「プリズナーズ」

PRISONERS　　2013年　　なんば



≪ストーリー≫
サンクスギビングデーの日、ドーヴァー家は近所のバーチ家へ一緒に祝おうと訪ねる



しばらくしてそれぞれの幼い娘ふたりが行方不明になる
少し前不審なキャンピングカーが止まっていたところから
警察はアレックス・ジョーンズを容疑者として拘留するが、証拠が出なく彼は釈放される



事件を追うロキ刑事は捜査を、
一方、ケラー・ドーヴァーはアレックスが犯人と確信する



手ぬるい捜査にドーヴァーは彼を拉致するが・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

PRISONERとは、
普通、囚人とかの意味だよね
でも、わたしは「罪びと」ってとったんですが、囚われた人々ですかね

アレックス、神父、アレックスの叔母、叔父、・・
そして、娘のためにアレックスを追い詰めていくケラー、それはそれはスゴイです
鬼気迫る彼には寒気さえ覚えます

生きていると信じ、娘を取り返すのにここまで豹変するとは、

「ラブリーボーン」と重なるんですが
あのときは、娘の父親マーク・ウォールバーグは犯人を追いつめるのを途中で家族のために止めましたが
今回はとことんいきます

ケラーが何度も聖書の一節を口にします
自分の行為を指して、罪びとを許して、と

153分もあったんですよ
でも、感じなかったですね
構成も良かったし、真相は？って

ちょっとサイコサスペンスですね

ヒュー・ジャックマン（＝ヒーローじゃなく普通の父親）とジェイク・ギレンホール（＝「ゾディアック」を思い出す）、見応えたっぷり
アレックス役はポール・ダノ
叔母役にメリッサ・レオ


ネタバレしたいけど、劇場で見て