心象

浮かんだままに言葉を生み出す。

雲海。

2017-06-30 22:46:57 | 日記


会社から帰宅するいつもの道。

真夏日の夕暮れ。

夕陽に照らされる入道雲。

僕らが住む地上では今にも雨が降り出しそうな曇り空。

少し開けたドアガラスから生温い風が入って来る。

高い高いあの場所では快晴が広がってる。

高く上り詰める入道雲は夕陽に照らされて神々しくもある。

ずっと昔、つい最近、いつだったか、あの雲を真下に見下ろした事がある。

雲の上の世界は、そこに行けた人だけにしか得られない感動がある。

地上と隔離された世界。

そこまで登り詰めた人にしか得る事が出来ない感動。

標高3000メートル。

地上から遥か見上げた曇り空の上の世界に、神々の世界とも比喩すべき場所がある。

それを知っている。

またそこに行きたいから登る。

夏の夕陽に照らされた神々しい入道雲は、風に吹かれて消えてしまった。

ドアガラスの隙間から生温かい風が入って来る。

信号が赤になった。

見上げた曇り空の上の世界。

そっとタバコに火を灯した。
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