2200)産直ともちゃん（大震災から57ヶ月）

　11月５日が国連で「世界津波の日」に制定されました。1854（安政元）のこの日に発生した安政南海地震による大津波に襲われたことから、日本では2011（平成23）年「津波防災の日」と定められていたそうです。「津波防災の日」のきっかけは東日本大震災だったようですが、３月11日としなかったのは、色々な配慮があったのでしょうか。



　本日の１枚は、遠野市宮守町にある産直「ともちゃん」です。場所は国道107号線が釜石街道から南に折れ、住田・大船渡へ向かう途中の小友地区にあります。なので「ともちゃん」なのですね。

　地元の農産物の他、焼きたてパンが有名な「ともちゃん」なのですが、位置的には北上から大船渡方面へ向かう中間にあたり、以前お手伝いしたボランティアでは帰路の休憩場所としてよく利用しました。この日は先輩後輩の県内案内の途中で立ち寄りました。

　トイレに立ち寄って缶コーヒーを買う・・ただそれだけの場所でしたが、自分の中では沿岸と内陸それぞれの「今」の境目でもありました。


（雨降り前のともちゃん　－遠野市小友 2015/11/07－）

　当時よく参加したボランティアのブログも未更新となって久しいです。私が参加したのは片づけばかりでしたが、その後は傾聴や心のケアのボランティアが頼りにされていると聞いています。最近の新聞記事ではかさ上げ後の街づくりや被災建物の保存の是非などが目立ちます。

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