金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

白馬五竜スキー場をGPSで把握

2014年02月05日 | スポーツ

昨日(2月4日)まで4日間白馬の八方尾根スキー場と五竜のスキー場でスキーを楽しんでいた。八方は何度も滑っているので地形が頭に入っているが、五竜は初めて。そもそもこのスキー場の正式名称は白馬五竜&Hakuba47という。ゲレンデは北からHakuba47、いいもりゲレンデ、とおみゲレンデに分かれ、とおみゲレンデからテレキャビンが遠見尾根の一角までスキーヤーを運んでいる。

この全体像を滑りながらとらえるため、登山用GPSをONにして全コースを滑ってみた。

Maptoomi

その軌跡を地図ソフト(カシミール)を使って3G化したのが上記の写真。 このような3G地図を作ってみると色々なことがわかる。一つは遠見尾根の末端の東側(信州側)は傾斜がきつく、地蔵の頭から東に延びる尾根以外スキーに適した斜面がないことだ。もっともこの尾根も傾斜はきつく、ここを通るチャンピオンエキスパートコースと呼ばれる名物コースはコブが連続していた。しかし地図ソフトで平均傾斜を計算すると28度程度だった。

これは手ごわいな、と思う斜面でも実際の傾斜はそれほどでもありませんよ、と冷徹な答えを返してくるのもGPSの効果だ。

Jizou

ここ数日3、4月なみの暖かい日が続いていたが、昨日の朝は冷えて小雪が舞っていた。スキー場のトップの地蔵の頭付近ではコースを見誤りそうなほど霧が深かった。

元々GPSはそのような悪天下でも山を歩くために開発された道具だ。霧の中でGPSを見ながら「数年前まではGPS頼りに、膝を没するような新雪を滑ることが楽しみだったが、いつの間にかゲレンデマップを作るような遊びをするようになったのか?」と少し苦笑い。

山にはGPSという便利な道具ができてあらかじめ設定しておいたルートをたどると合図が鳴るなど道を外さない仕掛けが組み込まれている。

ここ数日の株式相場の荒れ具合は吹雪の中の山スキーよりも厳しそうだ。だが残念ながら進路を示してくれるGPSはない。そのありえないGPSのような便利な道具(つまり誰でも儲かる投資話など)を売り込む詐欺が横行していると聞く。

実社会は時として山より恐ろしい。

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1 コメント

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こんにちは。白馬のブログを読んでたらコチラのブ... (萌音)
2014-03-17 07:31:29
こんにちは。白馬のブログを読んでたらコチラのブログに辿り着きました。写真が綺麗でオシャレなブログですね。羨ましいです。

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