【イベント報告】Global Peace Lectures.3 「田母神論文」問題から見る自衛隊の今

2009年01月19日 | 活動報告
1月16日(金)にGlobal Peace Lectures vol.3(2009年初イベント!)

『「田母神論文」問題から見る自衛隊の今〜あるべきシビリアン・コントロールとは何か?〜』

を下北沢で開催しました。




講師に憲法学者として自衛隊に関する研究・発言を続けておられる水島朝穂さんをお招きしました。

平日の夜にも関わらず全体で45人もの人が参加し、と「田母神論文」問題や「文民統制」への関心の高さがわかる盛況ぶりでした。



講演は、大きく分けて以下の4つのことについて展開されました。

1.「田母神論文」問題について

論文の内容の歴史的検討というより、自衛隊内部からも批判が出ていることや田母神氏という人物が空自のトップである空幕長に就いていたという人事の異例さとその背景など、この論文をめぐる問題点について。

2.「文民統制」の議論自体を問う

今回の副題にもある「シビリアン・コントロール」の多義性、民主的な統制democratic controlが肝であること、日本における「文官統制」(文官スタッフ優位性)の確立、そして今進められている防衛省改革について。

3.自衛隊とオバマ政権の誕生

自衛隊内部での二つの動き、(自衛隊は真の軍ではないから軍隊にする試みがなされているんだとした上で)自衛隊と軍との違い、そしてオバマ政権誕生がもたらすものについて。

4.まとめ〜今後の展望



水島さんはお話は、内容的にもとても濃いものでありながら観客をひきつける魅力があり、

また普段見ることのできない貴重な資料も見せていただき、みんな終始聞き入っていました。

講演後の質疑応答も活発で、講演も質疑応答も時間がいくらあっても足りないといった感じでした。





自衛隊や軍事の話は、なかなかとっつきにくいものではありますが、

今回水島さんのお話を伺って、今起きている「田母神論文」問題を通して見えてきた様々な動きについて知ることができ、

また「文民統制」(その議論自体も含めて)についてより考えていかねばならない、ということをひしひし感じました。

今後、セイピ内部で学習会を開いたり、またHPなどを通じて情報発信もしていきたいと思います。




講演自体からは話が変わりますが…、

いま現在セイピでは「Peace in 高江 メッセージキャンペーン」を行っていますが、

会場では「通行禁止処分」申し立ての却下を求める署名をお願いしたところ、

多くの方からお名前を寄せていただきました。どうもありがとうございました。

引き続きネットの方でも署名を集めていますので、ご協力お願いします。



さいごに、

Global Peace Lecturesをはじめ、私たちSAY-Peace PROJECTでは2009年もイベントを含めまして、

様々な活動を行っていきたいと思います。ぜひ、これからもよろしくお願いします!!

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