レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第3弾リメイク「怯えと決断と疑い」

2012-02-24 01:19:00 | 小説

第3弾リメイク「怯えと決断と疑い」


 ネネとサヤは、
 ひさめに言われたことで、
その意見に反論できるような思考をするどころか、
ただ怯えてしまい、言葉が出なかったのだった。
 ひさめは二人が表情には出さなかったものの、
明かに自分の一言で怯えているのがわかったので、
 自分が二人に話したように覚悟を決めると、
怯えている二人をさっと押すように内開きの扉側に移動させた後、
 扉が開いた場所の前で、
 スコップを構えてから、
 「さあ、入って来なさいよ!
 ここにいるのは私とネネだけだから」と大声をあげたのだった。


 「聞いただすか?」
 「ああ、ひさめちゃんにそっくりな声だな。でも、変だ」
 「賢明もそう思っただすか?
 今、私とネネだけだと確かに言っただすよな。
 何故、そんなことを言うんだすかな?
 うーん?」
 「おかしいよな」
 たまおと賢明は共にひさめの言葉に疑い
を抱いたことを囁き合った後、
 たまおがまず先に、
 「これは罠かもしれないだすな」
と賢明の耳元で囁くと、
 「俺もそう感じた。
 ひさめちゃんとネネちゃんの二人だけだ
ということを強調しただけでなく、
 
 入って来なさいよ。

というのが怪しすぎる。
 おそらく、
 二人が敵につかまって、
脅されて言わされているんじゃないか?」
 「そうだすな。
 この扉の構造だと僕らの方が不利だすからな。
 だすが、
 二人を助けないといけないだすしな」
 「そうだよな。
 うーん...」
 たまおと賢明はそう囁き合うと、
何か妙案がないかと二人揃って考え込んでしまったのだった。
(続く)



ジャンル:
小説
キーワード
ネネちゃん
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