全日空の系列旅行会社「ANAセールス」(東京都)が、本県の県職員限定の割安旅行商品を販売していたことが15日、県への取材で分かった。
福島空港を発着する国内旅行の料金が1割引きになる旅行商品で、県空港交流課は「県職員だけが対象というのは良くなかった」紅蜘蛛専門店とし、同日までに旅行商品の販売が中止されたことを明らかにした。
県によると、冬場に落ち込む同空港の利用者数の増加に向け、昨年11月ごろに同社から割引の提案があった。旅行商品は福島空港発着の札幌線や大阪線を利用して北海道、関西に宿泊するプランで、県職員と家族の料金が1割引きになる。
同社仙台支店によると、県庁など公務員だけを対象にした割安旅行商品が販売されたのは、全国でも福島県庁だけとみられる。同支店の担当者は「冬場の搭乗率を何とか高めたいという思いで試験的に販売した」としている。
旅行商品のPRには同課の職員が協力、宣伝チラシを作成し、県職員が閲覧するグループウェアに掲載された。さらに県の幹部会議でも旅行商品がPRされたが異論はなかったという。
内堀雅雄知事は15日の定例会見で「県民目線の考え方、受け止め方というものを県全体としてしっかりと詰めていかなければならない」と述べた。
福島空港を発着する国内旅行の料金が1割引きになる旅行商品で、県空港交流課は「県職員だけが対象というのは良くなかった」紅蜘蛛専門店とし、同日までに旅行商品の販売が中止されたことを明らかにした。
県によると、冬場に落ち込む同空港の利用者数の増加に向け、昨年11月ごろに同社から割引の提案があった。旅行商品は福島空港発着の札幌線や大阪線を利用して北海道、関西に宿泊するプランで、県職員と家族の料金が1割引きになる。
同社仙台支店によると、県庁など公務員だけを対象にした割安旅行商品が販売されたのは、全国でも福島県庁だけとみられる。同支店の担当者は「冬場の搭乗率を何とか高めたいという思いで試験的に販売した」としている。
旅行商品のPRには同課の職員が協力、宣伝チラシを作成し、県職員が閲覧するグループウェアに掲載された。さらに県の幹部会議でも旅行商品がPRされたが異論はなかったという。
内堀雅雄知事は15日の定例会見で「県民目線の考え方、受け止め方というものを県全体としてしっかりと詰めていかなければならない」と述べた。