無明長夜もかくばかり…

食のこと、家族のこと、ペットのことや日々の雑感… 
手探りをしながら、書き綴っていきたいと思います。

あれから13年…

2012-02-08 | 家族


「来年のねえちゃんの13回忌だよ」

去年の12月、親父の墓参りの時
帰りがけに叔母に言われたこと。

そうか…
オフクロが亡くなって、もう12年も経つのか…

叔母はオフクロを「ねえちゃん」と呼ぶ。
親父の妹だから、オフクロは義理の姉だ。
叔母は一番末の妹で、親父とは親子ほど年が違う。
祖父を早くになくした叔母にとっては
親父は父親代わりだったかも知れない。

なんか、ややこしいな…

オレの両親が店を畳んで引退した後、実家の客席を改装して
宅配の弁当屋を営んでいる叔母夫婦。
特に、親父が亡くなってからは
結婚して家を出たオレに変わり、母親の面倒を見てくれた。
後に姪が函館から移り住み、シングルマザーとなった今は
その姪の子の面倒も見てくれている。
オレにとっての大恩人でもある。

「で、なにかやるの?」
「もう、みんな年寄りだからね。
 面倒だから塔婆たてて、坊さんにお経を読んで貰うだけにするよ」

オレが大殺界のど真ん中であることは、以前に書いた。
というと、一回り前の大殺界の時、オフクロが亡くなったのか。
勤めていた会社を辞め、フリーになって
小さいながらも自分の会社を興したときは
小殺界に入った年だったんだなぁ…
そりゃ、会社も潰れるわいな。

2月4日

命日を遡る墓参りは例年のこと。
土曜日に行くのが通例になっている。
毎年、バイクで行くわけだが、その寒さに凍える。
今年は、上下とも一枚余計に着込んで家を出た。
ところが、前日の寒さとは打って変わって
10度を超える、暖かな一日となった。
ま、それでも往復で2時間のバイクの旅だ。
春夏の暖かさとは違う。

ちょっと前に降った雪が、まだ所々に残っていて
日当たりの悪い寺の中は、まだ地面が湿っている。
供え物と、タバコに火をつけて手を合わす。

その足で実家を目指す。

叔母が昼メシを用意してくれていた。
ふと、携帯にあったメールの着信は
姪っ子からだった。

「お墓も一緒に行くから、先にうちに来てねだって!」

しまった!
バイクに乗ってしまった後だったので
メールのチェックをしてなかった。

「ゴメン、メール見てなかった…」
「ああ、いいよ。どうせ8日に行くから」

申し訳ないことをした。
仕事の都合が付くなら、命日に来たかったが
オフクロも許してくれるだろ…



みんなで食べるようにと、叔母が出前を取ってくれた。
この暖かさでは、汗ばむような
アツアツの鍋焼きうどん。

姪も姪の娘も元気そうだ。
百合彩(ゆりあ)は、もう4歳になった。
一番可愛い時期だ。
自分の部屋から、いろいろとオモチャを持ってきて
オレと一緒に遊びたがる。
オレにとっても、孫のようなものだ。
いつか、オレに孫ができたら
溺愛してしまいそうな気がする。

そう言えば、中学時代の恩師・T先生は
同窓会でお会いしたとき、孫の可愛さを熱弁してたっけ。
「育てる」責任がないから、ついつい可愛がりすぎてしまうという。
それほど「孫」というのは可愛いものらしい。
中学時代、鬼のように怖かった体育会系のT先生が
デレデレ顔で孫を可愛がってる姿を想像すると、妙に可笑しい。

仕事にも行かなければいけないし
日が傾くと急激に気温が下がるこの時期は
遅くならぬうちに帰りたいが
「もっと遊ぼう」といって離してくれない。
後ろ髪を引かれる思いで、帰途につく。

次に来るのはお盆の時期か。
そうしたら、もう少し遅くまで遊べるな。

身内のひいき目と嗤われるかも知れないが
百合彩…美人になりそうだな。
大きくなったらAKBにでも入るかい?



ま、アソコもいろいろあるみたいだから
お前が大きくなる頃には存在してないかも知れないが…

嗚呼…無明長夜もかくばかり…




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