名南将棋大会ブログ 名古屋

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大山将棋研究(555); 向い飛車乱戦(丸田祐三)

2017-06-19 | 大山将棋研究
☆ 昨日の復習

先手番大山先生の次の手は?


☆ 今日の棋譜20170619
昭和55年10月、丸田祐三先生と第6期棋王戦です。


どちらが振るか、という序盤ですが、丸田先生は居飛車党のはず。居飛車で位取りのつもりだったのかもしれません。

大山先生から角を交換して角を打ちあい、居飛車選択です。

でも77角成には同玉しかない(88角がある)ので、また角を打ちあって中央を狙われる、というのはまずそうに見えます。

中央は丸田先生の勢力圏内。金を繰り出すのは力強いですが、

一気に決めてしまおうというのは、ちょっと指し過ぎです。

大山先生は陣形がバラバラなのですが、56銀直から角と銀を交換していくのが好判断。後手から案外に手がないですし、71の銀を働かせにくいです。

馬を作れたら大山先生のペースになります。

丸田先生はなるべくしっかり受けるのですが

角を追われて

切って と金作りが間に合うか。大山先生は自陣角、馬の横に打つので気が付きにくいですが、これで2枚換えの筋+71銀取りを避けにくいです。

52歩には53角成から43馬でもよいですが、54歩から71角成もあります。

丸田先生は取られそうな銀を捨てて71角成のほうを受けるのですが

角損で馬と と金の作り合いですから、かなり分が悪いです。この桂取りも銀を打ちたくないし

飛車を捨てて

形を作って投了です。


丸田先生は軽い攻めの得意な「小太刀の名手」と呼ばれた居飛車党です。行きがかり上の乱戦ですが、振り飛車党のほうが慣れているような形になりました。
大山先生の馬作りから自陣角のあたりを覚えておきましょう。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.31 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:大山王将
後手:丸田祐三9段
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 6六歩(67)
4 4二銀(31)
5 7八銀(79)
6 5四歩(53)
7 6七銀(78)
8 4四歩(43)
9 5六歩(57)
10 4三銀(42)
11 6五歩(66)
12 4五歩(44)
13 2二角成(88)
14 同 飛(82)
15 7七角打
16 3三角打
17 6八玉(59)
18 7七角成(33)
19 同 玉(68)
20 3三角打
21 6六角打
22 4四銀(43)
23 4八銀(39)
24 5五歩(54)
25 5七銀(48)
26 5二金(61)
27 8八玉(77)
28 5三金(52)
29 5五歩(56)
30 同 銀(44)
31 7七角(66)
32 6四歩(63)
33 5六銀(57)
34 同 銀(55)
35 3三角成(77)
36 同 桂(21)
37 5六銀(67)
38 6五歩(64)
39 5四歩打
40 同 金(53)
41 4三角打
42 4四角打
43 9八玉(88)
44 5三金(54)
45 3四角成(43)
46 4三銀打
47 1六馬(34)
48 6六歩(65)
49 5五銀打
50 同 角(44)
51 同 銀(56)
52 6七歩成(66)
53 2六角打
54 5二歩打
55 5四歩打
56 同 銀(43)
57 同 銀(55)
58 6二銀打
59 5三銀成(54)
60 同 銀(62)
61 3四馬(16)
62 4二金(41)
63 3一銀打
64 6八歩打
65 2二銀(31)
66 6九歩成(68)
67 3三銀成(22)
68 投了
まで67手で先手の勝ち

ジャンル:
レトロ
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