【活動報告】沖縄スタディツアー行ってきました!

2010年09月30日 | 活動報告
 もう1ヶ月近く前になりますが、毎年恒例の沖縄スタディツアーに8月31日から9月4日の4泊5日の日程で行ってきました。台風の影響もあり、日程が一部変更になりましたが、全体を通じて密度の濃い、非常に有意義なツアーだったと思います。ここでは、今回の沖縄スタディツアーを通じて、私が考えたこと、感じたことを簡単にですがご報告させていただきます。


 今回のスタディツアーでは、例年に比べ、多くの現地の方々にお話を伺いました。具体的には、伊江島では謝花悦子さん、辺野古では安次富浩さん、高江では高江区の住民の方々のお話を聞きました。今回現地の方々にお話を聞いて印象的だったのは、沖縄を取り巻く非常に厳しい状況にも関わらず、現地の方々は皆一様に希望を持って運動についてお話されていたということです。それは単なるオプティミズムや虚勢などではなく、自分たちは全く新しい運動を繰り広げ、実際に成果を残しているという自信と自負があるからこそではないかと思います。だからこそ、あれほど希望を持って息長く運動を続けていることができるのだということを強く感じました。その一方、今回のスタディツアーでは、あれほどの運動を作り、かつそれを維持することの大変さも痛いほど感じさせられました。特にそれを強く感じたのは、3日目に訪れた辺野古で、台風のため撤去していたテントの復旧作業を手伝ったときです。14年間基地建設を止めてきた運動を維持するためには大変な手間と労力がかかっていることを肌で感じることができ、私にとって非常に貴重な経験となりました。


 沖縄スタディツアーを通じて、私が感じたもう一つのことは、沖縄の運動にはそれを根本から支える「核」があるのではないかということです。辺野古や高江の方々は口々に「共同体」や「グループ」の重要性を強調されていましたが、多くの市民が自発的に参加し、主体的に行動できる共同体やグループの存在は運動にとってなくてはならないものだと思います。その観点から本土の運動を考えてみると、その要素がこれまで決定的に欠けていたのではないでしょうか。一部の人間だけでなく、数多くの市民が主体的に運動に参加できるような「核」としての役割を果たす場、それが本土の運動になくて沖縄の運動にある最たるものではないかと思います。逆に言えば、今本土に求められていることは、そのような運動の「核」としての役割を果たす場を創り出すことだと言えると思います。それが創られて初めて、本土の運動は日本の政治を変える萌芽となりうるのではないでしょうか。


 今回、沖縄を訪れていかに本土が蚊帳の外に置かれているかを痛いほど感じました。私は、NPO法人として活動している私たちだからこそ、本土の運動の「核」となり、日本の世論を変えるために大きな役割を果たせるのではないかと思っています。今回のスタディツアーは、沖縄の最新の情勢を知ることができただけでなく、今後の私たちの活動のあり方を考える上でも非常に大きな示唆を与えてくれました。今後は、今回の沖縄スタディツアーで学んだこと・感じたことを、その場限りのバブル的なものに終わらせず、今後の活動にどん欲に活かし、本土で全く新しい運動を作っていきたいと思います。
ジャンル:
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キーワード
オプティミズム
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