さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
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拳闘見聞の日々。

反響と「今後」/待望の再挑戦/英国で挑戦/取り扱い増加/明日は府立

2017-09-12 18:31:39 | 井上尚弥



井上尚弥、米国デビュー勝利については、ネット上であれこれと記事が出ています。
主に放送局系の反響としては賞賛。全米が驚愕!みたいな書き方も散見されます。
しかし、米国の誰々がどこそこが、という紹介に留まらず、自身の見識で記事を書く記者は、
やはり冷静にというか、現状を率直に伝えています。

米国でMLBなどと共に、ボクシングの記事をよく書いている杉浦大介氏
こちらはボクシング・マガジン前編集長の宮崎正博氏

共に、井上の実力は認知されたが、強烈なインパクトが残ったかというと...というところですね。


「今後」については、どうやらスーパーフライで統一戦、アンカハスが候補で、
年末に国内、という話が一番、実際に近いようです。

アメリカのリングで、HBOの「レギュラー」として継続して闘い、
シーサケットやエストラーダ、クアドラス、或いはカシメロ、ネリーやテテのような王者クラスと闘い、
悉く勝つ、という、それこそダルチニアン、モンティエルらを総なめにしたノニト・ドネアのような
軽量級における究極の栄光を目指してほしい、というのが、ファンの夢ではありますが、
さすがにそういうことにはならないのでしょうね。

しかし年末、本当にアンカハスと組まれるのなら、それは要注目ではありますね。
場所が有明だったら嫌ですが...いや、やっぱり行ってしまうかなぁ...困ったものです。


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英国ウェールズはカーディフで、アンソニー・ジョシュア初防衛戦決定
相手はウラディミール引退を受けて、ブルガリアのクブラト・プーレフが選ばれました。

この選手、クリチコ王朝の末期では、ウラディミール相手に、一番見て面白い試合をした人です。
是非、もう一度挑戦してほしい、と思ってましたが、決まりましたね。






単に勝ち負け予想となれば、そりゃジョシュア有利なんでしょうが...
ジョシュアもあの劇的な試合ぶりで、絶賛される一方ですけど、あの身体の作り方、
筋肉の付き方は、ボクサーとしてはちょっと過剰というか、方向性が違うんやないかな、
と思ったりもします。

確かにあのパワーがまともに出れば、敵う者はいないでしょうが、
その力は、使い方を誤れば、時に、自分自身を無用に疲弊させるのではないか。
そのあたりの調整能力こそが、単に「アスリート」の枠では語れない、ボクサーの持つ(べき)
感覚であり、才能であるとしたら、その部分において、ジョシュアに不足はないのだろうか。

強打と果敢さを持つプーレフが、ジョシュアのそういった部分を暴き立てる、
そんな試合になる可能性は...そんなにはないでしょうが、ゼロでもないのかなぁ、と...。


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そのカーディフのスタジアムにて、石田匠がWBAタイトルに挑戦
景気の良いことに、7万だ8万だ?と大観衆が集まるのやそうで、何かと大変そうです。

体重調整もきつそうですし、スタイルとして、敵地で勝つには厳しいかなと思いますが、
クラス随一の長身、リーチを生かして、徹底的にジャブを突きまくってほしいですね。
敵地英国のスタジアム興行で、井岡弘樹ばりのグッドジャバーぶりを大いに発揮してほしいです。

その「絵」に納得感があれば、勝ち負けはとりあえず問いません...とか言ってていいのか、
よくわかりませんが、とにかく存分に力を出し切ってほしいです。


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最近、漫然とTVなどを見ていると、ボクシングを取り扱う番組が、一時より増えてきたかな、と思います。

村田諒太や、先月敗れた山中慎介はNHKが密着していましたが、
そういうプロの有名どころのみならず、二年連続でインターハイ決勝を闘った
高校年代のライバル、堤駿斗と松本圭佑が、それぞれ別の番組で取り上げられていたり。

先日は家のレコーダが、女子ボクシングのクラレッサ・シールズの番組を録画しとりました。
検索で拾ったんでしょうが、こんなのもあるのか、と。
あと、ガッツさんと具志堅さんがゴルフしてる番組とか。まだ見ておらず、内容は未確認ですけど。
ちょっと見るがの怖い...(^^;)

果ては、こちらの記事のように、タイの刑務所における構成プログラムとしてのボクシングや、
タイソンが初黒星を振り返って語る様子を取り上げた番組まであるのだとか。

なんだかんだ言って、日本の上位陣の活躍が増えているここ数年、
今年に入ってからは村田惜敗、山中陥落、井上米国デビューと、一般的にも取り上げられる
ボクシングの枠を越えたトピックスが続いているせい、なんでしょうね。
大きな波とまではいかずとも、じわじわと「来て」るのかな、という気がします。
徐々にこの流れに乗って、盛り上がってほしいものです。


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さて、明日はこそっと府立に行きます。
二階席の上の方からですが、やっぱり行かないでは済まないでしょう。
例によって、午後9時メイン固定で、第一試合は5時開始、全部で7試合。
メイン除いて日タイ戦、という、見に行く者に試練を強いる興行ではありますが...。

おそらく会場には休憩の嵐が吹き荒れることでしょう。
ほんまにトランプか花札でも持って行こか、というノリです。
難儀なことです。

まあ、それはおいといて、メインですが...

ボクサーとしての「基本設計」が良く出来ていて、派手さはないが意外に強度が高く、
試合運びが巧い小國か。
筋の良さではそのさらに上を行き、抜群のセンスを持つ岩佐か。
現状の勢いでいえば小國でしょうが、岩佐の逸材ぶりが存分に出れば、どうなるか。
何にしろ、早く見たいな、と思う好カードです。

しかし、どっちも好きな選手ですし、どっちも頑張れ、なんですが、やっぱり小國応援ですかなー。
岩佐にも王者になってもらいたい、と思ったりもしますが。辛いところです。


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5 コメント

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Unknown (R35ファン)
2017-09-12 22:05:28
尚弥様のインパクトはその前後の試合で薄まりましたが爪痕はきちんと残したのでどこかでまた声かかるでしょう。次で階級上げそうなので本人の希望する統一戦となると今予定ないアンカハスが一番組めそうですよね。強いけど噛み合うだろうし、タイミングは割と正直だし、あの必殺の左フックカウンター見せて欲しいです。

他団体では石田君が決まったんですね。彼はもう身体きつそうですが。船井さんとの試合みたいに後半足止まって、捕まることにならなきゃいいですが。
この試合の記者会見で、井岡会長は一翔が応援に行くかどうかについて、「行くと思う」と、まるで他人事のようなコメントしたとか。関係冷え切っているのでしょうかね。指名試合期限は今月末なのに試合決まらないし、まして明日は大阪での試合なのに外れてるし、かなりこのジムヤバそうですね。
コメントありがとうございます。 (さうぽん)
2017-09-13 07:44:42
>R35ファンさん

確かに前後がそれぞれに見応えある試合だったので、印象が弱まったかもしれませんね。評価自体は高いでしょうから、次の機会があればいいですが。アンカハスは強いですから、今回のように最初叩いても怯まないでしょう。場所が国内なら、より好調に仕上げて、鮮やかに倒してほしいですね。
石田匠は予想は不利でしょうが、まずは思い切り自分の良さを出してほしいです。高望みせずに見守りたい、という心境です。
井岡一翔は、一部報道ではジムと音信不通だという話ですね。昔、赤井英和失踪事件というのがありましたが、仮にも現役の世界王者なんですから、より深刻と言えるかもしれません。かと思えば、昨日になって結婚式の画像が公表されたとか。目出度いことですが、どうなっとるのかと...。
本人がボクサーとして、これまでのジムの舵取りでは満たされない何かを求めての行動であれば、支持したい気持ちですが。


なぜ? (パウンドまん)
2017-09-14 09:56:10
ナオヤのあの戦いを見て、なんでそんなに悲観的なの?
あのフィリピン人ボクサー、ハードパンチャーだけど穴だらけ、アヨーロ戦見れば判る。
アヨーロなんかナオヤなら1RKO。
30年 見てきた中で1番のボクサーだ。ナオヤは。間違いない。
ごめん (パウンドまん)
2017-09-14 10:02:53
アンカハスの動画のお礼、言うの忘れてた。
コメントありがとうございます。 (さうぽん)
2017-09-14 12:52:40
>パウンドまんさん

今回の試合については、特に悲観はしていません。昨年9月の試合を座間で見たときはそうでしたが。

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