CINEMAとMOVIE?

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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「うなぎ」

2010-12-13 11:19:55 | 映画・邦画
どこかの映画祭(カンヌ)で賞をとったのは、まだこの前だと思ってたけど
13年も前のことか、そういやぁ、役所広司若いわ
それに今村昌平監督、吉村昭原作(「生麦事件」も彼の本や)(@_@)

「うなぎ」 1997年
妻の浮気に嫉妬した山下(役所広司)は魚釣りに行くと見せかけて家に戻り妻を殺害
自首して8年後仮出所する

辺鄙なところで理髪店を開店
変化のない毎日を過ごそうとするが、
ある日自殺未遂の女性(桂子)を助けたことから
店に手伝いに来るようになり、彼女は山下のことを慕う

かかわりを極度に嫌ってた彼の元にムショ仲間の高崎(柄本明)が現れ
執拗に付きまとう

ついには大乱闘となるが、
高崎から、人間としての寛容さがない、と罵られ
山下は古い殻から抜け出ることが出来る

桂子の思いを受け容れようとしたとき、彼女の過去の腐れ縁がまたぞろ現れて・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

まず、なんで「うなぎ」なん?って

山下が刑務所にいるときに捕った「うなぎ」なんだけど
物も言わない「うなぎ」が唯一彼の話し相手ではあったんだけど

船大工役の佐藤允(彼はシブかったわ)が
そこには何千キロも旅をしてメスが卵を産み、オスが精子を撒く
そして、稚魚はまた何千キロも旅をしてもとの処へ戻って同じ営みを繰り返す
その間には自然淘汰がなされて・・

ってセリフがあったんやけど、
まあ、人間も似たようなもんさ、ってことを監督は言いたかったんかな?

きわどいシーンもあったりで
カッコイイって思える人はいないんやけど
役者さんたち抜群、み~んなウマいわ

とっても大人なシブ~イ映画でしたね

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