昨日(5月25日)の米国株式市場は、3市場とも続伸。ダウ・S&P500・ナスダックとも6日連続上昇した。少し前に「トランプ、元気で留守がよい」と書いたが、市場は政治を見ずに、当面企業業績や景気を見ているので、高値を追っているようだ。
市場全体としては、消費必需品銘柄が堅調だったが、ナスダックについてはアマゾンとグーグルの1,000ドルレースが牽引したと私は見ている。
少し前にアマゾンとグーグル(アルファベット)の株価のいずれか先に1,000ドルに到達するか?と噂されていた。
昨日の引け値は、アマゾン993.38(13.03上昇)・グーグル991.86(14.25上昇)だった。アマゾン株はザラ場で999ドルをつけているから、指呼の間に1,000ドルを超えることはまず間違いないだろう。
たまたまアマゾン・グーグル株とも持っているので、どちらが先に1,000ドルを超えるかは左程問題ではない。問題は持続性とこの先どこまで株価が伸びるか?ということだろう。
実はアマゾン株については、少しおっかなびっくり購入した。株価が足元の利益から割り出される価格を超えて成長期待で買われ過ぎていると思ったからだ。その思いは今もあまり変わりはない。
一方グーグルについては、利益水準が株価上昇にをある程度Justifyしていると考えているので懸念は少ない。
この2つの株はブルーオーシャン(未開拓市場)の代表銘柄だ。潜在的な市場は極めて大きいというか新しい市場を作り出す力を持っている。
株式投資には夢を追うという一面がある。基本的に私は資産形成のためには、インデックス投資によるグローバルバランス運用を薦めているが、多少余裕があればブルーオーシャンに投資するのも悪くないと思っている。
国内の過当競争市場(レッドオーシャン)の中で勝ち組を探すのは、中々難しいが世界に目を向けるとブルーオーシャンが広がっている。