茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

サワラちゃんの加計呂麻日記-035

2013年06月11日 | 日記

 

サワラチャンの加計呂麻日記
                -035



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 毎日鬱陶しい梅雨空と思ったら・・・台風が偏西風に流されて、足摺上陸から段々ずれて今のところは紀州の鳥羽か愛知県辺り。 お陰ですっきりとした青空。 朝から早速野良仕事。

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枯れてしまったと思ったジャガイモ畑を掘り起こしたら吃驚!!
大人の握りこぶし大の大きなジャガイモがバケツに2/3も。 ほんの数株でこの成果!
初めての自然農業・・・隣の婆ちゃんの畑より、ジャガイモの生育状況が果果しくないと思っていたら差に有らず。 自然は奥深い。 良い経験になりました。


                     

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さて、先ずは「相場のお天気

月曜日はまあ~、一気に上がりましたね~
本日・06/11はウロチョロしておりますが。
だから言ったでしょ!>・・・何て、予想が当たったからじゃないけれどね。
目先の動きに惑わされると、こんな按配になるのですね。
追証請求されて仕方なく株を最安値で叩き売られる。戦術を誤るとこんなことになります。

この先どのようになるか、株の予想屋じゃないので解かりませんが、離島の爺の考えをご披露してみたいと思います・・・・・(当てにはなりませんが?)

年・チャート1985~2013年

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* グラフはピックすると多少大きくなります。

先回も出てきましたね。歴史的大天井・¥38.915円()と2005~2010の間の戻り天井()を細い線で引いてみてください。
不思議な事に先日の高値・¥15.942円のほんの少し下を通って行きます。
ここが大事な点。 大方のプロはここで小天井を打つと考えたのです。
ですから大口投資家は五月雨的に売り始めた。年金担当の方々も同じ発想だったと思います。お陰で巨額(5兆円)の利益をGet!・・・・

新聞や証券会社は今にも¥20.000円まで行くような景気の良いニュースを流しだす。小口の一般大衆はそのニュースを信じて、株を買い出す。 実は・・・解かりますでしょう。
何時ものパターン・・・巷のニュースはこんな物なのです
長期的に相場を考えている方は、悠然としております。 金に余裕が有りますから¥13.000円位で買い増しを計るでしょう。 先々は高くなるのが解かっているのですから。

10年間陰陽足

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* これは10年程度の陰陽足(ろうそく足)と言われるもので、江戸時代からの日本独特のチャート。欧米より日本の方がチャートは早く存在しておりました。

これをご覧ください。 一番最近の足は<天井足>に見事になっております。目先筋は天井と判断する訳です。十字架のようで上の棒が長いのが特徴です。プロは頭の中で罫線を株の動きに合わせて引いてみたのでしょう。
こりゃ、即売りじゃ>ってね。

1326週移動平均線付き陰陽足

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13週間・線、26週間・線の株価の移動平均値をグラフに示して有ります。これは最近の学問の成果・・統計学でしょうか?

このチャートでは天井確認後は大崩れしています。見事なほど。プロは脱兎のごとくに売り逃げたでしょう。しかし、長期的な視野に立つ買い方は黙って見ていただけでしょう。

何故・・・
13週移動平均線は特に大きく変わっていない事。つまりデット・クロスしていない。これは相場の綾であって、大勢は変化なしという判断。

・ 即売り逃げる  ・ 知らん振りしている

これが出来た方達は所謂プロなんでしょうね。 アメリカのバーナンキFRB議長が何と言おうが、巷が騒ごうが相手にしなかった方達。13線が26線を上から下にクロス・・・デットクロス・・したら、大きく方針を変えたでしょう。そこで初めて売る決断をしたことでしょう。
どうせかなり安いところから買っているのですから・・損はなし。


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折も折、株価が大反騰600円以上もしてから、ニュースで「経済指標が好天」していると発表されました。政府も予想外とか(嘘言うな、知ってたくせに)

そんなこんなで、先回も爺が書きましたように、<気が付いてみたら、株価は元の位置
¥13.500円は大事なキーポイントでした。ここが判断の分かれ目。
離島の爺は株がスムーズに出来ない環境ですから、冷静に岡目八目・・・それで、予想が当たったに過ぎません。 チャートの重要視も危ないのですが、数値は嘘を言わないので、客観的に判断できるツールですので利用するのも良いかもしれません。



日銀・黒田新総裁

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本日、昼のNHKニュースが<日銀は金融政策変更なし。6ヶ月間指数向上とか
さ~。どのように相場に影響するのでしょうか。いずれにしても暫くもみ合うでしょう。「三角保ちあい>の後、又上昇を始める可能性があり、先の¥15.942を抜いて行ってから又もみ合って、その後は¥20,000円目指して上昇するというのが、爺の判断です。

この先参院選があり、その結果も大いに影響してきますが、少し乱れますが大丈夫かな?
いずれにしても大勢傾向線を株価が下から上に抜いて行くと、長期的な大相場に入って行きますでしょうか? (離島の爺はそのように判断



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ゴンドラチェフ」の第9番目の上昇波動に経済は入っていっているようで。世界経済の大勢がこれであるなら日本経済は必ず乗れると・・・しかし、中国経済(2013-07)が大破綻 という内部告発も有る事から、目先は充分ご注意を!!!


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 本土から数千kmも離れた離島のその又離島に住んで、世界の動きを見ておりますと、意外と冷静に結構正確に見えるもののようで・・・・1925年ころの世界的大恐慌から100年程。資本主義世界、社会主義世界を問わず大混乱の連続でした。日本も平成の大不況の失われた10~20年を経て、経済は次第にTake Off し始めたと思います。

このことは「ゴンドラチェフ波」からも類推出来ますが、一番上でご紹介した1985~2013の年チャートでもハッキリこれを見ることが出来ます。離島の爺は経済学者でも、株の予想屋でも有りませんが、乗りかかった船ですから、次回はこのことを書いてみたいと思います。

 


 

「日本銀行の市中金融機関に対する通貨供給」

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先々回からの続きを書いてみましょう。少々教科書的で面白く有りませんが、どうしてもこれをクリアーしないと前に進めませんので・・・

信用の創造

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上の表をどこかで見た事があるという方。
高校生でしたら・・君は<政治経済>の科目は良かったに違いない!
経済学部の大学生だったら・・アッタリ マエ
何や これ!>というなかれ。 これが日本銀行、市中金融機関の力の源泉を端的に表したものなのです。
日本銀行が有る銀行に100万円貸し出した(実際はこんな事は有りませんが)時、銀行 → B →C→ 銀行 迄で本源的預金は500万円になってしまうという事です。 投下資金が5倍に化ける。

10兆円だったら50兆円の波及効果がある。 つまり国家予算(国債費を除く)並になる。日銀の元手はなんぼの経費でもない。 途轍もない経済的魔術ですね。 以前、<日銀は無制限に通貨を発行できる>と書きました。
ですからですから日銀総裁が決断したら、経済をバブルにでも、リセッションにでも簡単に出来るということになります。

いろいろ専門家によって見解の相違はありますが・・


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長年、日本銀行を批判してきた黒田は、15年にわたる日本のデフレーションの責任の所在を問われると<責務は日銀にある>」と明言しているとか・・・驚いた!・・・その方が日銀総裁?X?X
という先々回の最後の方の文章は、新・日銀黒田総裁が端的直裁にこの事を指して、日銀を批判していた・・・・このことを指すのでした。ですから、爺にとっては黒田日銀総裁の新総裁就任は非常に驚きました。 それだけに自民党の幹部は用意周到の準備をし、<安部のミックス>という造語を世界に流布させることが出来たのだろうと思います。


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ここまだ書いて、Webを見たら株式市場は大引けでした。¥13.317.62 -196.58 予想通り。日銀の発表が有ろうがなかろうが大体こんな所。 売り方の買い戻しが一巡して、損切りさせられた可哀相な投資家が出て、目先筋が利ざやを稼いだということです。少し相場は揉みますね。これも先ほど書いた通り。 「玉整理」してから上昇でしょう。

参院選中国経済これが爺は前から心配でしたのよ!)が今後のポイントなのかな?X?


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