令和元年になりましたね。
令和元年って聞くと、なんとなく
何年か前に流行った3D元年を思い出すんですが
今年は3D何年なんでしょう?
まだ3D元年なのか。
そういえば勢いで3Dモニター買った気がするんですが
どうしてくれるのか。
前から予告していた通り
久々に自作パソコンを組んでみました。
というのも、家族の寝室に置いていた
スティックPCがおかしくなり
リセットしたら、ドライバーが消えてしまいました。
Windows標準のドライバーで動いている状態でしたが
基本的に音も出ず、ドライバー探しても配布サイトが見つからず…。
なんとか使っていたのは、単純にWindows標準ドライバーが
有能になっているって事だと思います。
元々2万弱くらいで安かったですからね。
文句を言う前に組んでしまおうと。
スペック不足を感じていましたし。
YouTubeはなんとか見れるスペックでしたが
なんとか見れるだけで、快適じゃなかったですからね。
当然といえば当然か。
動画サイト結構みるので、新たにスティックPCを
買い換えるのではなく新規に組むことにしました。
新規なのでWindowsも買い直し。
昔使ってたXP機とかは探せばあると思うんですが…。
新規に組むのは今使ってるメインPC以来
約8年ぶり。
その間知り合いのパソコン組んだりはしてましたけどね。
とりあえず並べてみました。
並べるだけでも軽くめんどくさい。
今回はこれを組んでいきます。
今回は新たに挑戦したことがいくつかあります。
一つ、mini-ITXマザーボードの採用
一つ、GIGABYTEのマザーボードの採用
一つ、m.2 SSDの採用
一つ、KモデルCPUの採用
寝室に置くので
なるべく小さいほうがいいかなって。
ITXで組みたいって前から書いてた気がするんですが
思えばHaswellが出るときに
部品探してた気がします。
色々諸事情で延期になってしまい
今になってしまったんですが
今組んだ理由は単純で
消費税が上がるからです。
自作パソコンの部品はほとんど輸入なので
消費税が上がったら単純に値上げになるんじゃないかと。
あと、intelのCPUが待っても
新型でなさそうだから。
というわけで今回のマザーボード。
GIGABYTEのmini-ITXマザーボード
Z390 I AORUS PRO WIFI。
第9世代Coreシリーズ対応のZ390チップセット搭載。
ITXは標準のATXサイズのマザーボードより
かなり小さいんですが
ATXのマザーボードって使ってない部分多いし
オンボード機能が今多く便利で
特にこれといって拡張する予定がない場合
ITXでも十分だと思います。
まあ、当初ITX安いから使おうと思ってたんですが
いつの間にかそうでもないですね。
今回初のGIGABYTE採用ですが
知り合いのパソコンで一回採用したんです。
世間一般で叩かれるほど悪くなく安定して
10年使ってきたので今回自宅用にも採用しました。
GIGABYTEは廉価モデルというイメージがあったんですが
(古い人間なのか…)
今はさらに下がありますからね。
全然そんなことないですね。
Z390の機能でUSB 3.1 gen2が付いてます。最新です。
使うことはないと思います。
この辺は一緒ですね。
サイズは17㎝四方の正方形。
当初開発が台湾企業だったらしく
パソコン関係の部品のサイズでインチではなく
センチメートルを使ってるのって
地味に画期的だと思うんです。
ATXとかメートルに直すとカオスになりますから…。
本体。
小さい。
メモリースロットはDDR4が2つ。
通常は4つありますが、4つ差す人は普通いないと思うので(偏見)
十分ですね。
PCI express3.0 x16が一つ。
拡張する人はちょっと物足りないかもなので
メインPCだとちょっと不便かなぁ。
今のマザーボードらしく
CPU横のコネクターまわりにシールドがあります。
この中にBIOSデータ保存用電池があるっぽいです。
まあ、不可能のではないと思いますが
実質電池交換不可能ですね。
さらに、LED内蔵で光ります。無意味ですね。
今の流行なのか。
LED用のコネクターも付いてます。
さらに、M.2コネクターはヒートシンク標準搭載。
裏にもあるので2本させます。
これに関しては使ったこと無いんですが
そんなに熱持つんでしょうか?
まあ、あって損はないし今ヒートシンク付きとかもありますからね。
もちろん、ヒートシンク付きはこれにはつかないと思います。
今回GIGABYTEを採用した理由は
まず、Wifi、Bluetoothが内蔵だから。
まあ、ITXを採用した理由でもあるんですが
置く場所の都合上、Wifi内蔵がいいかなって。
そして、Bluetoothイヤホン使ってるので
それも必須。
まあ、Wifi+Bluetoothのチップが今出回ってるので
簡単に内蔵できていいですよね。
なぜかATXのマザーボードでは少ないのはなぜでしょう?
あと、今回水冷ではなく空冷を予定しているので
GIGABYTEだけが水冷・空冷両対応だったからです。
水冷ポンプ用の電源とかはあるんですが
そこに空冷のファン差していいのかがわからず
消音PCを今回目指しているので
念のためです。
USB-Cの内部コネクターも付いてますが
ケースに無かったので今回は未使用。
裏です。
M.2ソケットがあります。
RAIDとかできますね。
やらないけど。
データ移す時とかいいかもしれません。
付属品です。
今回はM.2 SSD採用なのでSATAは使いません。
ドライブ不搭載です。
長らく自作パソコンやってきましたが
こんな時代がくるとは…。
Wifiのアンテナも付いてます。
なんとなく、CDコンポのラジオのアンテナみたいですね。
邪魔ですが、一度置くと持ち運ばないので
そうでもないです。
棒タイプもあるみたいですが
このまま使おうと思ってます。
地味に磁石付きなので固定は楽です。
あと、謎ステッカー。
誰が貼るねんこんなの…と思いきや
早速貼りました。
今回のCPU。
intel Core i5 9600K。
第9世代Core i5ですね。
6コア6スレッド。なぜか12スレッドではない。
本当は、違うんです。
本当は、i5 9400無印を買う予定だったんです。
しかし、発表から5か月経っても発売されず
このまま発売されないんじゃないか…と思い
仕方なく9600Kに。
我が家で初の倍速フリーのK付きモデルになってしまいました。
寝室用なのでOCとかする予定無いんですけどね。
今回グラフィックボードは見送り
内蔵グラフィックで使う予定だったので
これしかなかったわけです。
マザーボードが第9世代対応なのに第8世代のCPU
買いたくないし…。
開けてみました。
K付きなのでCPUクーラーはついていません。
事前にクーラー用意していたので必要ないんですけど。
クーラーなしのCPUって
昔のバルクのCPU思い出しますね。
今回K付きの第9世代Coreシリーズから
CPU中のチップと銀のヒートスプレッダーが
従来のグリスからはんだになったらしく
よく冷えるっぽいです。
昔のははんだらしいのでなんで変えたのか謎ですが
K以外はグリスらしいから
この辺も9600Kを採用した理由です。
つけてみました。
今回のCPUクーラー。
サイズの大手裏剣参。
ファンが上についてるトップフローしか
ケースの都合上使えないんですが
これは何といっても静か。
PWM搭載なので温度にあわせて回転速度も変わるんですが
普通の12㎝ファンがついてるのでよく冷えるし
音が最小が4dB。最大でも24.9dB。
よくわかんないけど静かっぽいので採用。
これが新発売で買ってしまったので
9600Kでもいけたってところはあります。
ただ、9900Kとかは水冷じゃないと
無理だと思いますけどね…。
でかい。
本当につくのか。
AMDにも対応してるので
付属品が多い。
説明書無しではつけられないと思います。
あまりの大きさに、これをつけてしまうと
他の部品がつけられなくなる恐れがあるので
他を優先しました。
WDのm.2 SSD SN750 500GB。
東芝メモリのチップを使ってるらしいという理由で採用。
読み込み速度は驚異の3470MB/s。
HDDとかと比べると驚異的です。
ただ、3470MB以上のファイルを扱って初めて1秒以上かかるので
普通、そんな大きなファイル扱わないので
正直こんな速さ要らない疑惑はあるっぽいですね。
ゲームとかする人はいいかもしれませんが
寝室におく動画サイトメインのPCですからね。
Blackじゃなくてその下のBlueでも全然問題ないと思います。
予算の都合ですかね。
ちなみに、組んだ後速度測ってみましたが
約3437MB/sとおよそスペック通り。
M.2 SSDで定番といえばSamsungですが
見送った理由は察してください。
今、時期的にどうかと思いますし。。。
思ったより小さい。
初見では驚異的です。
すごい時代になりましたね…。
SATAが出た時、だいぶ感動したんですが
まさかあれが無くなるとは…。
以前のIDE(PATA)は何といってもでかいし
マスタースレーブとかいう仕様で面倒くさいし
ジャンパーもセット必要とかで
初見ではだいぶ苦戦しましたからね…
SATAになってHDDを複数台つける時代になって
すごいなぁって思ってたら、これ。
まあ、SATAのSSDでも十分らしいですけどね。
デスクトップの場合、場所ありますから。
でも、いずれこれが標準になるんでしょうね。
つけてみました。
写真だとわからないですね。
グッと差して、ねじ止めするだけ。
m.2スロットはSATAタイプとPCI exタイプとあるらしく
古いマザーボードでは遅いSATAのM.2しか付いてないこともあるとか。
古いって、M.2の前のNGFFが5年くらい前だったような…。
つい最近じゃんって思うのは間違っているのか。
まあ、新規に組む際は気にしなくていい事でしょうね。
それにしても楽だ…。
メモリー。
CrucialのDDR4-2666 8GB×2の16GB。
8GBで十分だと思うですけどね。
今、メモリーが安くなってるのでついでに買いました。
安定のCrucial。外せない。
まあ、Chromeとかめっちゃメモリー喰うし
あって損はないでしょう。
内蔵グラフィックでメモリーとか少し使うし。
我が家では初のDDR4になりました。
実感はないですけどね。
メモリーつけてみました。
メモリースロットが不良品で壊れてるとかもなく
普通に使えました。
クーラー装着。
まずは付属のグリスから。
結局のところグリスはのばさなくてもいい説があるので
適当に。
ドーン。
このサイズ付くのか…って思ってたけど
普通につきました。
なんていうか、でかい。
マザーボードが小さいから余計目立つ。
ヒートシンクの塊みたいになってますね。
メモリースロットは干渉してないんですが
M.2は干渉してるので
斜めに取り外しするか
CPUクーラー外すしかないです。
頻繁に取り外しする予定も無いので構わないんですけど。
PCI expressスロットは当然大丈夫。
今回のケース。
mini-ITX用のRAIJINTEK OPHION。
台湾メーカーらしく、mini-ITXのケースを他にも出してるみたいですね。
今はやりの側面がガラスで中が見えるモデル。
マザーボードが光りますからね。
必須ですよね。
これを採用したのは、フロントにUSB 3.0
(今はUSB 3.1 gen1というらしいですね)
付きでファンの周りに
フィルターが付いている事。
やはり、フィルター付きは持ちが違いますからね。
ホコリは最大の欠点ですから。
そして、itxのケースでは珍しくATX電源が使える。
STX電源でもいいんですが
静音PCを目指しているのと
ATX電源のほうが種類豊富で安いですから。
このケースが通常前後についてるファンを
上下につけるらしいんですが
あとから気づいたんですが
上から水こぼしたら
全部死ぬな…。
裏面。
フロントUSBはUSB 3.1 gen1のコネクターのみ。
ガラスが隙間あくので、隙間テープもついてます。
このケース、今年の初め買っておいたんですが
某Youtuberが動画で使っててビックリしました。
水冷モデルと空冷モデルとありますが
これは空冷モデル。
水冷モデルはちょっと背が高いみたいです。
値段はそんなに変わらないですね。
元々空冷で使う予定だったので
用意しておきました。
グラフィックボードはライザーケーブルを使って
こちら側につけるみたいです。
今回は使いませんが
完全にゲーミングPCのスペックなので
グラフィックボードがないと不自然になってますね。
いずれ追加するかも。
電源。
玄人志向の550W。
80 PLUS BRONZEですが
プラグインなので採用。
今回グラフィックボード、SATAドライブ無なので
ATX電源しか使いません。
玄人志向って電源ってイメージないんですけど
他安くていいのが無くて、採用した感じです。
ちゃんと日本メーカー製コンデンサ使用で
ファンコントロール付きで使わないときは
止まるらしいです。
静音PCにピッタリかと。
まあ550Wもあれば十分でしょう。多分。
付属品多いですが使いません。初めて。
去年買ったので、念のため他のパソコンで
動作チェックしておきました。
コネクターカバー。
今回プラグイン電源ですが
何も使わないし、ケースの都合上
プラグインのコネクターが上になるので
ホコリが入らないよう念のため購入。
全部付けました。
追加するときは外して使う予定。
つけてみました。
どっちが前で
どっちが後ろなのかわからなんですが
これでいいっぽいです。
電源のファンが隠れると思いますが
ちゃんと(?)メッシュで穴が開いてるので
その辺は問題ないです。
ケース用ファン。
SilverStoneの120㎜ファン。15㎝厚のスリムタイプ。
ケースの都合上下につけるファンが
15㎝厚必須になるので買ってきました。
15㎝厚は軸が微妙に出っ張ることがあるみたいで
他のモデルはそれを注意書きにかいてあるんですが
これは書いてないので、多分大丈夫なんだろうとおもって購入。
青しか無かったんですけど
できれば他の色が良かった。
PWM対応。静音PCですからね。
PWM大好き。
念のためファン用のワッシャーも購入。
軸がぶつかるといけないので。
しかし…。
電源のコードに干渉して
ワッシャーつける隙間もありません。
これはどうなんだろう…。
まあ、インとアウト逆にすればいいんでしょうけど
ケースの標準が下から入れて上から出せって
説明書に書いてあるんですよね…。
地味に高かったワッシャーは今回未使用になりました。
トップのファンは標準。
AINEXのWL-120-R。
LED搭載。
箱にはASUSしか書いてませんが、Webページには
ちゃんと各社の認証があり
ちゃんとGIGABYTEでもLED光りました。
RGBなのでマザーボードで色が変えられるって話なんですが
一回決めるとまず変えないですね。
っていうか、RGBじゃなくて色変えられなくてもよかったんじゃ…。
防振マット付き。
内側にLEDが付いているので
どっち向きにつけてもLEDが見えます。
一本はファンの電源。
一本はLEDのコネクターに。
でも、マザーボードにファンのコネクターが3つしかなく
1個はCPU用なので二つしかつけられないんですよね。
ケースには二個つけろって書いてあるんですが
分岐したくないので今回は
1個にしました。
多分問題はないと思いますが
LED的に2個のが良かったかもです。
積んでみました。
とにかく狭いので全部ジャンパーも差してから
ねじ止めしないと大変なことになります。
昔からキューブ型のパソコンってありましたし
うちにもあったんですが
ほとんどがベアボーンで
マザーボードが独自規格で変更できないんですよね。
CPUが変わったら本体ごと使えなくなって…。
今回はmini-ITXなので
将来マザーボードを変えて新型に、というもの可能です。
基本不器用なので
キューブも組みづらくて嫌いだった…。
当分開けたくないです。
完成。
驚くほど小さい。
小さいけど、中身は普通。
すごい時代ですね。
内蔵グラフィックながら
HDMI2.0搭載ということで
HDMIケーブルも新調。
4Kテレビ無いんですが
将来を見据えてHDR対応にしました。
というわけで、組み立ては以上になります。
Windows10はHomeを購入。
Amazonでめっちゃ安かったのでパッケージ版にしました。
アキバのDSP版よりパッケージが安いってどういう事なの。
寝室用のサブ機なのでProはいらないかな。
初のUSBメモリーのWindowsでした。
UEFI BIOS搭載機も我が家では初。
インストールもビックリするほど楽で
ビックリするほど早かった。
CPU+マザーボード ¥56019
SSD ¥15098
メモリー ¥12398
CPUクーラー ¥5378
電源 ¥5680
ケース ¥15980
電源コネクターカバー ¥580
ファン用ワッシャー ¥518
ファン二個 ¥2909
Windows10 ¥14956
HDMIケーブル ¥1920
総額 ¥131436
というわけで
13万もかかってしまいました。
13万あったら、普通にATXで組めた…。
でもまあ、iPhoneと同じくらいですから。
高くはないでしょう。
スペックもそれなりにありますし。
部品は少しづつ買ったので
今買ったら安いものもあるし
高いものもあります。
最後に、今はやりのベンチマークをかけてみました。
CINEBENCH R20です。
2498 cb。
これがどのくらい良いのかは不明ですが
試しにスティックPCでやろうとしたら
インストール段階でフリーズして
インストール後も32bitで使えなかったことから
性能差は明らかでしょう。
CINEBENCHまわしてる時も
温度は60度前後と
非常に優秀。
さすが5000円のCPUクーラー。
OCする予定はないですが
多少ならしても問題ないでしょう。
一週間使用しましたが
SSDは40℃前後とやはりヒートシンク効果は絶大。
ゲームやってんですけどね。
TBW300TBなのでどこまで使うかと思ってましたが
1週間で275GB。
ということは1年間で14300GB。
300TB使うには20年かかる計算に。
やはり、今のSSDはすごいですね。
昔はSSDにはあれダメこれダメって多かったですが
今回普通に使ってこの結果です。
HDDなんて10年も寿命無いですからね…。
10年は使えるパソコンを目指して作りましたが
なんとかなりそうですね。
最後に、参考までに
今使ってる8年前のメインマシンのCINEBENCH取ってみました。
結果
1457cb。
うーん、なんとも言えない結果に…。
どうでもいいけど
前後編にする予定が
色々忙しくて一本にしてしまいましたが
長すぎたかな…?😁