さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

今回は弟さんに注目/前向き/ひとつ手前の試合/これも重要試合/今日生中継/9月はリメンバー

2016-07-25 15:18:45 | 話題あれこれ




ということで三ヶ月連続ダブル世界戦の一発目終了、あれこれ試合も話題もありますので、雑感など。


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「ひょっとしたら年末までずれ込むのかな」と思っていた井上尚弥の次の試合は、9月4日、座間で
少し前ですが発表ありました。

相手は、伝えられているとおりの事情で、最上位の相手ではあるのですが...。
以前見た、石田匠との試合ではあまりに酷い負け方で、
「これでどうやって、河野公平と判定まで闘ったのか」と不思議に思いました。
正直、ノンタイトルの調整試合、という程度にしか受け止められません。
先日の府立メインと同様です。

しかしこの興行、凄いのはセミのカードです。
弟さんこと井上拓真が、フィリピンのフローイラン・サルダールと対戦
あのマックウィリアムス・アローヨ戦で、ガードの低さを突かれてKO負けしましたが、
負けはその一戦のみ。
軽量級離れの強打をロングで飛ばしてくるスタイルで、The Sniper の異名をとる強豪です。

やや自信過剰なところがあり、両手を下げたまま、目と足で外すつもりで、
あの強打アローヨに自分から打ちかかっていって倒された一戦は痛恨でしたが、その後4連勝。
今回は階級を上げることになるのでしょうが、まだ27歳、衰える歳でもなさそうです。

今回は尚弥様のお姿を拝見するためのみならず、この試合こそ必見と思い、見に行くことにしました。
この週は半ばに河野、田口ダブルもあるのですが、平日はそもそも厳しく、
こちらはTVで見られることもありますし、週末の上京を決めました。

もしこの相手に良い内容で勝つようなことがあれば、この日ばかりはお兄さんではなく弟さんが主役でしょう。
別個に見れば、僅か7戦であの安定感と実力は驚異のはずが、いまいち目立たない井上拓真にとり、
大きなターニングポイントになり得るカードだと思います。もちろん、相当厳しい試合になるでしょうが。


それにしてもここのお父さん、本当に厳しい試合組みますね。相当自信あるんでしょうが。
どこぞの一家とはえらい違いや...とは、今更言う意味も無いですけど。


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統一戦に向け、先方様は前向きと。

しかし、ドクターが9月の試合を難しいと言っているのに、じゃあ10月で、とは、
とてもじゃないが、確かな話とは言えないでしょうね。大晦日なら十分かもしれませんが。

エストラーダの拳が治り、金銭的なメリットがあれば、実現へ向かうであろう、と
普通に見ればそういう話のはずですが、世の中には、普通じゃないこともあったりします。
はてさて、どないなりますのやら。


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村田諒太の試合、またしても関東ローカルのみの放送。
ええのか悪いのかわかりませんが、YouTubeにもアップされています。
私は関東在住の友人の厚意によって、映像を見られますが、ありがたいことに初回KOだったので、
スポーツニュースでもほぼ一部始終が見られたことでしょう。





良い勝ち方、印象的な勝利、ということには異論ありません。
自信を持って打ちかかり、厳しく詰めて倒した。過去のもどかしい闘いぶりとは違い、ぱっと見て躍動感があります。
ようやく、相手との力量差を、試合の中で形に出来るようになってきた、という印象でもあります。

しかし、世界へ前進、といえる試合だったかどうかというと、ちょっと違うかなと。
これはあくまで「勝てば、世界へ前進」といえるような試合に歩を進めるための、前段階の試合、
ひとつ手前の試合でしかない。

もちろん、その前提で言えば、良い勝ち方でしたし、次の段階への期待を持てる試合でした。
アメリカの、ベガスのリングで、顔見せの試合を経て、さらにその先に進む。
日本のボクサーがこういう形で上位を目指すのは、希有な例だといえるでしょう。
次の試合こそ、いよいよ世界へ向けて、真に重要な一戦になるのかもしれません。

何とか、関西でも放送するか、BSやCSでも見られるようにしていただけると有り難いのですが。


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あまり騒がれないですが、亀海喜寛がヘスス・ソト・カラスと再戦
9月10日のフォーラム、クアドラスvsロマゴン戦のアンダーだそうで。

なんだかすっかり、米大陸の「リーグ」の一員として定着していますね。
世界挑戦というところまでの壁は高いですが、メインイベンターとしての評価は確かなものでしょう。
これまた、よくここまで来たものだなあ、と感心するしかありません。

これは当日、WOWOWでやるのでしょうかね。英国ではゴロフキンvsブルックがあり、
アンダーもあれこれ組まれていて、ビッグイベントというか、ほとんどお祭りの勢いです。


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中継と言えば今日は生中継ですね。
高山の相手は、OPBFの正規や暫定やという、ごちゃごちゃした話の当事者です。
スカッと決着を付けてもらいたいものです。
岡田博喜も、この辺の相手でしたら、鮮やかな勝利を期待します。


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先日放送あった、長谷川穂積も出演した「明石家電視台」の動画、見つけましたので紹介。
自分でアップしようかと思っていたんですが、なんと番組公式なんですね。





まあ色々ありますが「9月はリメンバー」とは、なかなかシャープです。さすが長谷川や...。
これは15分過ぎあたりです。他にももちろん、エエ話もしてますので、是非どうぞ。







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