、ファンからの人気の高い「ひとりじゃない」を演奏。ラストナンバーは新曲「心から君が好き～マリアージュ～」を初披露して、全4曲のアコースティックライブは幕を閉じた。

最後に「20年活動してきて、まだ新しいことができるのが嬉しい」とこの日のイベント成功の喜びを語ったDEENのメンバー。樹林氏は「大好きなDEENのライヴが間近で聴けて嬉しい。今後もまた新しい作品を作ってみたい」と応じて、イベントは終了した。