名南将棋大会ブログ 名古屋

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大山将棋研究(759);四間飛車に75歩急戦(泉正樹)

2018-01-09 | 大山将棋研究
今日の棋譜20180109
昭和58年12月、泉正樹先生と第9期棋王戦です。

大山先生はしばらくぶりの四間飛車でした。泉先生はななめ棒銀を狙う急戦です。

ただ大山先生は78金と受けてしまうので、左64銀になることは少ないです。

そしていつもの(と言っても久しぶりですが)袖飛車に転回します。

44銀に45歩、という流れは案外少なくて、というのは33銀と引かれて効果が少ないからなのですが、この場合は後手の中央位取りなので突いたのでしょう。33銀では5筋が薄いので45同銀と取って35歩。

3筋の歩を取り込めました。

泉先生は手厚く構えるのですが、5筋の位を保てなくなっています。

銀の詰めろ。

大山先生の左金が中央に進出して指しやすくなってきます。泉先生の45歩は気合ですが、作戦負けの時に自分から動くと危ないものです。

55歩に4筋の取り込み、押さえ、と利かせますが、金銀の取り合いにはしてもらえず

後から金で45歩を取られて、玉頭が薄くなりました。

あれ?飛車を切って両取りがありますね。しかし最悪金を取られても飛を打ち込めば取り返せるので、大山先生に良い手が生じそうです。

44歩から金をぶつけ

泉先生には49角成の余裕がありません。44歩は取り払いましたが

この金は取れず

ここで投了です。54同金に22飛51玉では今一つか。43金と寄って42金44金同金71飛くらいか。まだ指せば長そうですが。

若手棋士が大山先生に急戦を挑んで攻めつぶす、というのは難しいです。第2次の駒組になるのですが、大山先生のセンスの良さが光りました。泉先生は55歩と位を取ったのが思わしくなかったということでしょう。大山先生の左金の使い方を学んでおきます。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.31 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:大山十五世名人
後手:泉正樹4段
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 8四歩(83)
3 7八銀(79)
4 3四歩(33)
5 6六歩(67)
6 6二銀(71)
7 6八飛(28)
8 4二玉(51)
9 4八玉(59)
10 3二玉(42)
11 3八玉(48)
12 5二金(61)
13 2八玉(38)
14 5四歩(53)
15 3八銀(39)
16 4二銀(31)
17 6七銀(78)
18 7四歩(73)
19 4六歩(47)
20 5三銀(42)
21 3六歩(37)
22 8五歩(84)
23 7七角(88)
24 7五歩(74)
25 7八金(69)
26 7六歩(75)
27 同 銀(67)
28 7二飛(82)
29 6七銀(76)
30 1四歩(13)
31 4七銀(38)
32 5五歩(54)
33 3八飛(68)
34 4四銀(53)
35 4五歩(46)
36 同 銀(44)
37 3五歩(36)
38 5三銀(62)
39 4六歩打
40 5四銀(45)
41 3四歩(35)
42 4四歩(43)
43 6五歩(66)
44 4二金(41)
45 6六銀(67)
46 4三金(52)
47 5六歩(57)
48 同 歩(55)
49 6七金(78)
50 6四歩(63)
51 5六金(67)
52 4五歩(44)
53 5五歩打
54 4六歩(45)
55 同 金(56)
56 4五歩打
57 5六金(46)
58 6三銀(54)
59 6四歩(65)
60 同 銀(53)
61 4五金(56)
62 7七飛成(72)
63 同 桂(89)
64 6七角打
65 4四歩打
66 5三金(43)
67 6五歩打
68 7三銀(64)
69 5四金(45)
70 同 金(53)
71 同 歩(55)
72 4四角(22)
73 5三歩成(54)
74 同 金(42)
75 3三金打
76 4一玉(32)
77 7四歩打
78 同 銀(73)
79 6四歩(65)
80 同 銀(63)
81 5四歩打
82 投了
まで81手で先手の勝ち

ジャンル:
レトロ
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