中小企業診断士WATATA 終りなき改善の道

いっぱしの「改善コンサルタント」に向けて日々自己改善!中小企業診断士の活動(等)のブログです。

起業家の本を読む事について

2012年04月18日 | 書評
先日、中野渡進著「ハマの裏番 もつ鍋屋になる」を読みました。

昔横浜ベイスターズに在籍していた、元プロ野球選手のベイス暴露本兼、もつ鍋屋起業自伝です。

・・・・と、紹介するとぜんぜん面白くない本の様に見えますが、実際のところは異常に面白い
妙な本です。


全盛期のベイスターズの活気ある雰囲気が分かる話や、当時もクソなフロントの話は面白いです。
読んでて楽しくなります。脚注とか、いちいち面白い所が多くてサービスの良い本です。

後半のもつ鍋屋起業の話も、読んでいて元気になれる、素晴らしい努力と人徳の立志伝です。
感動しました。



・・・私は時々、起業家の本を読む事があります。

確かに元気になる様な話が沢山あります。
でも、昨年末ぐらいから、そういった起業本を読むとネガティブな気分を感じる事が多いです。


だってさ、そーゆー素晴らしい人格とか精神力とか経験とか覚悟とかの持ち主じゃないと、
絶対に成功なんてしないだろうな、ってのが分かっちゃいますから。


自分には遠い遠い世界の話に思えて来ます。こーゆーこと書くから、より遠のくんでしょーねー。
人脈とか運気(笑)とかがさ。

この本の著者の中野渡氏は自分を雑草だとか卑下すること多いのですが、私あたりから見ると、
とんでもなく身体が頑強で、最高に精神力が優れ、コミュニケーション能力抜群で、
本気で努力して、死ぬ気で勝負して、そして成功した体験を持ち・・・・とまあ、自分が持っていない
「成功しそうな資質」を、たっぷりお持ちの素晴らしい方に見えます。
自分が持っていない資質にクヨクヨせずに、持っている物を最大限に活用した素晴らしい人です。


中野渡氏「クソだ。こんな奴らには負けねえぞ!見返してやる!」
自分  「クソだ。こんな奴らは顔も見たくねえ。もう辞めよう。あー何もかも面白くねえ。俺はダメだなぁ。」

この差ですよこの差。

やっぱり自分は並か並以下のサラリーマン以外は出来そうもないなぁ・・・
そもそも、独立とか起業とか、楽しそうに見えないしなぁ・・・


でもさ、日本人のほとんどがサラリーマンで、自分でリスク取って勝負する人がいない事が
大問題なワケでさ。

自分みたいな奴は別にこれ以上増えなくたって良いじゃないですか。


変わりたいけど、思い切った行動のその先にある生活に、あんまり魅力を感じないんです。

だから面白くないと感じているわけで、その結果行動力が下がって・・・上手くいかないですね。

努力不足で挑戦不足で勉強不足で行動不足で、覚悟はゼロで、近視眼的で、人を幸せにする意思も
あんまりないです。

意識が高いのかも知れませんが、スキルも経験も行動もないから無意味です。


無意味な人生は嫌だなぁ・・・


自分探しの旅とかそーゆーのもサイテーに嫌だなぁ・・・

変わるための努力は嫌だけど変わりたいなぁ・・・

サイテーだなぁ・・
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技術士受験申込書作成

2012年04月15日 | 技術士試験
新技術開発センター主催の「技術士試験の願書」をつくるためだけのセミナー
(個人指導付き2.5万円)を受講してきました。

個人指導をして頂いた先生は、しっかり話をきいて頂き、納得のアドバイスを頂き
ました。ありがとうございます。

技術士は業務経歴が必要で、しかもその経歴で技術的体験論文と口頭面接試験が
実施されるため、願書に書く経歴が大変重要です。

指導のもと願書作りをやってみると、今まで自分のキャリアに対してネガティブな
イメージが強かったのですが、今日「俺って今まで結構頑張った来たんじゃね?」
と勘違いする出来に仕上がりました。良い気分。

技術士を受ける人じゃなくても、やってみると面白いかと思います。

◆ルールは簡単。以下のルールで7年分以上になるまで職歴を作ります。
①「過去どんな仕事をしたか?」を、一つ35文字以内で述べる。
②各職歴の最後には必ず、「の設計」「の計画」「の研究」「の評価」「の分析」
 のどれかを付ける。他の表現が多少くっついていても可。
③出来るだけ具体的に、そして「当時の創意工夫・問題解決・苦労・独自性などが
 伝わりやすい表現」で述べる。
④多少話を大きくしても許してくれる。(あとで試験官にプレゼンして質問攻め)
⑤専門用語はOK。


例えば、
「造粒加工による物理性の良い園芸培養土の研究、開発」とか、
「半導体原料(ガス・薬液)最終検査工程の効率改善の研究」とか。

よっしゃー!

8月の試験に向けて努力して我慢して辛抱します。

と、ここで言っちまったからにはそうします。
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ガラパゴスっていうけどさ

2012年04月08日 | 製造業
日本市場はガラパゴスってよく言いますけど、なんか勘違いしてねーか?って、
よく感じます。

てゆうのは「日本では高い技術を持った日本企業しか勝てない」みたいな、バカな
自信過剰な面があるんじゃないでしょうか?

自分の意見はそれと全然違います。
顧客が「欲しい!」と思う製品を作れないから、世界のどこでも勝てないのだと思います。


それを実感した例として、去年スマホとノートパソコンを買った時の話をします。

アメリカ企業に貢献したくなかったので、とりあえず日本メーカーの物を買おうと
思いました。
当時iPhoneはソフトバンクだけだったので、乗り換えるのも面倒でしたし。
職場が田舎だったので、「繋がりやすさ」を重視したかったのもあります。

で、日本メーカーのスマホ探したのですが、1品種たりとも「欲しい!」と思うものが
ありません・・・(今ではまた違うのかもしれませんが)

結局シャープのIS04のピンクにしたのですが、入荷待ちになりました。
今でももちろん使っていますけど、操作性はイマイチで不満があります。

最近の日本のクルマや家電やデジタル機器で、「欲しい!」と思う物はほとんど無いです。
どれも全然ユニークじゃないし、カッコ良くないし、買っても楽しくなさそうですから!

稀に欲しいものがあっても、高くて手が届きません。
デザインが魅力的で使い勝手が良いアップル社製品が、手ごろな値段で世界から日本製を
駆逐する理由が良く分かります。


ワケあって去年夏にMacbookProを買ったのですが、重いこと以外は快適です。
値段も10万円しなかったし。

ほんとはアレを日本企業が作れなきゃダメだったんですよ・・・
アップルなんかに金使いたくないんですよ。

あと、先日の投稿とかぶりますけどね、テレビとかDVDレコーダーとか、自分にとっては
全く「楽しさ」を連想しない商品なんです。
自分だけがヘンなのかと思ったらそーでもなくて、会社の外で会う人の大多数は、
「テレビなんて見ない」って人ですよ。

それに比べてアップルなんか、「アップル社製品を愛用している人は、稼ぐ力が強い」
ぐらいの印象すら受けますよ。

「デカいテレビを欲しがる人」って、「今後の日本にとって重要な人」ですかね?
娯楽中心に生きる人や、バカなDQNばっかり相手にした、日本人の質を下げる様な
ものづくりなんて、さっさと滅びた方がいいです。
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多品種小ロットについて思う事

2012年04月03日 | 製造業
今日は「多品種小ロット」について思う事を書きたいと思います。

日本経済が成長する事はこの先当面なさそうです。
日本市場を標的にする企業の工場にいると、製造ロット大きくなりません・・・

最初に就職したのは一般家庭用品のメーカー、今いるのは半導体原料の
メーカーです。どちらも多品種小ロットが特徴です。

おそらくこの20年ぐらいで、日本全国で多品種小ロットを特徴とする製造業が
主流になってきているのでしょう。


生産管理関係の勉強をしていると、「多品種小ロットこそ時代に合致した
ものづくり」という話が多いです。

しかし最近はどうも、その前提が崩れているようです。

簡単にいうと、アップル社製品とか、ダイソンの掃除機とか、近年よく
売れている商品が、ぜんぜん「多品種小ロット生産」じゃあないからです。
「多品種小ロット」が「少品種多ロット」に負けているワケです。
新興国じゃなくて、贅沢で目の肥えた日本市場の話ですよ!


自分の実感からすると、アサハカな開発担当ほど、多品種小ロットの商品を
開発していたと思います。
それに、ロク売れない商品を廃番にしないバカのせいで余計な仕事が増えます。

逆に、大ロットで生産出来る製品は、ユニークで良く工夫されているものや、
コンセプトがしっかりしている良い製品だと感じていました。

もっというと、利益のかなりの額は一部のメイン商材が稼いでいたり、
ある製造担当者の担当製品は、彼1人分しか養えない程度の利益額だったり
しています。(それは事業として意味ないでしょう。併売品とかあれば別ですが)


結局、多品種小ロットって、「小さなビジネス」への安易な逃げ道なのでは?

中国韓国台湾が美味しいトコロを持って行ってしまい、残ったゴミカスクズ商品を
大事に抱え込んでいるってことでしょ?
「撤退」を「転進」と言い換えているのと一緒じゃないですかね?

「高級品で勝負しろ!」ってあまり安易に言うのも良くないですよね。
だってそもそも商売として小さいワケで、ボリュームゾーンでキッチリ利益
を出す企業よりもトータルの利益額が小さくなるリスクが高いでしょう。
そしたら設備投資や研究開発投資で不利になっちゃうじゃないですか!
それでも高い価格を維持していける自信があるならいいですけど。

真面目に「ユニークで顧客にウケる良い製品」を作って、それを育てていくのが、
昔も今もものづくりの正攻法だと思いますよ。
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なぜテレビなんかに?

2012年03月30日 | 製造業
風邪引いたり、その結果仕事がたまったり、その結果気分がイマイチだったりして、
更新が滞っています。

色々書きたいことはあるし、アウトプット必要だとは思うのですが。


最近、「日本の製造業」について考える機会が多いです。

技術士試験の対策としてウェイトが高いし、あと、来月に中小企業診断協会東京支部の
イベント「スプリングフォーラム」で、製造業再生をテーマにしたディスカッションコーナーの、
ファシリテーターをやるってのも理由の一つです。

このテーマは書く事が多いので、これから沢山ブログ書きたいと思っています。
・・・がんばります。


さて、今日のところは1点だけ。

日本の大手家電メーカー各社の業績が悪い理由の一つが「テレビ事業失敗」らしいです。

なんでテレビなんかに投資しちゃうのかな・・・

テレビなんて、糞じゃないですか?

閉鎖的な「テレビ村」の住人が食って行くためだけに存在する、
低レベルな時代遅れの負け犬メディアでしょ?

そんなものに社運をかけて、結局大失敗して迷惑ばっかりかけて、
それでも引責辞任しないなんて、どんだけ時代が見えてないんだろう。

この1点だけ見ても、今すぐ経営陣が若返る必要があるってことですよ。
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