名南将棋大会ブログ 名古屋

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大山将棋研究(382); 四間飛車穴熊に銀冠

2016-12-28 | 大山将棋研究
昭和52年11月、西村一義先生と第27期王将戦です。


西村先生の四間飛車穴熊です。大山先生は後手番だし、穴熊はわかっているので15歩を後回しのほうが良さそうに思いますが

左美濃に組んで、好きにやっていということなのでしょう。

銀冠と3枚の穴熊になり

パンツを脱ぐのが早いですね。どちらにも跳ねられるので、実はこの局面は西村先生が良いのだと思います。

大山先生は銀を追って54銀ですが、突き返されて局面を収めにくくなっています。

仕方ないので強く攻め合いを選びます。

が、75歩同歩は入りませんでした。桂を跳ねられて44角は55歩でどう応じても嫌な形です。

気持ちよく王手されて

銀をぶつけられて。ここは43金右とひねるべきだったか。

飛車をさばいたものの、割打ちを食らって困りました。

89飛成にも飛車をさばかれ、22銀と埋めるのは駒損の粘りです。

これでまだまだ大変にも見えるのですが

穴熊党なら大きくさばくだけです。

自陣竜に自陣飛車、なるほど、という受けではありますが、西村先生は角2枚切ってしがみつけばいいだけです。

32角成に44飛を選択しましたが

簡単に寄ってしまいました。14玉に25金同玉23馬は受けなし。

西村先生の快勝譜です。この37桂から25桂というのはコンピュータが好きな指し方だと思うのですが、うまく使えれば快勝になります。読まないで指すとぼろぼろになりそうなので、むやみに真似をしないほうが良いのですが。
居飛車としては15歩と25歩を急ぎ過ぎました。



#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:西村一義7段
後手:大山棋聖
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 6六歩(67)
4 8四歩(83)
5 7八銀(79)
6 6二銀(71)
7 6七銀(78)
8 4二玉(51)
9 6八飛(28)
10 3二玉(42)
11 4八玉(59)
12 5二金(61)
13 3八玉(48)
14 5四歩(53)
15 2八玉(38)
16 5三銀(62)
17 7七角(88)
18 1四歩(13)
19 5八金(69)
20 1五歩(14)
21 1八香(19)
22 3三角(22)
23 1九玉(28)
24 2二玉(32)
25 2八銀(39)
26 3二銀(31)
27 3九金(49)
28 2四歩(23)
29 4六歩(47)
30 2三銀(32)
31 3六歩(37)
32 3二金(41)
33 4八金(58)
34 8五歩(84)
35 3八金(48)
36 2五歩(24)
37 5六銀(67)
38 7四歩(73)
39 3七桂(29)
40 5五歩(54)
41 4七銀(56)
42 5四銀(53)
43 5六歩(57)
44 8六歩(85)
45 同 歩(87)
46 7五歩(74)
47 2五桂(37)
48 4二角(33)
49 7五歩(76)
50 5六歩(55)
51 6五歩(66)
52 4四歩(43)
53 5六銀(47)
54 1二玉(22)
55 5五銀(56)
56 同 銀(54)
57 同 角(77)
58 8六飛(82)
59 4一銀打
60 8九飛成(86)
61 8八飛(68)
62 同 龍(89)
63 同 角(55)
64 2二銀打
65 5二銀成(41)
66 7五角(42)
67 7二飛打
68 7八飛打
69 7五飛成(72)
70 同 飛成(78)
71 4四角(88)
72 7二龍(75)
73 4一角打
74 4三飛打
75 3二角成(41)
76 4四飛(43)
77 1三金打
78 同 銀(22)
79 同 桂成(25)
80 同 玉(12)
81 2二銀打
82 投了
まで81手で先手の勝ち

ジャンル:
レトロ
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