飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報: 情報衛星、全世界を毎日撮影可能に H2A打ち上げ成功

2013-01-27 18:51:02 | 佐鳥新の教授&社長日記

情報衛星、全世界を毎日撮影可能に H2A打ち上げ成功

 【上遠野郷】国の情報収集衛星を載せたH2Aロケット22号機が27日午後1時40分、鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げられ、衛星は所定の軌道に投入された。正常に機能すれば、「レーダー」「光学」の衛星各2機の計4機セットで、地球上のどの地点も1日1回以上撮影できるようになり、当初計画の監視体制が整備される。

 H2A打ち上げ成功は16回連続で通算21回目。増強型のH2B3機と合わせた成功率は96%に上がった。

 情報収集衛星は、1998年の北朝鮮のミサイル発射を受けて導入が決まった事実上の偵察衛星。今回は曇りや夜でも電波で地上を調べられるレーダー衛星の4号機。大きさや性能は詳しく公表されていないが、2011年12月に打ち上げた3号機と同等の機能で、地上の1メートル程度の物体を見分けられる。開発と打ち上げの費用は470億円。

 

【動画】H2Aロケット打ち上げ成功

写真:国の情報収集衛星を載せたH2Aロケット22号機が打ち上げられた=27日午後1時40分、鹿児島県の種子島宇宙センター、岩下毅撮影拡大国の情報収集衛星を載せたH2Aロケット22号機が打ち上げられた=27日午後1時40分、鹿児島県の種子島宇宙センター、岩下毅撮影

写真:国の情報収集衛星を載せたH2Aロケット22号機が打ち上げられた=27日午後1時40分、鹿児島県の種子島宇宙センター、岩下毅撮影拡大国の情報収集衛星を載せたH2Aロケット22号機が打ち上げられた=27日午後1時40分、鹿児島県の種子島宇宙センター、岩下毅撮影

写真:国の情報収集衛星を載せたH2Aロケット22号機が打ち上げられた=27日午後1時40分、鹿児島県の種子島宇宙センター、岩下毅撮影拡大国の情報収集衛星を載せたH2Aロケット22号機が打ち上げられた=27日午後1時40分、鹿児島県の種子島宇宙センター、岩下毅撮影


地球に衝突するかもしれない小惑星

2013-01-21 16:44:11 | 佐鳥新の教授&社長日記

小惑星アポフィス、想定外の重さ 地球衝突の確率に影響

写真:ハーシェル宇宙望遠鏡が今月5日から6日にかけて撮影した小惑星アポフィス。それぞれ違った波長の光を観察した=欧州宇宙機関(ESA)提供拡大ハーシェル宇宙望遠鏡が今月5日から6日にかけて撮影した小惑星アポフィス。それぞれ違った波長の光を観察した=欧州宇宙機関(ESA)提供

 

 【行方史郎=ワシントン】2036年に25万分の1の確率で地球に衝突する小惑星「アポフィス」が従来考えられていたより質量で1・75倍とみられることがわかった。地球衝突の確率の計算に影響を与える可能性がありそうだ。

 9日夜(日本時間)に地球から約1450万キロまで最接近したアポフィスを観測していた欧州宇宙機関(ESA)が、発表した。

ESAのハーシェル宇宙望遠鏡の観測によると、アポフィスの直径は約325メートル(誤差±15メートル)あり、これまで考えられてきた270メートルより約2割大きかった。分析に当たったドイツの研究者は「直径で2割大きければ体積あるいは質量で75%増えることになる」とした。アポフィスは次は29年にいったん地球に約3万6千キロまで接近するとみられ、このとき、地球の重力の影響で軌道が変わる可能性がある。

出典: http://www.asahi.com/special/news/articles/TKY201301100088.html 


レスキューロボットコンテストのご案内

2013-01-08 07:07:07 | 佐鳥新の教授&社長日記

宇宙ではないが、レスキューロボットコンテストなるものがあるそうなので紹介します。

URL:  http://www.rescue-robot-contest.org/index.html

-----------------

 

rescon_logo_big.gif

レスキューロボットコンテスト公式ウェブページ

レスキューロボットコンテスト実行委員会は、
「技術を学び 人と語らい 災害に強い世の中をつくる」
という理念の下に防災啓発活動を行っています。

13th/inrevium_cup2_small.png第13回レスキューロボットコンテスト

  • レスコンシンポジウム2012(説明会in神戸)
    • 日程:2012年12月8日(土)
    • 会場:神戸市立青少年科学館
  • 説明会in東京
    • 日程:2012年12月9日(日)
    • 会場:サンリツオートメイション(株)本社事業所
  • 競技会 神戸予選
    • 日程:2013年6月30日(日)
    • 会場:神戸サンボーホール
  • 競技会 東京予選
    • 日程:2013年7月7日(日)
    • 会場:東京都立産業貿易センター台東館
  • 競技会本選
    • 日程:2013年8月10日(土)・11日(日)
    • 会場:神戸サンボーホール

レスキューロボットコンテストとは

レスキューロボットコンテストは、大規模都市災害における救命救助活動を題材としたロボットコンテストです。多くの方々に防災や災害対応ついて関心を持っていただいたり、次世代の研究者・技術者を育てたりすることを主な目的として開催しています。
阪神・淡路大震災の後、ロボットやメカトロニクスの研究者が集まり、救命救助機器の技術的な課題を調査・研究しましたが、その際に救命救助の活動や機器に関する啓発や広報も重要であることを痛感しました。そこで、レスキューシステムの拡充という大きな目標に向けて継続性と求心力を得るための一つの手段として、1999年にこのコンテストを提案しました。その後、ロボフェスタの公認競技として認可され、実行委員会を設立、2001年以降毎年開催してきました。
本コンテストは現段階では本物の「レスキューロボット」の「コンテスト」ではありません。しかしこれは単なる「レスキューごっこ」でもありません。1/6(*)の模型を使ってはいますが、このコンテストには、レスキューロボットを実現するためのエッセンス(遠隔操縦技術、対象物をやさしく扱う技術、複数のロボットの協調技術等)がいくつも詰まっています。
(*:第5回までは、1/8スケールのフィールドを利用していましたが、第6回からは1/6スケールのフィールドを利用しています)

レスキュークローラー工作セット発売

rescro_pack02-small.jpg

ガレキが散らばった災害現場などの悪路をものともせずに走破するレスキューロボットをイメージした工作セットが、タミヤから発売になりました。可変タイプの6連キャタピラにより、大きな凸凹も楽々乗り越える高い走破性を発揮します。組み立てに必要な部品やリモコンボックスなど全てセット。作りごたえもたっぷりの工作セットです。詳しくは、こちらをご覧ください。

 

<iframe id="f342d5b985428a2" class="fb_ltr" style="width: 390px; height: 1300px;" name="f266a4391ddff64" src="http://www.facebook.com/plugins/likebox.php?api_key=242485112443727&locale=ja_JP&sdk=joey&channel=http%3A%2F%2Fstatic.ak.facebook.com%2Fconnect%2Fxd_arbiter.php%3Fversion%3D18%23cb%3Df2e709f37d1f5fc%26origin%3Dhttp%253A%252F%252Fwww.rescue-robot-contest.org%252Ff2583f82b4b436%26domain%3Dwww.rescue-robot-contest.org%26relation%3Dparent.parent&height=1300&header=true&show_faces=false&stream=true&width=390&href=http%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Frescon&colorscheme=light" frameborder="0" scrolling="no"></iframe>
お知らせ

2012.11.23
第13回のページを開設しました。


2012.11.19
12/8の「レスコンシンポジウム2012(説明会in神戸)」と12/9の「説明会in東京」の詳細を公開しました。どなたでも参加できますが、事前の申し込みが必要です(定員あり、申込順)。


2012.09.24
第13回は、東京でも予選を行いますが、それに伴い、12/9に東京で説明会を実施します。


2012.09.17
11/4に開催される「電通大杯 ヒト型レスキューロボットコンテスト 2012」の参加者募集が始まりました。


2012.8.13
第12回競技会本選が無事に終了しました。詳しくは第12回のページをご覧ください。


2012.7.8
来年は東京でも「予選」をやります!
神戸予選:2013年6月30日(日)神戸サンボーホール、東京予選:2013年7月7日(日)東京都立産業貿易センター 台東館、本選:2013年8月10日(土)・11日(日)神戸サンボーホール。


2012.7.8
第12回競技会予選が無事終了し、本選に参加する14チームが選抜されました。来場者は770人でした。


2012.2.21
第12回の採択チームを公開しました。


2012.1.21
第11回のダイジェストビデオ(ショートバージョン)を公開しました。


2012.1.15
1/26(木)に名古屋で開催される日本機械学会東海支部 講習会「防災技術の現状と将来展望」 において副実行委員長の奥川がレスコンの紹介をします。他にもとても充実した講演がありますので、ぜひご参加ください。有料。要事前登録。



(過去の重要なお知らせ)

2011.1.24
2010年夏に開催した「ロボット×レスキュー2010」のウェブサイトを諸般の事情により閉鎖しました。提供していたコンテンツのコピーは、こちらにあります


2010.08.08
第10回レスキューロボットコンテスト 競技会本選の閉会式において、神戸市から感謝状をいただきました。

kansha20100808-2s.jpg
kansha20100808s.jpg

2010.03.25
兵庫県公館で開催された「地域防災活動推進大会・防災力強化県民運動大会」において兵庫県知事から感謝状をいただきました.

20100325as.jpg
20100325bs.jpg

第4回UNISECレクチャーシリーズのご案内

2013-01-07 17:00:00 | 佐鳥新の教授&社長日記

以下、ご紹介します。

 

第4回UNISECレクチャーシリーズのご案内

「超小型衛星が地球生態・環境に貢献できること ー REDD+等への応用」

今回のテーマは『超小型衛星が地球生態・環境に貢献できること -
REDD+等への応用』で、講師は、北海道大学大学院教授の
大崎 満先生(農学博士)です。

大崎先生からは、以下のメッセージを頂いております。

 REDD(Reduction of Emission from Deforestation and Forest Degradation)+とは
「途上国における森林減少と森林劣化からの排出削減並びに森林保全、持続可能な
森林管理、森林炭素蓄積の増強」の略称で、途上国に対し森林保全に経済的インセン
ティブを提供することで、森林を伐採するよりも残す方を経済的価値の高いものに
しようという試みです。そのために、MRV (Measuring, Reporting, Verification)
(計測、報告、検証)が重要視されています。
 現在、地上での計測を中心として、膨大な予算が使われ、発展途上国にも負担が
かかっていますが、衛星の利用で、その予算を減らすことができる可能性が
みえています。特に、価格の安い超小型衛星でそれらのミッションが達成できるように
なれば、世界の評価基準が変わります。同時に、生物多様性評価、生態機能評価等の
学問自体が革新的変貌を遂げる可能性があります。
 今回のレクチャーでは、REDD+の状況についてお話しした後、何が必要とされて
いるかに焦点をあて、超小型衛星に期待することについてお話ししたいと思います。


                          記

日時 2013年1月26日(日) 15:00-17:00
場所 東京大学 工学部7号館 72号教室(予定)
内容 『超小型衛星が地球生態・環境に貢献できること - REDD+等への応用』
講師 大崎 満先生(北海道大学 大学院農学研究院 生物資源生産学部門
            作物生産生物学分野 教授)
参加費
 ・UNISEC会員:1,000円
 ・UNISON(学生)会員:無料
 ・非会員:3,000円
 ・非会員の学生:1,500円

参加ご希望の方は、申し込みフォームよりご登録ください。
※会場の関係で、定員(約50名)に達した段階で申込を締め切る予定です。予めご了承ください。

◆申し込みは以下からお願いします。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?fromEmail=true&formkey=dDVkVzZOMnNUeTd6Y0JxdlhEMGtRLXc6MQ


宇宙関連情報: ArduSat、ISSキューブサット放出でNanoRacksに委託

2013-01-06 20:00:00 | 北海道衛星

以下、紹介します。

 

2013-01-06 ArduSat、ISSキューブサット放出でNanoRacksに委託

10センチ四方の超小型衛星を開発するNanoracks社(http://nanoracks.com/)によると、多方面からの投資をネットで公募する「KICKSTARTER」によって、超小型衛星を国際宇宙ステーションから打ち上げるプログラムが選ばれ、資金確保がほぼ確実になりそうである。

このプログラム、「AruduSat」は10センチ四方の人工衛星で、イタリアでスタートしたオープンソースハードウェアプロジェクトをもとに作成された「Arduino」の基板やセンサー、カメラなどを搭載している。

プロジェクトに数百ドルを支払って参加すれば、自分で作成したプログラムを運営チームに送信して内容のチェックを受けることができるようになる。そして、チェックをクリアしたものは実際に宇宙空間にある人工衛星上にアップロードされ、開発者はセンサーやカメラを自由に使用して実験や撮影を行うことができ、その結果はインターネット経由で受け取ることもできるとのこと。(詳しくは http://gigazine.net/news/20120704-ardusat/ )

この衛星は非営利組織による初めての衛星2機となる。人工衛星の打ち上げはNASAとNanoracks社との間で調印されたSpace Act契約によってISSまで輸送され、ISSからの宇宙空間への放出はJAXAが開発した小型衛星軌道投入システムを使用して行われる。衛星1個の価格は350ドル以下となる予定。


読書メモ: 120104 『明解 量子重量理論入門』

2013-01-05 07:07:07 | 佐鳥新の教授&社長日記

久々の読書メモです。

宇宙とスペースワープに関する新刊が出たら紹介します!乞うご期待!!

--------------------------------------

書 名: 明解 量子重力理論入門

著 者: 吉田 伸夫

出版社: 講談社

定 価 :  3000円(税別) 

------------------------------------

第1章 量子論の基礎理論 

第2章 場の量子論とくりこみ 

第3章 時空の歪みとしての重力 

第4章 重力の量子化 

第5章 時空の極限を求めて

第6章 素粒子論的アプローチ  超ひも理論

第7章 半固定的扱い  ホーキング輻射 

第8章 宇宙論への応用

 


久々のハイパーの研究紹介です 《資源探査??》

2013-01-04 23:23:28 | 佐鳥新の教授&社長日記

最近の私の研究室と山手博物館のコラボを少し紹介します。

山手博物館さんとは数年前から縁があったのですが、今回はゼミのM君の卒論のテーマでお世話になりました。

M君の研究テーマは無人非飛翔体(UAV)を使った地上探査です。かなりチャレンジングではありましたが、可視・近赤外領域での資源探査の可能性をM君に調べてもらうことにしました。分光学とは異なる新たな知見が得られていますので、成果がまとまりましたら学術的に報告させて頂く所存です。

乞う、ご期待!!

 


研究紹介: 山の手博物館からのお知らせ

2013-01-01 23:26:31 | 佐鳥新の教授&社長日記

顕微鏡講習会のご案内です。

M君の卒論が完成するまでには、あと1回はハイパースペクトルのデータを取らねばいけませんでね。初回はT内君で、2回目は私。あと1回分の岩石スペクトルのデータを取得することで地質学的な裏付けが取れそうです。私も頑張ります。

 

以下、転送します。

------------------------------------------------

石を顕微鏡で見てみよう(全5回)

偏光顕微鏡と反射顕微鏡を使った講習会です。

 

■対象/おとな(高校生以上)

■人数/10名程度

■受講料/各回¥2,000円(資料代含む)

■時間/14:00~16:00(前後する場合があります)

■日程

2013年1月19日(土)、2月2日(土)、2月16日(土)、3月2日(土)、3月16日(土)

予備日 3月30日(土)

■内容

・偏光顕微鏡の見方・理論(復習)、火山岩・堆積岩、深成岩・変成岩・スケッチなど

・反射顕微鏡の見方・理論・入門、鉱石の具体的識別

※ 講師は土屋篁名誉館長と前田寛之先生(北見工業大学名誉教授)です。

※ 都合により内容を変更する場合もあります。ご了承ください。

 

山の手博物館は、12月28日から1月7日まで休館いたします。

 

少し早いですが、2013年の年賀状も公開しましたので、ご覧ください。

http://www.yamanote-museum.com/img/2013-nenga-b.jpg

来年も山の手博物館をよろしくお願いいたします。

 

-*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*-

地図と鉱石の山の手博物館

(一般財団法人 山の手博物館)

 

〒063-0007 札幌市西区山の手7条8丁目6番1号

TEL : 011-623-3321 FAX : 011-623-1101

E-mail : info@yamanote-museum.com

http://www.yamanote-museum.com/

-*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*-