追憶の彼方。

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日本人の性格(2)

2016年09月17日 | 文化・文明
日本の人種と民族を明らかにすることが日本人の性格を探る上で重要である。
アメリカは雑多な人種、民族の坩堝で数百年をかけてその融合が行われて来た。

日本に来た外国人の中には、日本人ほど違った顔つきの多い国民は少ないと云っている。
色白でヨーロッパ人に近い者、頬骨が出た朝鮮人や蒙古人に多い顔をした人が居る.又目が大きくフィリピンやインド人に似た者、中国の揚子江以南の住民にそっくりな人が居るというのである。
日本もアメリカ同様人種の坩堝であり、しかもアメリカよりはるかに古く2千年以上も前から人種の融合が行われたという事らしい。
宮城氏は日本人の気質分析に基づきそれを証明しておられる。

人間の性格の核心は遺伝的な「気質」があり、気質を基にごく幼い頃に形成される「気性」があって、更にその二つを土台にして社会により形成される「習慣的性格」がある。

大学の心理学で学んだ精神病理学に基づくクレッチマーの気質類型論に従うと人間の気質は統計的に「分裂質」、「躁鬱質」、「癲癇質」の3つに分類される。

「分裂質」……非社交的、孤独、無口、はにかみや、心に表面・内面があり気の知れない人との印象を与える。内向的なものだけでなく、積極的、外交的な場合もある。独善的、他人に不満を言い続けるものがいる。全般的に敏感であり、鈍感で、他人の気も知らずに行動する。
「躁鬱型」……社交的,親切、善良、温和、気分に波があり陽気・陰気を繰返す。
躁と鬱で別人のようになりもの静か、不活発、弱気になったりする。
「癲癇質」……かたい人間で物事に熱中し、几帳面で秩序を好む。精神的テンポが遅く、考えが回りくどい。

宮城氏の調査によると、黒潮と対馬海流に洗われている沿岸、更に東北地方には非社交的、現実を離れる傾向を示す分裂型の気質を持つものが分布している。
これに対し畿内の大部分、瀬戸内沿岸、九州東岸、群馬・埼玉・長野東部等関東奥地 には社交的で現実的な躁鬱型の人間の分布が見られるらしい。 癲癇質は分布は無く珍しいとのことである。

気質は血液型にも影響している。
A型は島根を除き躁鬱型。分裂型の多い県はA型が少ない。
B型は分裂質が多い県である。
O型は分裂質の多い県である。黒潮、対馬海流に洗われている県は分裂質が多くB型,O型が多い。

調査によると日本の北方、朝鮮、満州、蒙古、北支那にはA型は無くB型が中心、O型は南方に広く分布している。
結局B型,O型は分裂質が多い。
A型躁鬱型の人間が何処から来たかは謎らしい。

尚我々日常の性格は習慣的性格、更には社会的な役割的性格としてあらわれ、内在する気質は自律的に抑制されているのでそのまま表れるものではないこと言うまでもない。
ジャンル:
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