追憶の彼方。

思いつくまま、思い出すままに、日々是好日。

日本人の性格(3)

2016年09月18日 | 文化・文明
日本人と外国人の意識の比較調査に於いて日本人には性悪説が多いという結果が出た。これを聞いてショックを受けた人が多かったそうだが、日本人の中核的性格が分裂質であることを考えれば至極当然の事と云えると指摘しておられる。

もう一つ分裂質の大きな特徴として勝気が挙げられる。
第一に勝気で負けず嫌い、虚栄心が強い。金が入ると門構えや客間を立派にする。先進国に追いつけ追い越せで中国・インド、明治以降は欧米文化を輸入した。
第二に勝気な人間によく見られるように弱者には高圧的、強者には追従する。長いものには巻かれろは弱者の生活の知恵、勝気な人間の持つ本能的自己防衛手段である。
かって尊敬して止まなかった中国人を蔑視し、欧米人に下手に出て劣等感を持つ。
第三に強気でなく勝気なため信念を持ち続けることがなく簡単に転向する。主君の為に死を選ぶものは居たが、一つの信念を貫く殉教者は少なかった。敗戦とともに鬼畜米英がアメリカ一辺倒になったのは良い例である。強気は精神的な硬さであるが勝気は変わりやすさを表す。

宮城氏は後書きで次のように記している。 
桐島洋子は「淋しいアメリカ人」の中で浪費家のアメリカ人を見つけることは難しい。
大金持ちでさえリーズナブルでない出費は断固許さない。ジェット機を借り切って旅行に出かける富豪がレストランで真剣に勘定書きをチェックし間違いでも有ろうものなら徹底的に追及するのに驚いたと書いているらしい。只彼らはチップも弾むしケチではない。合理主義者なのである。
日本の高級料理店で出てくるお通しが勘定書きに入っていたら、それが席料と理解できないアメリカ人にとって注文していないものを請求されたと云うだろうし、サービス料もサービスの良し悪しは客が決め、チップとしてその金額も客が決めるべきものと云うだろう。

日本人のように非合理的で、見栄で生活する者は少ないという事である。
日本人ならそんなことにいちいちイチャモンを付けるのは野暮だと云うことかもしれない。
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