1000) 区切りの雑感

　先日の前説で東京都が夏季五輪招致に再挑戦するという事に触れましたが、昨日の新聞コラムでは「（招致について）批判を耳にするが、そうした人々も五輪が始まったらテレビに釘付けになり、会場や沿道に駆けつけるのだろう」とクールな論評が載っていました。まったくそのとおりで日本中が「勝てば（招致されれば）官軍、負ければ（失敗すれば）賊軍」になるのでしょう。勿論、多分私もその１人でしょう。


　2007年８月15日数えて営業1,000回目となりました。ブログを続けている方で回数を数えている方はあまりお見受けしませんが、当店は暖簾を上げてから区切りごとにそのコトに触れてきました。自分への振り返りの色合いが濃いですが、今回も同様に振り返ってみました。

001品目（2007年08月15日「開店しました」）
100品目（2007年11月22日「栃木の紅葉その９　旭町の大いちょう」）
200品目（2008年03月08日「春　出張(たび)の空から２」））
300品目（2008年07月03日「盛岡散歩　仙北町界隈２(小鷹御仕置場供養塔)」 ）
400品目（2008年11月16日「岩手の紅葉　東北自動車道」）
500品目（2009年05月10日「パンプキンパイとシナモンティー」）
600品目（2009年12月08日「ようやっと600品目」）
700品目（2010年04月18日「お陰様で700品目・・・」）
800品目（2010年10月10日「線路は続くよ」）
900品目（2011年03月07日「千葉彷徨　市原市（阿集戸バス停）」）

　1000品目を何にしようか思案しましたが、まだ南部藩に住む事を想像だにしなかった頃の北上川を選びました。この時は宇都宮市民、仙台を経て三陸沿岸を北上し、宮古から盛岡へ抜けて南下するコースをバイクで走りました。ご覧いただくのは盛岡から宇都宮へ向かう途中の北上川左岸からの風景です。


（真夏の北上川　－北上市黒岩 2007/08/06－）

　この時は一見と思っていた北上川でしたが、８ヶ月後の南部藩勤めで身近な存在になりました。北上川を始め、この1000回の間の度重なる国替えのおかげで多くの人や風景に接することができ、ありがたい人生でもあると思っています。

　反面、東日本大震災によって大きく変わった風景も沢山あり、胸中は少々複雑でございます。先述のツーリングコースの半分を始め、ご覧いただいた品々の一部も、本年３月11日を境に一変してしまったことでしょう。

2010/06/28の一品・・・お休みでした
2009/06/28の一品・・・お休みでした
2008/06/28の一品・・・296)栃木散歩　紫陽花

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