いぬかみっ！ 第１５話・「ウハウハ啓太に恩返しっ！」を見て

　今回は、過去に啓太に助けられた事のあるタヌキがお礼に持ってきた、怪しげな惚れ薬にまつわる騒動。…ま、そんなナイスなアイテムを啓太がマトモな事に使う筈がない。…惚れ薬自体がマトモじゃないけど。っていうか、何でタヌキは惚れ薬を持ってきたんだ？啓太の風評を聞きつけて、一番喜びそうなものを持ってきたとか…

　で。
　結局効果にばらつきがあったのはどういう理由だったんだろう…それは置いておいた方が良いのか？それとも今後の伏線とか？

　路上生活を続ける啓太の元には、タヌキ・カッパ・猫又・妖狐とバラエティ豊かな物の怪が集結している。その内、カッパだけが人語を話さないのは？可愛いからまあいいか。

　…あー、この回俺が立読みした回だ。多分たゆねが表紙の巻だと思う。ちょっと不満だったのが、ともはねが薬の作用で啓太にラブになってしまう件。ここは目を♥などのありきたりな形にせず、原作にある『見かけは子供でも、潤んだ瞳で見つめられたら変な気分になる』的なニュアンスを、冗談としてでもいいから濃い描き込みでやって欲しかった。第６話『ぴったりともはねっ！』の回のような。
　あー、それにしてもともはねは可愛い。なでなで、ぐしぐししてやりたい。そういえば、ともはねは外見だけではなく本当に１１歳なんだそうで。そりゃ幼いわけだ。性的な意味では無論無く、啓太が羨ましい。

　そういや、なでしこが啓太に薬を返すとき、気になる台詞を言いましたね！この真意は…？なでしこは薫様オンリーなのでは？主従のラブとは無関係なのか？？
　
　しばらくは（啓太の以外は）無縁だったいぬかみっ！名物の男の裸も乱舞して、いわゆるお馴染みの展開に終始。インターバル的な回か。

　ところで、またゴム描写が出てきたな。だから、輪ゴムだって充分使えるよ？ペニ○バンにすれば。
　
　ソノタノ　ミドコロ

　ポストの扮装のまま炎に包まれる仮名さん…こういったかぶり物は、だいたい燃えやすいもので出来ているから、…かなり危険なんじゃないか？

　啓太の妄想中、ようこが抱えている子犬の内、下の段の真ん中の子犬がどうしてもメンチに見えちまう…ところで、人間と犬神って子供が出来るのか？

　啓太の一本気な男気には感服する次第である。最早ヤケクソになり、全ての愛を受け止めてボロボロになるとは…

　というわけで、根本的な『いぬかみっ！』節全開のお話でした。但し、ストーリー的には進んでないような…


　追記：ＯＰ、何か違和感があるな、と思ったら、てんそうの目が見えてる…彼女が重要なポジションに着くのか。


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　お話：★★★いつもの通り。あんまり良くない意味で。
　作画：★★★（三つ半）後半疲れた？