茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

「茜ちゃんの島日記」-006

2017年06月30日 | 教育

 

 

 

茜ちゃんの「島日記

-006

 

 

 

中々明けそうで明けない奄美の梅雨。連日猛暑が続いている。

室内温度30℃。本州よりは気温が低いが湿度85%!

スカッとして欲しいのだが・・・

本日の畑の見回りは2か所。島バナナとパパイアの写真を撮影!

大分大きくなった。もう一本の子供バナナの木はイケイケどんどんだ!

 

 

           

島バナナの実も可なり大きくなった! バナナの風格が出て来た。

周りの子供も3本成長中。来年実を付けるかな?

 

 

 

島バナナは栽培が簡単でないのであるが味は良いとされる。 

 

         

 

谷川沿いの畑の2本の島バナナと2本のパパイアも元気である。

左が雌の木で右が雄雌同体の木。どちらも実が付く。植物は不思議な生き物だ。

 

                   

 

  

 

 

 

 

中学生の将棋師  藤井4段 29連勝達成!

次は30連勝だ!

 

 

とうとうやったね!

Twitterでは30連勝を6月初旬でぶち上げた。そうしたらブロックした奴が居た。

君、先を見る眼に欠けるんだよ! 加藤一二三・元名人も保証している位だ>

と言う訳で30連勝目前だ! 以前、爺が名古屋市の瀬戸市付近に住んでいた関係もある。

 

藤井君、応援するぜ、奄美から!!

 

 

     

 

  

 

 

 

 

面打ち再開!-4

 

          

 

 

 先回は能面の世界を傍で見ていて、遠い将来に大きな不安を覚えたので、延々と演説してしまった。

しかし、皆さんも知っての通り、先日起こった対馬での仏像盗難事件が、

韓国の裁判所で行われ判決が出たが、一方的な韓国式の裁判結果となった。

それは他山の火ではない。もし、日本から能面を盗まれ外国で同じような事件が起こり得ることもある。

しかし、国際法の及ぶ国であれば良いが全てがそうとは限らない。

 

小面 

 

 

日本人が日本の伝統工芸文化に関心が疎くなれば、韓国でのようなことも起こり得るのである。

このようなことは国レベルでもっと危機感をもって対処すべきである。

仏像ような文化財はまだ良い方であるが、「能面」は如何であろうか。

非常に寂しい限りなのが現状である。何とかしなければいけないのだ。

現在は能面の専門家が宗家と結びつき、あるいは単独で面打ちに専念されているが、

修理修復というレベルでは如何であろうか。

国立能楽堂に付属の機関だけでは心もとない。文化庁が介入した堅固な教育体制が必要である。

今迄の様に宗家と能面師の助け合いだけでは早晩危機に瀕してしまうであろう。

 

 

 

 

このブログを見てくださる方は毎回100名を超える。その中には様々レベルの方が居られる。

今回は手短に初歩レベルの方を念頭に書いてみたい・・多少内容が重複する旨お許しを。

 

 

 

能面」を学ぶ手引書

 

 

 

 

能面の世界に入って来て興味を持たれた場合、まず最初に見る基本的な能面についての、

入門レベルの書籍にはこのようなものがある。中には絶版本もあるが古書店で購入出来るのもある。

中村保雄著「能面」は¥5.000円程度である。それ以外は廉価である。

鈴木慶運著「能の面」上・下は今でも「ケンドレイク」で購入可能。

* ケンドレイク神戸の三田にある能面・仏像の書籍、材料等販売の老舗。大津時代はお世話になった。

 

  

 

「面から たどる 能楽百一番」は能の曲の説明と使用される能面が掲載されている。

図版の「能面」は福知山市在住の現代の名人・堀安右衛門師作である。良書である。

本物の能面のレベルを知るには非常に良い。この<能面>を基準に他の面を判断出来る。

恐らくこの方の能面以上の面は数少ないであろうことは間違いない。

あとは好みのレベルの問題である。多くの能面を見続ける内にこのことが理解が出来る筈。

 

能面 白洲正子著

                

 

「能面」を本格的に学ぶ良書である。この方は能面・仏像・焼き物(磁器 土もの)・染色・指物等、

日本の伝統工芸の専門家であり文筆家である。この方の書籍は古書でも値段が高いのが欠点か。

図書館で借りてCOPYするのも良いかも。爺もこの方の著書を数十冊そのような方法を採った。

この本は「読売文学賞」を受けられた名著である。手に入りずらい逸品である。¥5.000円程度?

 

能・狂言 

 

 

本気になって能楽を学ぶ良書だが、8冊もの大書であるのが・・大変である。 

徹底して学びたい方向きである。成功を祈るばかり・・

 

 面打ちの実技書と能面集 

 

 

面打ち 長沢氏春」 能面集+面打ち実技書・・・当代一流の能面師の書籍であり、内容も最高レベルである。

                        高価な本である(時価ー¥75.000~35.000円程度)

                                 書店、AMAZONで手に入るかも?  

能面を打つ」 面打ち実技書・・・・・・・・・・当代一流の能面師・掘安右衛門師の書籍であり、内容も最高レベルである。

                        比較的に手に入りやすい。 

良書とも現代能面師の最高峰の方であるから、安心して観ていれる。これは絶対の自信を持って推薦できる。

 

                        

  その他の能面集や参考書

 

        

 

紹介しきれない程なので、写真を見ていただければ・・ 

 

 

 恐らくすぐ手に入らないものばかりかなと思う。

この他にも数冊あったのだが・・何時の間にかどこかへ行ってしまった??

梅若流・能面集」2冊は逸品であった。どこへ逃げ出したものか行方知れず?

 

 

             

 

掘安右衛門著の能面集は一番信頼が置け購入しやすい。(AMAZON,ケンドレイク

 

    

 

その他は能面集の逸品揃いであるが、中々手に入りづらいのが玉にキズ!

 復刻版もある・「三井家旧蔵 能面それでも比較的手に入りやすいのかな? 

来週ご紹介する「孫次郎」の名面が表紙に印刷されている。

女面の最高峰の一振りである。好きな方はこの一面でOKである。

 

                 

 

「能面次元」 は京都在住の女性面打師「中村光江師」著である。堀安右衛門師のお弟子さん。

女性の方で面打ちを学びたいのであればこの方に付くのも良い。推薦する。

素晴らしい実力を持たれている。京都・大阪・東京で教室を開催している。

 

 

能面集の図版を観る時の注意点!

 

能面の鑑賞は実物を間近で見るのがベッターである。しかし、場所や時間の関係で無理な方もある。

そのような方は高価であるが「能面集を」使うのが良いが、高価であっても色が実物と同じと勘違いしないことである。

色数の関係で実物とはやはり少し違う。花の写真を撮る方は理解出来るはず。微妙な色は再現できないのだ。

実際の能面を手に取って観て確認するに限るが・・・面打ちの際も飽くまでも参考にするだけである。

しかし、色合い以外の多くの情報が手に入る。超有名な能面師のものを選ぶ事である。

 

 

 

 

 

能面・面打ち 習う際の注意点

ヘボな面しか打てぬのに、偉そうなことは言えないのであるが・・

 

 

 

能面の面打ちを習う場合は、事前に先生の作品をよく観ておくことである。

名人級の能面集と比較して遜色なければOKである。そうでなければ止めた方が良い。

伝統工芸技術は自分の能力と師匠で決まる。これは経験上間違いないと思う。

有名だからとか(宣伝などで)、人伝の噂は無視することである。

 

 

 

世の中には「能面」を知らない自称先生も多いのである。オカメ・ヒョットコの面を製作して、

「小面」と自認している方も結構多い。街中の先生に割りと多い。

これでは生徒は悲劇だ。終生それが理解出来ないで終わるかも・・お笑いである。

それは生徒の事前の不勉強が災いしている。ピアノ、バイオリンを習う場合でも同じであろう。

 

 

 

先生の自作の能面を宗家の演能で使用している方のレベルに限るのである。

宗家の能面の観るレベルは高い。それをクリアーするのが条件である。

もし、身近に居なければ能面集と自らの努力だけである。その方が良い。

これは能面の面打ちだけでなく、仏像彫刻等も同じである。

 

 

 

プロの専門家に習うのが一番良い。手短はいけないことだ。しかし意外と多く見られる例である。

やはり、脚を使って能面資料館、美術館、博物館、能面の虫干し等を丹念に観ることだと思う。

時間と金と努力」しかない世界である。どの世界でも似たようなものだが・・・

 

次回は7月7日の七夕 

 

 

   

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