サトシアキラの湾岸爆走日記(自転車でね♪)改

一言:ここは俺が引き受けるから、早くクリスマスを……!

喰霊-零- 第10話・「悲劇 裏-ひげきのうら-」を観て寸評

2008-12-09 20:07:18 | 舌足らずアニメ感想(放送終了もこちら)
 怒濤の展開……しかし根底に流れる無常感、やるせなさばかりが募る……

 というわけで第十話。もうワンクッションあるかと思ったけど、意外に素直に第二話のあのシーンに繋がったな。それにしても、だ。今から思い返してみても効果的だった。今まで約二ヶ月間の積み重ねが、今一度生きてくるとは。しかもそれが黄泉の復讐に費やされていただなんて!

 紀ちゃんは黄泉を殺せなかった。でも神楽は……この作品のキャッチコピーである、『愛するものを、愛を信じて殺せるか』。つまり、それを出来なかった紀ちゃんは……手遅れになってからようやく目が覚めて割り切ったってことなんだろうなぁ。そして、如何に黄泉が大切な存在だったか、と。こりゃあなんというジレンマ。
 でも、ここで紀ちゃんを責めることなんて誰に出来ようか?黄泉にしか出来ないんじゃないかな~。そして黄泉も、多分自分を迎えに来てくれないと分かっていたからこそあの力を受け容れてしまったのではないかと。愛を信じていれば……ってことですね。

 しっかし。
 怨霊になってしまってからの黄泉の表情がスッキリしすぎていて、どこか神々しさまで感じてしまったと言ったら不謹慎になるだろうか?それまでどこかしら無理をしている感じがあったから、ドSな微笑みと一騎に対するプレイがどこか背筋を寒くさせると同時に、心の爽快感を司る領域を刺激しやがる。
 
 そして黄泉の前に立ち塞がる神楽パパ。もう破滅の匂いしかしない。最後まで目を離さずに、構成の妙味を味わうしか……道は残されていないのだろう。

 楽しかった。
 気になるDVDの売れ行きも、予約状況から見て5~6000は出るかも?そんな事を言いながら、売り上げに貢献しない俺はどうしようもない人間だと告白しておく。今更ながら。


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